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凰建設 株式会社

リノベを諦めないで

凰建設の森です。

本日午前中は防災訓練。
消防団の活動ですね。

お昼からは資金計画。

非常に予算的に厳しい。
とはいえ誰のせいでもない。
そんな資金計画です。

今現在、ウッドショックや
その他のショックが原因で
新築住宅の価格は爆上がり。

契約金額は何だったの?
っていうくらい、契約後に
バンバン金額が吊り上がる
という話もよく聞きます。

木材だけの話であれば、
地元木材をメインに使う
弊社はなんとかなっていた。

しかし、今はほぼ全ての
住宅資材が値上がり中。

うちも当然影響を受けてます。

お施主様に転嫁しないという
方針は変わらずやってますが
どこまで耐えられるか。

しかしそれも今施工中の
お施主様の話です。

今後相談を受ける方には、
各種ショックを織り込んだ
予算計画を提示するしか
ありません。

着工して逃げられなくなってから
金額を吊り上げるよりは、
事前に伝えたほうが良心的。

そう思いますが、なかなか
難しいですね。

入口の敷居を低くして、
後から値上げをする方が、
経営戦略的には低リスク。

住まい手がリスクを負うか
つくり手がリスクを負うか。

どちらがいいんでしょうね?

新築住宅業界は、コロナ禍の
好景気に支えられてますが、
このまま値上がりが続くと、
当然家を建てる人は減る。

現に、8月以降は、
住宅展示場来場者数が
前年割れになってきてます。

受注も取れず利益も上がらず、
倒産する建築会社は増えるかと。

今から注文住宅を建てる方。
色んなリスクが高まってます。
どうぞ細心の注意を。

本日の資金計画のお客様
建て替えの計画だったのですが
最終的に提案したのは、
断熱リノベになります。

断熱リノベと新築の、
最大の違いは、地盤、基礎
そして構造。つまり耐震等級。

断熱はG2でもG3でもやれる。
しかし耐震だけは、限界が。

そこさえ納得いただけるのなら
断熱リノベはとてもお勧め。

建て替えたり違う敷地に
家を建てるよりも、はるかに
環境負荷も小さい。

同じ家に住みながら、
全然違う温熱環境に
生まれ変わるのを体感できるのも
また面白い経験になります。

2000年以降の家なら、
断然リノベをお勧め。
1990年以降の家なら、
たぶんリノベできるはず。
1980年第は慎重にインスペクションを。
1970年代以前は、
厳しい建物の方が多い印象。

私たち建築会社はとかく
新築をお勧めしがちです。

その方が断然楽ですから。

しかしそんな事をやってては
日本のお金はどんどん溶けていく。

使える建物は使う方向で
考えていく方がいいに決まってる。

築30年40年の家に住む方、
どうかリノベを諦めないで。

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