こんにちは
エンズホームのオガタです。
リビングに、壁いちめんの大きな窓。
家づくりの憧れの定番で、
写真でも、よく見ますね。
ただ、先に結論を言います。
大きな窓は「付ける」だけでは、
気持ちよくなりません。
オガタが見てきた中にも、
大きな窓を付けたのに
ほとんど開けていない、
カーテンが閉まったまま、、、
そういう家が、意外とあります。
原因は、窓そのものではなく、
窓の「まわり」が
設計されていないこと。
例えば、こんな具合です。
窓を開けて外に出ようとしたら、
床と地面に大きな段差。
一歩がおっくうで、開けなくなる。
窓の上に屋根の出がなく、
夏は日差しがきつくて、
冬は窓際が冷える。
道路やお隣の窓から
部屋の中が丸見えで、
結局カーテンを閉める。
どれも、窓は立派。
困っているのは、
そのまわりです。
そこで、大きな窓を決めるときは
三つを「セット」で決めます。
下から順に。
1 足元の高さ
室内の床と、外のデッキやテラスの
高さをそろえる。
段差がなければ、
外が部屋の続きになります。
2 頭の上
庇(ひさし。窓の上の小さな屋根)や
軒(のき。屋根のはり出し)の深さ。
夏の高い日差しはさえぎり、
冬の低い日差しは奥まで入れる。
雨の日も、少し開けられます。
3 目の高さ
道路やお隣の窓から、どう見えるか。
植栽やフェンス、窓の位置で、
「見られずに、外を見る」形にする。
窓は、壁に開けた「穴」ではなく、
外と中の「つなぎ目」。
つなぎ目の両側まで設計して、
はじめて気持ちよくなります。
それと、一つだけ。
大きな窓は、家の中で
いちばん熱が出入りする場所
でもある。
だから大きくするなら、
性能の良いサッシ(窓枠とガラス)と
日差しをさえぎる工夫は、
セットです。
性能を落として大きくするのは、
順番が逆です。
打合せで、
こう聞いてみてください。
「この窓、開けたらどこに出ますか?」
「外から見ると、どう見えますか?」
図面の窓の線だけでは
分からないことが、見えてきます。
窓の気持ちよさは、
窓の大きさではなく、
窓のまわりで決まる。
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