こんばんは！
マルトの澤田です。
先週の金曜日は、三重県熊野市へ
弊社の構造材、造作材など
良材を用意してくれている
野地木材工業さんにお客様
をお連れし、みっちりと
木についてのお勉強を
してもらいました。
木の文化や現在に至るまでの
歴史、そもそも木ってどんな
ものなのって所から、自分の
家で使う木を選ぶ所まで。
これから建てる人でも、
建てないけど興味がある人、
熊野に遊びに行きたい人
どなたでも参加できる、
原木見学ツアーです。
何故そんなことをするのか
その理由はこちら
そのツアーで原木市場にも
訪れるのですが、衝撃でした。
見てくださいこの量
伝わりにくいなー（苦笑）
まぁ、とにかくとんでもない
量です。
今まで、何度もこの原木市場
に来ましたが、これだけの
原木量を見たのは初めてです
確かに今は旬の時期（木って
”伐り旬”があるんですよ。
この話はまた別の機会に）
ではあるんですが、
それにしても量がハンパない。
ウッドショックって何？
材料無いってあるやん
ここに！
そう突っ込みたくなりますが、
土曜日に市があるので、今頃
はスッカラカンになるそうです。
少し言い方悪いんですが、
今まで苦渋を味わってきた
山の人からすれば、こんな
高値で売れるタイミングは
逃す訳にはイカン！
出して出して出しまくれ！
って感じでしょうか。
皆さん悪い方に取らないで
下さい。
以前も書きましたが、原木の
値段って本当に安いんです。
だから日本の木材業界は廃れて
しまった
確かに価格は上がりましたが、
現在の価格になってようやく
これからも山の仕事を持続
していけるかもという
ような感じなんですね
少し狂気じみた状況では
ありますが、これがあるべき
状態なのかもしれません。
もちろん家の価格が上がって
いる事は事実でして、実際に
建てるお客様にとっては
良い状況とは言えないかも
しれません。
コロナ前ならもっと安く
建てられたのに、、、
仰る通りで何も言い返せない
こう考えてみてはいかがですか？
バブル期に家を建てた人は
とんでもない利率でローン
を払っておられました。
それから比べたら、逆の意味で
とんでもない低金利で超お得
そんなバブル期からここ最近
までは、ハダカ同然の断熱性能
や、身体に良く無い素材を
使って何千万もする家を建てて
たのに、今は自然素材で安全
な空間で、地震にも強く
とにかく快適。
5％や8％の消費税の頃には
無かった、税制優遇や補助金
が山盛りあります（ちょっと
減ってきましたが、、、）
コロナ前というピンポイント
の時期と比較すると確かに少し
お得感は薄れますが、トータル
で考えれば決してそこまで悪く
はない。
別の側面で考えると
外材が入らない事で国産材を
使う会社が増え、今まで使われ
なかった木が伐りだされ、その
利益で新たな木が植えられ、
きれいな空気を供給してくれる
外材を運ぶ油も減りますから
ダブルで環境にやさしい。
怪しくなってきた地球環境の
せいで子や孫たちの将来が不安
だったのが、このおかげで
少しマシになるかもしれない。
出来るだけ、国産の物を使って
いけば内需も拡大していく。
決して悪い事ばかりでもない
ように感じています。
つまり、恐竜が絶滅した彗星の
衝突のように、コロナのせいで
おかしくなった状況をリセット
してくれて、正しい世の中の形
にしていてくれているのでは
ないかという風に感じた訳です。
この原木の山が、まっとうな
製材所・工務店に行き渡り、
より良い家造りと環境に
繋がればと願わずには
いられません。
おっ、なんかマジメメルマガ！
明日は自分らしくもうちょい
おふざけの内容にしますね
ではでは
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