会員登録・ログイン パートナー企業申請
ロゴ
外壁塗装の費用相場は30坪で80〜120万円!内訳と損しない業者選び
一般社団法人家づくり百貨

外壁塗装の費用相場は30坪で80〜120万円!内訳と損しない業者選び

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれます。

築10年を過ぎたころから「外壁がなんとなく汚れてきた」「ひび割れが気になる」と感じ始め、そろそろ塗装を検討しているという方は多いはずです。でも、いざ調べ始めると業者によって見積もり金額がまったく違う、そもそも相場がわからない、という壁にぶつかります。

結論から言えば、一般的な30坪の住宅であれば外壁塗装の費用は80万〜120万円前後が現実的な目安です。ただし、使う塗料・建物の状態・業者の種類によって最終的な金額は大きく変わります。この記事では費用の内訳から塗料選び、業者の見極め方まで、お金を無駄にしないための情報をまとめました。

この記事の結論はこちら
  • 30坪の外壁塗装費用は80万〜120万円が現実的な相場で、坪数が増えるほど比例して上がる
  • 費用の内訳は「塗料代」「足場代」「人件費・施工費」の3つが大きく、足場だけで15〜25万円かかる
  • 塗料のグレードはシリコン・フッ素・無機の順にコストと耐久年数が上がり、長期コスパはフッ素か無機が優秀
  • 外壁と屋根を同時施工すると足場代が1回で済み、トータルで10〜20万円の節約につながる
  • 複数の地元業者から相見積もりを取り、工事内容を細かく比較することが悪質業者を避ける最大の防御策

1. 外壁塗装の費用相場はいくら?坪数別の目安

外壁塗装の費用相場はいくら?坪数別の目安を表す図解イラスト

1-1. 坪数別の費用目安一覧

外壁塗装の費用は「外壁の面積」に比例しますが、実際の見積もりは建物の坪数(延べ床面積)を基準に話が進むことが多いです。業界歴17年のプロが公開した最新情報なども踏まえると、2025〜2026年時点の相場はおおむね以下のようなイメージです。

坪数の目安 外壁面積の目安 費用の目安(シリコン塗料)
20坪 約90〜100㎡ 60万〜80万円
30坪 約120〜140㎡ 80万〜120万円
35坪 約140〜160㎡ 90万〜135万円
40坪 約160〜180㎡ 100万〜150万円
50坪 約200〜220㎡ 130万〜180万円

注意したいのは、上記はあくまで「シリコン塗料を使った標準的な2階建て住宅」の目安だという点です。フッ素や無機塗料を選ぶと費用は1〜2割程度上がります。

1-2. 「30坪で80〜120万円」の内訳はどこから来るのか

YouTubeで公開されている実例ベースの解説動画でも「30坪でリアルな費用は80万〜120万円」という数字が繰り返し登場します。この幅が生まれる理由は主に3つあります。

まず塗料のグレード。同じ30坪でもウレタン塗料なら60万円台に収まることがある一方、無機塗料を選ぶと120万円を超えるケースも珍しくありません。次に建物の状態。ひび割れが多かったり、コーキング(シーリング)の打ち直しが必要だったりすると下地処理費用が加算されます。そして業者の種類。大手リフォーム会社経由と地元の専門業者では、中間マージンの差で20〜30万円近く変わることも実際にあります。


2. 外壁塗装の費用内訳と工程別単価

相場の外壁塗装の費用内訳と工程別単価を表す図解イラスト

2-1. 見積もりに登場する主な項目

外壁塗装の見積書は初めて見ると項目が多くて戸惑いますが、大きく分けると以下のような構成になっています。

足場工事:仮設足場の設置・解体費用。外壁面積(㎡)ではなく「建物の外周×高さ」で計算されることが多く、30坪の2階建てなら15万〜25万円程度が標準的です。

高圧洗浄:塗装前に外壁全体を高圧水で洗う工程。1〜3万円が相場ですが、業者によっては足場代に込みにしていることもあります。

下地処理(補修):ひび割れ補修やコーキングの打ち直しがここに入ります。コーキングは1mあたり700〜1,200円が目安で、30坪だと総延長が60〜100mになることも珍しくなく、5万〜10万円ほどかかる場合があります。

塗装工事本体:下塗り・中塗り・上塗りの3工程が基本。外壁面積に塗料の単価(1㎡あたり1,500〜3,500円程度)をかけた金額が中心となります。

養生・付帯部塗装:窓枠やテープによる養生のほか、雨樋・破風板・軒天などの付帯部塗装が別途計上されます。合計で5万〜15万円になることが多いです。

2-2. 「3回塗り」が基本である理由

外壁塗装は原則として下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げます。下塗りは外壁材と上塗り塗料の密着性を高めるための下地材(シーラーやフィラー)を塗る工程で、これを省くと数年で塗膜が剥がれる原因になります。

