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グランドカバーで雑草対策!おすすめ15選と失敗しない選び方
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グランドカバーで雑草対策!おすすめ15選と失敗しない選び方

庭の草取りが嫌で嫌で、ある夏に「もうコンクリートで全部埋めてしまおうか」と本気で思ったことがあります。でも実際にグランドカバーを試してみたら、3ヶ月後には雑草の量が明らかに減って、しかも庭が緑でおしゃれになった。この体験が、今回この記事を書こうと思ったきっかけです。

グランドカバーは単なる「雑草の代わりに植える植物」ではありません。選び方と植え方さえ間違えなければ、年間を通じて草取りの手間をぐっと減らせる、庭づくりにおける最強のソリューションの一つです。

この記事の結論はこちら
  • グランドカバーは地面を覆って光を遮断することで雑草の発芽を物理的に抑制する
  • 日当たり・土質・用途に合った品種を選ぶことが成功の絶対条件
  • クリーピングタイムやリシマキアなど手間いらずの宿根草が特に初心者向け
  • ミントやスギナに似た性質を持つ品種は「植えてはいけない」要注意リストに入る
  • 植え付け前の土壌処理と防草シートの組み合わせで効果が格段に上がる

目次

1. グランドカバーとは?雑草対策になる仕組みと3つのメリット

グランドカバーとは?雑草対策になる仕組みと3つのメリットを表す図解イラスト

1-1. グランドカバーが雑草を抑える本当の理由

グランドカバーとは、地表を低く覆うように広がる植物の総称です。芝生も広義ではグランドカバーに含まれますが、最近ガーデニング界で注目されているのは芝生より管理が楽な草花や低木のこと。

雑草が生えるメカニズムはシンプルで、「光・水・土」があれば発芽します。グランドカバーはこのうち光を地面に届かせないことで、雑草の種が発芽する前に芽を摘む、という物理的な戦略を取ります。完全に遮断するわけではありませんが、裸地と比べると雑草の発生量は劇的に減ります。

プロガーデナーの実践動画などでも「雑草対策の最強の方法」としてグランドカバーが取り上げられることが増えており、薬剤を使わない点も家庭菜園近くや子どものいる庭で選ばれやすい理由の一つです。

1-2. グランドカバーを使う3つのメリット

① 草取りの頻度が劇的に減る 完全ゼロにはなりませんが、裸地の状態と比べると草取りの手間は体感で半分以下になることが多いです。グランドカバーを植えて3ヶ月後の観察記録でも「雑草の量が明らかに減った」という報告が複数あります。

② 見た目がおしゃれになる コンクリートや砂利では殺風景になりがちな場所でも、緑の葉や小さな花が広がることで庭に表情が生まれます。花の咲くグランドカバーを選べば5年以上植えっぱなしでも毎年楽しめます。

③ 土の乾燥・流出を防ぐ 地表を覆うことで直射日光による水分蒸発を抑え、雨による土の流出も防ぎます。傾斜地や法面(のりめん)では特に大きな効果を発揮します。


2. 失敗しないグランドカバーの選び方【日当たり・用途別】

雑草対策の失敗しないグランドカバーの選び方【日当たり・用途別】を表す図解イラスト

2-1. まず確認すべき「日当たり」の分類

グランドカバー選びで最初に失敗する原因の多くが、日当たりの見極め違いです。植物ラベルの「日向・半日陰・日陰」はざっくりとした表記で、実際には以下のように分けて考えると選びやすくなります。

環境 1日の日照時間 代表的な品種
日向 6時間以上 クリーピングタイム、TM9
半日陰 3〜6時間 クローバー、ディコンドラ
日陰 3時間未満 リュウノヒゲ、ツルニチニチソウ

北側の庭や建物の影になりやすい場所は、思っているより日照時間が短いことが多いので、実際に時間を変えて確認してから選びましょう。

2-2. 用途別の選び方チェックリスト

踏まれる場所か、踏まれない場所か アプローチや通路など人が歩く場所には、踏圧に強い品種が必須です。クリーピングタイムやグラウンドカバーローズは踏圧に比較的耐えますが、柔らかい葉のリシマキアや繊細なバコパは踏まれる場所には向きません。

広さはどのくらいか 狭いスペース(1〜2㎡)なら成長が緩やかな品種でも管理できますが、広い範囲をカバーしたい場合は繁殖力が強めで横に広がりやすい品種を選ばないと、いつまでも隙間から雑草が生えてきます。

