会員登録・ログイン パートナー企業申請
ロゴ
輝建設 株式会社

暮らし整え系?意匠譲れない系?

こんにちは。
輝建設のコハラです。

今日は、
「暮らしを整える工事」と
「意匠を整える工事」について。

なんか難しそうですが、
そんな大層な話ではありませんので。笑

==========
たとえば、
冬の朝、廊下に出ても寒すぎない。
キッチンから洗面まで動きやすい。

収納がちゃんとある。
欲しいところにコンセントがある。

こういうのは、
「暮らしを整える工事」
だと思っています。

断熱や窓、水回り、収納、動線など。

完成写真にはあんまり写りませんが、
住み始めると毎日効いてくるところです。

==========
一方で、
壁を漆喰で塗る。

古い天井板を洗う。

古建具を直す。

照明をええ感じにする。

こういうのは、
「意匠を整える工事」。

こっちは写真にも写るし、
考えていて楽しい。

みんな大好きです。
私も大好き。

インスタには
こっちばっかり載せてるので、
お前さんがそうなのは
わかっているという感じでしょうか。
あい、すみません。

==========
家づくりを始めると、
どうしても
床はこれ、
キッチンはこれ、
タイルはこれ、
となりがちです。

でも、
工務店歴長めのおじさん的には

その前に、
「この窓、めちゃ寒いですけどどうします?」
と老婆心ならぬ
老爺心から
お尋ねついついしてしまいます。

格好いい洗面台の前に、
「電気髭剃りどこ置きますのん?」
とか。

地味なんですが、
暮らしには結構大事です。

そこにお父さんの場所はありますか、と。泣

==========
古民家再生でも、
古建具を直して、
漆喰を塗って、
古材をきれいにして、
照明もバッチリ。

めちゃくちゃ格好よくなった。

でも、
冬になったら
「さむっ!」
では、
意匠は整ったけど、
暮らしはあんまり整っていません。

==========
だから、
わたし自身はまず
「暮らしを整える」
というところがあって、

その先に
新築のように
きれいに作り替えるのか、

美術館のように
古いものを美しく見せるのか、

あえて古びた感じを残すのか、
という「意匠を整える」が
あるのかなと思っています。

意匠を譲らず、
暮らしも譲らない。

これが一番ですが、
これがなかなか予算的には厳しい。

そう、厳しいんです。

減額案的な提案をしますが、
仕様を落とすぐらいでは
全然追いつきません。

なにかをやめるぐらいでないと
追いつかないことが多いぐらいです。

左官をビニクロにするぐらいでは
ぜんぜんダメなんです。

====
いやいや、
私は暮らしを整えていらんと。

多少不便でも
この雰囲気が欲しいねん。

というのも、
全然ありです。

意匠を整える方に
全振りする。

あるいは、
そちらに大きく
軸足を置く。

人それぞれ。

正解はありませんので。

が、暮らし100で意匠ゼロ
その逆で
暮らしゼロで意匠100

というのは現実的ではありません。

====
なので、大事なのは、
その衣装と暮らしの工事のバランス感覚を
工務店と共有することかなと。

暮らしやすさを
どこまで求めるのか。

古さを残したり、
美しさとか、
好みの見た目をどこまで実現するのか。

多少不便でも絶対残したいものは何か。

逆に、
見た目は多少妥協しても
快適にしたいところはどこか。

このへんが共有できていないと、

工務店側も
「どのへんがええ頃合いなんやろ?」
が分かりません。

====
よくわからんから
お任せしますという話でもなく、

あなたがここだけは
断熱材いれといたほうがいいというから
お任せするけどどれぐらいまで
できますのん?
私の家の意匠(=見た目)。

逆の私、バキバキに生活道具としての
最上級の家にしたいから
内装はもう少しでも安いのでいいのに
床だけ無垢材貼れっていうから
しゃーなし、プリント合板やめて
杉の無垢板にしますけど
うちの断熱性能、
それでどれぐらいですのん?

という感じだと
極端ですが、
まあ、もうちょっと
振れ幅持っていただくとして
それなりの感じで
やらせてもらえるというか

施工例などや
OBさん宅などいって
まあこの人たちなら
これぐらいの意匠、
仕上げなのかなと
いうようなあたりを
つけておいてもらうといいますか。

(あ、ちなみに当社では
図面をしっかり書いたり、
見積書などを事前に見てもらって
工事をしているので
口頭だけで工事をすすめると
いうことはありませんので)

