「総建築費の最新情報（首都圏）です」

こんばんは 明日は先週の逗子のお宅に続き、二週連続での上棟予定。場所は戸塚区の閑静な住宅街で二台分ガレージ＆収納の離れがある家となります。こちらも土地の仲介をさせて頂いたワンストップスタイルでのお付き合いです。 さて、先日SNSでもアップした「譲葉の家」のルームツアーを公式YOUTUBEページにUPしました。4分ほどの長さなのでお気軽に覗いてみてください。チャンネル登録まだの方は是非お願いします！ https://ki-kobo.net/l/m/Y790B67aRQ3It5 さて前回に続いて価格のオハナシ 前号で 「本当のゴール（建築総費用）を知るために大切なこと」 をお伝えしましたが、今日は世間の実勢のオハナシを少々。 今年も住宅の単価が「住宅生産団体連合会」から発表されています。 「戸建注文住宅の顧客実態調査」報告 こちらでは主要都市圏における注文戸建住宅の実際を調査しているもので2023年度のデータはこうなりました。 ◇家の平均サイズ：延床 123.5㎡（37.3坪） ◇建築費： 4,566万円（昨年度より342万UP） ◇土地込費：6,681万円（昨年度より311万UP） ※うち土地分は2115万円 実際の建築総費用は解体工事も入れるべきで ◇建築費（解体費含）： 5,236万円 ただこれ、実際には植栽や外構工事など、住宅メーカーなどは別工事で住まい手さんが直接発注していることも多いので、実質はもう少し上がると思われますが・・。 建築費のみを過去からの上昇率で見ると ・2021年度 3816万円・2022年度 4224万円・2023年度 4566万円 となっています。 去年からは 8.0％ UP一昨年から 19.6％ UP 解体費を含めた総費用は 二年間で 21.0％の上昇率 そうです、これまで内輪の話としてお伝えしていた「少なくても２割は上がった感覚」とほぼ近い実勢価格の結果に納得。 造っている側がいうのも変な話ですが、自分達でも正直、頭の中で数年前の感覚に乗算してお答えしている感覚があります。そう、我々自身もまだ慣れてないんです（汗） 同じものがたった２年で割高となるんだからそう簡単に受け入れ難い話です。 でもこれが市場の結果です。 なので、総予算が上げられないなら ・ボリュームを小さくする・性能や仕様を下げる がシンプルな手段となる。 ただ、小さくするといっても同じ金額で終わらせるには家のサイズの平均値の 「37坪の家 を 30坪以下に小さくする」 必要が出てきます。 一度イメージしたものを7坪以上小さくするというのは大変なことですね。 だからなおさら必要充分を最初にしっかりと見据えておくことが大事になる。 住宅ローンは価格高騰に呼応して融資枠を増やせないし、何しろキャッシュフローが成り立たなくなるわけですから。 だからデータで目立ったのは、価格上昇の対応するため、住宅資金贈与の部分が増えてきたことが見えます。 ボリュームゾーンの30代では27％ぐらい贈与が若年世帯の持ち家取得に貢献しています。 本当に皆さん苦労しながら画策して予算調達をしなければならないような住宅を手に入れる大変さを我々も受け止めて対応しなければと思います。 そこでやはり大事なのは家の 「価値感」 そこに尽きるわけで、モノの価値を見定める努力を続けるしかないと思いますので、お互い情報収集とコミニュケーション頑張りましょうね。 ではでは。

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家百パートナー企業様