暖地か寒冷地か 関東以南の暖地では冬も葉が残る常緑性が使いやすく、東北・北海道などでは冬に地上部が枯れる品種が多くなります。カーメン君(人気園芸YouTuber)の動画でも「暖地でも安心な品種かどうか」を確認することを強調しており、品種選びの際は必ず耐寒性をチェックしましょう。

2-3. 「ずぼらガーデニング」向けの条件

管理を最小限にしたいなら以下の3条件を満たす品種を選ぶのがコツです。

  • 宿根草(毎年植え直し不要)
  • 病害虫に強い
  • 過湿・乾燥に比較的耐える

この条件を複数満たす品種が、次のセクションでご紹介する「本当のおすすめ」です。


3. 雑草対策におすすめのグランドカバー植物15選

雑草対策におすすめのグランドカバー植物15選を表す図解イラスト

3-1. 日向向け(6時間以上の日照)

① クリーピングタイム 踏圧にも強く、初夏にピンクの小花が地面を覆う人気品種。乾燥に強く、一度定着するとほぼ放置でOK。7年間植えっぱなしで雑草抑制効果が続いているという記録もあります。ハーブなので踏むとほのかな香りも楽しめます。

② TM9(ティーエムナイン) トヨタが開発した省管理型の高麗芝。通常の芝と比べて草丈が低く刈り込み頻度が少なくて済みます。踏圧に強く、公共施設や一般家庭の庭にも普及中。

③ クローバー(白詰草) 入手しやすく繁殖力もあり、雑草対策の代表格。ただし繁殖しすぎる面もあるので、広い場所向き。蜜蜂が来ることが気になる方は花の時期に注意を。

④ ディコンドラ(シルバーフォールズ) シルバーグリーンの小さな丸葉が美しく、乾燥に強い。下垂する性質を活かしてハンギングにも使えます。

⑤ ヒメイワダレソウ(リッピア) 横に這うように広がり、夏の間白〜ピンクの小花を次々と咲かせます。踏圧に強く、駐車場周りでも使われることがある丈夫な品種。ただし繁殖力が非常に強いので境界管理が必要。

3-2. 半日陰向け(3〜6時間の日照)

⑥ リシマキア・ヌンムラリア(オーレア) 黄緑色の小さな葉がかわいらしく、グランドカバーの中でも特に人気の高い品種。耐陰性があり、花壇の縁どりにも使いやすい。

⑦ アジュガ 春に青紫の穂状の花を上げ、葉も銅葉・斑入りなど品種豊富。日陰でも旺盛に広がり、初心者向けとして複数のプロガーデナーが推薦しています。

⑧ ワイルドストロベリー 小さな白い花と赤い実が楽しめる一石二鳥のグランドカバー。半日陰に対応し、子どもが喜ぶ実も生ります。

⑨ タピアン(バーベナ) 這性バーベナとも呼ばれ、春〜秋まで長期間花が続きます。見た目がおしゃれで花壇の前景や斜面に向いています。

⑩ スウィートバイオレット 濃紫の花が愛らしい宿根草。日陰でも育ち、自然にこぼれ種で増えていくため省管理。

3-3. 日陰向け(3時間未満の日照)

⑪ リュウノヒゲ(ジャノヒゲ) 常緑でゆっくり広がり、非常に丈夫。一度定着すれば日陰の裸地をしっかり覆います。大型の「タマリュウ」は間隔を詰めて植えると早くカバーできます。

⑫ ツルニチニチソウ(ビンカ・マイナー) 光沢のある深緑の葉が美しく、春に青紫の花を咲かせます。半日陰〜日陰に強く斜面の土留めにも効果的。ただし繁殖力が強いため注意が必要(後述)。

⑬ フッキソウ 低木に分類される常緑の植物で、樹木の根元の日陰に使いやすい。ゆっくり広がりますが非常に長命で、一度植えると数十年維持できます。

⑭ ヘデラ(アイビー) 最もよく知られたグランドカバーの一つ。耐陰性・耐乾性ともに高いですが、旺盛に伸びるため定期的なカットが必要です。

⑮ ハツユキカズラ 白・ピンク・緑のグラデーションが美しいテイカカズラの品種。日陰でもカラフルな葉が映え、花壇の縁やフェンス下に映えます。


4. 植えてはいけないグランドカバーと注意すべきデメリット

雑草対策の植えてはいけないグランドカバーと注意すべきデメリットを表す図解イラスト

4-1. 増えすぎて手に負えなくなる要注意品種

「雑草対策のために植えたら、自分が雑草になった」という笑えない話がガーデニング界には存在します。特に注意が必要なのは以下の特性を持つ品種です。

ミント類 ハーブとして人気がありグランドカバーに使われることもありますが、地下茎で爆発的に広がります。隣の花壇や菜園に侵入するとほぼ駆除不可能になるため、地植えは推奨されません。鉢に植えて庭に置く方法が現実的です。

