家百マガジン

こんばんは Mulberry House 桑原人彦です。 今年は花粉が多いですね。薬を飲まないと大変なことになります。 ここ2，3年はコロナもありマスクをしていたので薬も飲まなかったですが今年は花粉量も多いですし久しぶりに飲んでいます。 コロナ過で良かったことといえばマスクが以前ほど苦にならなくなったって事ですかね。立体裁縫のものも増えましたし今は外に出るときはマスクをしています。 私は杉花粉だけなのであと一か月ほどの辛抱です。 家の性能といえば耐震性、断熱性がまず思い浮かぶと思いますがそれだけではないです。耐久性もしっかりと考えなければなりません。 耐久性に関しては項目が多いので何回かに分けてお話しできればと思います。 まず初めに屋根構造に関してお話しできればと思います。 弊社の屋根構造は２重屋根になっています。 １層目は垂木を落とし込みその上に構造用合板を張って水平構面を形成し耐震性も上げています。2×4で言うところのモノコック構造になります。そして透湿性のあるルーフィングを敷きます。 ２層目はその上に通気垂木を流し桧無垢の野地板を張りまずゴムアスルーフィングを敷いて、さらにその上に熱に強いルーフィングを敷き２重に敷きます。 構造はこんな感じです。 使う素材も重要です。 １層目の透湿ルーフィングはドイツのウルトというメーカーのウートップトリオUV2SKを使います。 桧の無垢板は熱にも湿気にも強い素材です。弊社の屋根はガルバリウム鋼板を使うことが多いので夏はかなりの高温になります。熱、湿気に強い素材は必須です。ゴムアスルーフィングは釘などが貫通した穴に追随して雨を通しにくくします。その上のルーフィングもドイツのウルト社のハイムシールドルーフ2SKを使用します。熱に強く耐久性のある素材です。 2重構造にすることで何がいいかというと屋根は通気の最終出口として棟換気をすることが多いです。要は屋根に空気の出口として穴をあけるのです。 棟換気の部分にはもちろん雨が入りにくい部材を使うのですが100％雨が入らないとは限りません。 仮に雨が入っても2重屋根にすることで1層目のルーフィングで雨漏りを防ぐことができます。 また1層目のルーフィングと外壁の透湿防水シートを絡めることで家全体を防水紙で包むことができます。 そうすることで雨漏りのリスクをかなり減らせると思います。 通気層を設けることで耐久性に影響のある湿気も逃がすことが出来ますし、万が一雨が入っても通気層を通って外部に流すこともできるので部屋内には雨が入りません。 透湿ルーフィングなどの素材に海外製品を使うのも耐久性、性能ともに国産品を凌駕しているからです。 この分野での性能に関して国産品は余りにも遅れています。 それはつくり手が金額だけにフォーカスし肝心な性能に無頓着なことが原因かと思います。実に嘆かわしいです。 木造の家は屋根も外壁も薄いシートで防水をしています。個人的にはその部分に金額のことを気にして耐久性の高い素材を使わないことが信じられません。 例え高価な素材を使ったとしても何百万円も金額がアップするわけではありません。 そんなことより雨漏りのリスクを限りなく下げることが、つくり手の責任だと思います。 つらつら長文を書いてしまいましたがなかなかわかりづらいと思います。 静岡県西部にお住まいで、この地域で家づくりをお考えの方はぜひ弊社モデルハウスにお越しください。画像を交えてもっとわかりやすくご説明いたします。 今回はこの辺で。 次回をお楽しみに。

youtube & 見学会写真を1枚だけ

インスタライブってやつをします。

最近の建築費は？

害虫駆除も必要。

○○工務店らしい家ですね。

～肌に触れる部分は一番大切に！～

坂本龍一さんを思う。

プライベートをどう過ごす？

100通り

耐久性って大事です。

耐震等級５って何ですか？

～春の息吹～

家百パートナー企業様