悪質な業者がよくやる手口の一つが「2回塗りで3回塗りと記載する」というもの。見積もりに「3回塗り」と書いてあっても、実際に使用する塗料の品番・色番が下塗り・中塗り・上塗りで明記されているかを確認することが重要です。


3. 費用に影響する主な要因

外壁塗装 相場の費用に影響する主な要因を表す図解イラスト

3-1. 外壁材の種類

外壁材によって塗装のしやすさや必要な下地処理が変わるため、費用にも差が出ます。

窯業系サイディング(最も普及している板張り状の外壁材)は標準的な施工ができるため、費用の見積もりも出しやすいです。一方、モルタル外壁はひび割れが入りやすく補修費が増える傾向があります。ALCパネルは目地が多くコーキングの量が増えるため、コーキング費用がサイディングの1.5〜2倍になることもあります。

3-2. 建物の階数と形状

2階建てと3階建てでは足場の規模が変わり、3階建てなら足場代だけで30万円を超えるケースがあります。また、外壁に凹凸が多いデザインの建物は足場の組み方が複雑になり、同じ坪数でも費用が高くなりがちです。

3-3. 劣化の程度と下地処理の量

塗装のタイミングを見誤ると、下地処理が大規模になって費用が跳ね上がります。チョーキング(外壁を触ると白い粉がつく状態)が出始めたころが塗り替えの適切なタイミングとされており、塗装が必要なサインを見落として放置すると、塗装だけでは済まず外壁材の交換が必要になることもあります。

3-4. 地域・季節

塗装工事は気温5℃以下・湿度85%以上の環境では施工できないため、冬季は工期が延びたり割増料金がかかったりすることがあります。また、地域によって人件費・材料の輸送コストが異なるため、都市部と地方では同じ工事内容でも10〜20%程度の差が生じることがあります。


4. 塗料の種類・グレード別の相場比較

外壁塗装 費用の塗料の種類・グレード別の相場比較を表す図解イラスト

4-1. 主な塗料グレードの比較

塗料選びは「初期費用」と「耐久年数」のバランスで考えるのが基本です。よく比較されるのがシリコン・フッ素・無機の3種類です。

塗料の種類 耐久年数の目安 1㎡あたり単価の目安 30坪での費用目安
アクリル 5〜8年 800〜1,200円 50万〜70万円
ウレタン 8〜10年 1,000〜1,500円 60万〜80万円
シリコン 10〜15年 1,500〜2,000円 80万〜100万円
フッ素 15〜20年 2,000〜3,000円 100万〜130万円
無機 20〜25年 2,500〜3,500円 110万〜140万円
光触媒 15〜20年 3,000〜4,000円 120万〜150万円

4-2. コスパで選ぶならフッ素か無機

「長持ちする塗料はどれか」という疑問に対して、業界の共通見解として多いのが「ライフサイクルコストで見るとフッ素か無機が優秀」という答えです。

たとえばシリコン塗料で100万円かけて10年ごとに塗り直すと、30年間で300万円かかります。一方、無機塗料で130万円かけて20〜25年の耐久性があれば、同じ30年間で2回の塗り替えで済み、総額は260万円程度に抑えられます。初期費用は高くなりますが、長い目で見ると節約につながるケースが多いです。

ただし、10年後に売却予定の住宅に高耐久塗料を使っても費用対効果は低いため、住み続ける年数を考えた上で塗料を選ぶことが大切です。


5. 外壁+屋根塗装を同時に行う場合の相場

外壁塗装 費用の外壁+屋根塗装を同時に行う場合の相場を表す図解イラスト

5-1. 同時施工で足場代が1回で済む

屋根塗装の費用は30坪の建物なら単独で40万〜70万円程度です。ただし、屋根も外壁と同様に足場が必要なため、単独で施工すると足場代が二重にかかります。

外壁と屋根の同時施工にすることで、足場代15〜25万円が1回で済むのが最大のメリットです。外壁と屋根の劣化具合が近い場合には、同時施工を検討する価値は十分あります。

5-2. 外壁+屋根の合計相場

30坪の住宅で外壁と屋根を同時塗装した場合の目安は、100万〜170万円程度です。これは外壁塗装80〜120万円+屋根塗装40〜70万円の合計から、足場代の節約分(15〜25万円)を差し引いたイメージです。

外壁リフォームの選択肢として「塗装・カバー工法・張り替え」を比較したとき、塗装はコストパフォーマンスの高い選択肢です。外壁材が著しく傷んでいなければ、まず塗装で対応するのが費用面では合理的な判断と言えます。