====
結果、
きれいにしすぎたり、
逆に残しすぎたり、
性能にお金をかけすぎたり。

悪気はなくても、
なんか違うなあ、
という提案に
なりにくい関係を作れるかどうかが
非常に重要かなと。

「肌感で伝わるところを
書面にして、やり取りできる」

「書面でしかやり取りできなくて
そこからしか選べない」

うまく言葉にできませんが、
できるだけ上の条件に
当てはまる人と
工事できると

理想にちかくもないけど
納得のいく落とし所ある
提案をしてもらえるのかなと思います。

==========
特に予算が限られているときは、

「これは暮らしを整えるためのお金」

「これは意匠を整えるためのお金」

と分けてみると分かりやすいです。

漆喰は今回はやめとこか。

柱の傷もそのままでええやん。

でも、
床下の断熱は今やっとこう。

配管も壁をめくっている今のうちに替えとこう。

逆に、
この格子戸が好きでこの家を買ったんやから、
これはお金がかかっても絶対残そう。

それもありです。

==========
家づくりには、
みんなに共通する正解があるわけではありません。

暮らしを整える。

意匠を整える。

どちらにどれくらい軸足を置くのか。

その頃合いは人それぞれです。

だからこそ、
工務店に
「こんな家にしてください」
だけではなく、
「私たちは、このくらいのバランスが好き」
まで伝えてみる。

そこが共有できると、
提案もずいぶん変わってくると思います。

全部ピカピカにするのが正解でもないし、
古いものを全部残すのが正解でもない。

その家と、そこで暮らす人にとっての
「ええ頃合い」
を一緒に探す。

古民家再生含む
リノベなんかは、
結局そこが一番大事なんかなと思います。

====
新築に比べて、
大きく違うのは
何十年も前からのそのままの部分と
最新の性能と好みの仕上げに
なっている部分とが
共存する家になるから。

新築は性能や見た目のグレード下げても
新品です。
そう極端には悪くはない(きちんと施工していれば)。

リノベの元物件は
性能悪かったり見た目も悪いものが
何十年の経年劣化を含んでいるわけで、
それらを残置したまま
暮らす可能性もあるわけです。

そのあたりで
予算ありきのリノベなら
なにかを切り捨てていかないといけない場合が
ほとんど。

そこのマイナス部分をうまく提案できるというか
そのマイナスをどう使いこなすのか(暮らすのか)
ということまで見据えて、

提案をしてくれる工務店さんが
リノベ相談相手にいいのかなと思います。

ということで、また次回。

====

うちですか、そりゃもう、
リノベが多いので予算としたいことのせめぎ合いの中で
いろいろとプランや仕様の変更、
見積もり調整などをさせてもらっています。

なので、
具体的な提案前に、
本当の予算を教えてほしいなと。

というのはあとからあと300万でますとか
だと、提案や仕様の積み上げ方が
全然変わってしまったりするわけなんです。

はあはあ、書き出すとついつい長文に。

全開口のサッシは高いけど
既存の木製建具を
全部引き込めるように改造。

窓の気密断熱性能ガチ勢から、
怒られそうなので
写真はここだけにひっそりと・

しまった状態
↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/x5VKmIbnFLH6EZ

全開状態
↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/JE44PIaFwRyTF7

掃き出し窓でも
全開!
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/amJpApg0qXRBHA

ーーーーーーーーーーーーーーー
メルマガの感想やご意見を募集しています!
https://m.terukensetsu.jp/l/m/qYpm8KoUtAMOVb
ーーーーーーーーーーーーーーー
【Instagram】
https://m.terukensetsu.jp/l/m/JYkGtfBxtFYNmW
ーーーーーーーーーーーーーーー
【Facebook】
https://m.terukensetsu.jp/l/m/nqi1kljHxWZcOI
ーーーーーーーーーーーーーーー
【輝建設ホームページ】
https://m.terukensetsu.jp/l/m/SiMZEq7LLllL0L
ーーーーーーーーーーーーーーー
【輝建設ブログ】
https://m.terukensetsu.jp/l/m/adK4b6Qbv1vMbr
ーーーーーーーーーーーーーーー
【輝建設コハラの古民家再生ラジオ】
https://m.terukensetsu.jp/l/m/thfT6L2QGHbH9X
過去ログのみになります。
ーーーーーーーーーーーーーーー
メルマガ解除はコチラ(解除しますと再登録できません)
https://m.terukensetsu.jp/l/m/38BJz2sfo8BQ2R

この記事を書いた人

小原 響

輝建設株式会社(大阪府東大阪市)

ホームページを見る

X(Twitter)FacebookInstagram

この記事のような家づくりを、あなたの地域で。

家づくり百貨には、プロのつくり手同士が「本当に信用できる」と数珠つなぎで紹介し合った全国68社の工務店・設計事務所が参加しています。記事で学んだことを、信頼できるつくり手との出会いにつなげてください。

最近公開した記事

続きを読むには会員登録が必要です。

無料会員登録で、限定コンテンツ読み放題!