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株式会社プレゼントデザイン

では、何が価値になるのか。

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

差別化は、もう終わり。

昨日、そんな話を書きました。

少し乱暴な言い方だったかもしれませんが、
住宅業界に限らず、
多くの分野で同じ現象が起きているように感じています。

では、差別化が意味を失ったあと、
何が価値になるのでしょうか。

家づくりの相談を受けていると、
こんな思いが、言葉の端々から伝わってきます。

「失敗したくないんです。」

家は、安い買い物ではありません。
多くの人にとって、
一生に一度かもしれない選択です。

だからこそ、人は、
“正解”を探そうとします。

性能の数値。
断熱等級。
耐震等級。
補助金。
YouTubeの評価。
SNSの評判。

どれも、間違ってはいません。

しかし、
数字だけでは、
本当の安心にはたどり着けない。

私は、そう感じています。

性能は、もちろん大切です。

むしろ、性能は「前提条件」です。

しかし、性能だけでは、
人はその家を「好き」にはなりません。

どれだけ性能が高くても、
そこに「思い」がなければ、
家はただの箱になってしまう。

では、何が価値になるのか。

私は、それは
「どれだけ、その家を好きでいられるか」
だと思っています。

ある家族にとっては、
冬に寒くないことが、何よりの価値になる。

ある家族にとっては、
子どもが走り回れることが、価値になる。

ある家族にとっては、
親と安心して暮らせることが、価値になる。

性能は、
それらを支える「土台」に過ぎません。

土台だけでは、
暮らしは生まれない。

でも、土台がなければ、
暮らしは崩れてしまう。

私は、設計者の仕事とは、
「正解を提示すること」ではなく、
「その人にとっての暮らしを、一緒に見つけること」
だと思っています。

差別化の時代が終わったあとに残るのは、
派手なデザインでも、
安さでもなく、

「この家でよかった」と、
何年も後に思えるかどうか。

それだけなのかもしれません。

これからの時代、
設計者に求められるのは、
センスでも、
技術でもなく、

もしかすると、
「共感力」なのかもしれません。

目の前の図面だけでなく、
10年後の暮らしを想像できるか。

数字だけでなく、
家族の時間を想像できるか。

差別化の次に来る価値とは、
「未来まで責任を持つこと」なのかもしれません。

もし、あなたが家を建てるなら、
何を基準に選びますか。

安さでしょうか。
デザインでしょうか。
それとも、
10年後も、20年後も、
「この家でよかった」と言えること。

私は、
その答えを一緒に探す仕事を、
これからも続けていきたいと思っています。

それでは、また次回。

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