6. 費用を安く抑える方法

外壁塗装 相場の費用を安く抑える方法を表す図解イラスト

6-1. 相見積もりを最低3社から取る

費用を正しく把握するための最初のステップは、複数業者からの相見積もりです。同じ工事内容でも業者によって20〜30万円の差が出るのは珍しくなく、「大手ポータルサイト経由の業者」と「地元の専門塗装店」では中間マージンの有無が大きく影響します。

相見積もりを取る際には、単純に金額だけを比べるのではなく「使用する塗料の品番」「塗装工程の回数」「保証期間」を揃えて比較することが重要です。項目が揃っていない見積もりは比較になりません。

6-2. 閑散期(冬・梅雨)に発注を検討する

塗装業者にとって春(3〜5月)と秋(9〜11月)は繁忙期です。冬季(12〜2月)や梅雨時期は需要が減るため、業者によっては値引きや優先対応に応じやすい時期です。もちろん気温・湿度の条件が整っていることが前提ですが、急がない場合は閑散期を狙う戦略は有効です。

6-3. 補助金・助成金を活用する

自治体によっては外壁塗装を含むリフォームに対して補助金・助成金を交付しているところがあります。国の制度では「住宅省エネ2024キャンペーン」のような断熱・省エネ改修との組み合わせで補助を受けられるケースもあります。工事前に自治体の窓口や公式サイトで確認しておくと、数万円〜十数万円の恩恵を受けられることがあります。

6-4. 値引き交渉は「根拠を持って」行う

「もう少し安くなりませんか」という丸投げの値引き交渉は業者側に響きにくいですが、「他社では同じ塗料でこの金額でした」「足場代をX万円にしてもらえれば決めます」という具体的な根拠を持った交渉は有効です。ただし、値引き額が大きすぎる場合は工程の省略や安価な塗料への差し替えが行われるリスクもあるため、何を削って値引きするのかを必ず確認してください。


自宅の坪数・劣化状況での実際の金額を知りたい場合は、ヌリカエで外壁塗装の適正価格をチェックのような一括紹介サービスで複数社の見積もりを取り、この記事の相場と照らし合わせるのが確実です。

7. 悪質業者を避けるための注意点と業者の選び方

外壁塗装 費用 相場の悪質業者を避けるための注意点と業者の選び方を表す図解イラスト

7-1. 「今だけ」「近くで工事中なので安くできる」は警戒サイン

訪問営業で「今ちょうど近所で工事をしていてついでに安くできる」「今日契約してくれればこの値段」という話し方をする業者は、高確率で悪質業者です。外壁塗装の工事は準備・発注に時間がかかるため、「ついで」で大幅値引きができる理由がそもそもありません。

悪質業者の手口として多いのは「必要のない工事を追加する」「足場代を異常に高く設定する」「施工後に別途請求を追加する」といったパターンです。見積書が1枚紙で内訳がまったくない場合は、必ず明細を要求してください。

7-2. チェックすべき業者の基準

良い業者を見極めるポイントを具体的に挙げると以下のようになります。

資格・許可の有無:塗装工事業の許可(建設業許可)を持っているか、一級・二級塗装技能士などの資格保有者が在籍しているかは確認する価値があります。

保証内容が明確か:「施工保証5年」などの保証が書面で提示されているか確認してください。口頭だけの保証は意味をなしません。

見積もりの内訳が詳細か:使用塗料の品番・希釈率・塗布量まで記載している業者は、それだけ仕事に自信がある証拠です。

施工写真の実績があるか:過去の施工事例を写真付きで見せてもらえるかどうかも判断材料になります。

7-3. 相見積もりで「変に安い」見積もりに注意

外壁塗装の見積もりで100万円の工事が50万円台で出てきたとしたら、それは「安い」のではなく「何かが省かれている」と疑うべきです。具体的には、足場を省く(ロープ作業にする)・塗装を2回塗りにする・格安の無名塗料を使うといった方法で金額を下げることができます。

「この金額は普通です」という感覚を持てるよう、まずは相場観をしっかり持つことが最大の防御策です。適正価格の相場を知っていれば、極端に安い見積もりや高い見積もりに対してすぐに気づくことができます。複数社の見積もりを取り、中間的な金額帯で内容が充実している業者を選ぶというシンプルな行動が、結果的に後悔しない外壁塗装につながります。

この記事のような家づくりを、あなたの地域で。

家づくり百貨には、プロのつくり手同士が「本当に信用できる」と数珠つなぎで紹介し合った全国68社の工務店・設計事務所が参加しています。記事で学んだことを、信頼できるつくり手との出会いにつなげてください。

最近公開した記事

続きを読むには会員登録が必要です。

無料会員登録で、限定コンテンツ読み放題!