ヒメイワダレソウ(リッピア) 踏圧に強くて優秀な反面、繁殖力が非常に強く隣地への侵出が問題になるケースがあります。境界に物理的な仕切りを埋めることが必須です。

ツルニチニチソウ(ビンカ) 日陰に強くて便利ですが、一度広がり始めると管理が難しくなります。特に近くに自然林や空き地がある場合、外来種として生態系に影響する可能性も指摘されています。

4-2. グランドカバーに共通するデメリット

定着するまでの期間は雑草管理が必要 植え付け直後から完全に地面を覆うわけではなく、定着までの1〜2年間は隙間から雑草が生えます。この時期を乗り越えられるかどうかが成功のカギ。

完全に雑草がゼロになるわけではない どんなに優秀なグランドカバーでも、隙間から雑草が出ることはあります。「草取りが要らなくなる」ではなく「激減する」という認識が正確です。

相性の悪い植物への影響 アレロパシー(他感作用)を持つ植物は、近くの植物の成長を阻害することがあります。クローバーなどは比較的穏やかですが、混植の際は相性を確認しましょう。


5. グランドカバーvs防草シート:目的別の使い分けと組み合わせ術

雑草対策のグランドカバーvs防草シート:目的別の使い分けと組み合わせ術を表す図解イラスト

5-1. それぞれの特性を正直に比較する

防草シートとグランドカバーはどちらが優れているか、というより「目的と場所によって使い分ける」のが正解です。

項目 防草シート グランドカバー
初期コスト 低〜中 低〜中
雑草抑制効果(短期) 高い 定着前は低い
見た目 砂利や人工物と組み合わせが必要 自然で美しい
メンテナンス シートの劣化交換が必要 年1〜2回の管理
踏圧 対応品種あり 品種による
傾斜地 固定が難しい 土留め効果あり

5-2. 両方を組み合わせる「最強の雑草対策」

実際に雑草対策の効果を最大化する方法として、複数の人気動画で紹介されているのが「防草シート+グランドカバー」の組み合わせです。

具体的な手順は以下のようになります。

まず植え付けエリアの雑草をしっかり除去し、透水性の高い防草シートを敷きます。その上に穴を開けてグランドカバーを植えることで、定着するまでの空白期間も雑草が生えにくい環境を作れます。

シートは長期間使うと劣化して端がめくれたり、上に土が溜まってそこから雑草が生えたりします。グランドカバーが定着した後はシートの役割を植物が引き継ぐ、という考え方です。

5-3. 「防草シートだけでは解決しない」現実

防草シートは万能ではありません。シートの継ぎ目や端から雑草が侵入すること、シートの上に溜まった腐葉土から雑草が生えること、景観的に美しくないことが課題です。一方のグランドカバーは「放っておいてOK」な状態になるまでに時間と初期管理が必要。この弱点を補い合う組み合わせが、長期的に見て最も手間の少ない選択です。


6. 植え付け前の土壌処理から管理まで:成功する手順と育て方

グランドカバー 雑草対策の植え付け前の土壌処理から管理まで:成功する手順と育て方を表す図解イラスト

6-1. 植え付け前の土壌処理が9割を決める

グランドカバーが定着しない最大の原因は、植え付け前の準備不足です。「とりあえず植えてみたが、雑草に負けた」という失敗談の多くはここに起因します。

STEP 1:既存の雑草を根こそぎ除去する 表面を刈るだけでなく、根を含めて取り除くことが重要です。スギナやドクダミのように地下茎で増える雑草は、根が残ると再生します。除草剤を使う場合は、成分が分解されるまで植え付けを待つ必要があります(製品の指示に従う)。

STEP 2:土壌を改良する グランドカバーは痩せた土でも育つ品種が多いですが、粘土質や水はけの悪い土では根腐れを起こします。腐葉土や堆肥を混ぜて土をほぐし、排水性を改善しておきましょう。

STEP 3:株の間隔を計算して植える 「早くカバーしたいから」と詰め詰めに植えると、蒸れや病気の原因になります。品種の成熟サイズを確認し、半分〜3分の2程度の間隔で植えるのが基本です。

6-2. 植え付け後の初期管理

水やり 植え付け後の1〜2週間は根が張っていないため、乾かないよう毎日水やりが必要です。根付いたと判断できたら(新芽が出てきたら目安)、徐々に水やりを減らします。多くのグランドカバーは乾燥に耐えますが、定着前に乾燥させると枯れます。

追肥 春(3〜4月)と秋(9〜10月)に緩効性肥料を与えると生育が安定します。与えすぎると徒長(間延び)するため、規定量より少なめが安全です。

6-3. 年間を通じた管理カレンダー

時期 主な作業
2〜3月 枯れた葉の除去、株分け・補植
4〜5月 新芽確認、施肥、広がりすぎた部分のカット
6〜8月 水やり(乾燥が続く場合)、伸びすぎたランナーのカット
9〜10月 施肥、植え付けの適期(秋植え)
11〜1月 常緑品種は特に作業なし、落葉品種は地上部を整理

6-4. 「広がりすぎ問題」への対策

グランドカバーが旺盛に育つと、花壇の他の植物を侵食したり、隣地へ越境したりすることがあります。年に1〜2回、エッジラインをスコップで切ることで境界を維持できます。ガーデンエッジング(仕切り材)を埋め込んでおくと、毎年の管理が格段に楽になります。


7. よくある質問:グランドカバーの雑草対策に関する疑問を解消

よくある質問:グランドカバーの雑草対策に関する疑問を解消を表す図解イラスト

7-1. グランドカバーを植えたら本当に草取りが不要になりますか?

完全にゼロにはなりませんが、大幅に減ります。特に定着後(植え付けから1〜2年後)は、グランドカバーの隙間から出てくる雑草をたまに手で抜く程度で済むケースが多いです。「もう草取りは必要なくなります」という表現は少し誇張気味で、「草取りが極端に楽になる」が正確です。

7-2. 日陰でも育つグランドカバーはありますか?

はい、あります。リュウノヒゲ・アジュガ・フッキソウ・ヘデラなどは日照時間が少ない場所でも育ちます。ただし、どんな植物でも極端な暗さ(光がほとんど届かない場所)では難しいです。

7-3. 植えてから何ヶ月で雑草抑制効果が出ますか?

品種と植え方によりますが、旺盛に広がるクリーピングタイムやヒメイワダレソウであれば3ヶ月程度で地面がかなり覆われてきます。リュウノヒゲやフッキソウなど成長の遅い品種は1〜2年かかる場合も。初期のカバー速度を重視するなら、繁殖力が強い品種を選びましょう。

7-4. 雑草とグランドカバーの見分け方がわかりません

植え付け直後は本当に見分けが難しいです。対策としては、植え付け時に植えた場所を写真に撮っておく、苗タグをしばらく残しておく、などが有効です。見慣れてくると葉の形や質感で判断できるようになります。

7-5. 砂利の下から生えてくる雑草にもグランドカバーは有効ですか?

砂利の下から雑草が生える場合、防草シートが劣化しているかシートなしで砂利を敷いているケースが多いです。この状況でグランドカバーを追加するより、砂利を一度取り除いて防草シートを敷き直し、その後グランドカバーを植えるアプローチのほうが根本的な解決になります。

7-6. グランドカバーが冬に枯れてしまいました。どうすれば?

常緑品種でも、寒波が続く年や耐寒性の限界を超えた地域では葉が傷むことがあります。春になると根から新芽が出てくることが多いので、すぐに抜かず様子を見ましょう。完全に枯れた場合は、同じ品種か耐寒性の強い品種に植え替えを検討してください。寒冷地では最初から耐寒性の高い品種(アジュガ・リュウノヒゲなど)を選ぶことが失敗を減らすコツです。


グランドカバーは「植えれば終わり」ではなく、定着するまでの数ヶ月を一緒に育てる感覚で付き合うことが大切です。でも一度根付いてしまえば、毎年草取りに費やしていた時間が、庭を眺めたり他の植物を楽しんだりする時間に変わります。最初の品種選びと土壌準備を丁寧にやることが、長期間の快適な庭づくりへの最短ルートです。

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