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株式会社プレゼントデザイン

断熱材の選び方を解説!

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

今日は朝2組の構造見学会の案内。
午後はZOOMで3組と打ち合わせです。

間の隙間時間でメルマガ書いています。

今日の構造見学会の会場である
落合南の家は、
壁は高性能グラスウール105mm
天井も同じく高性能グラスウール310mm

1階の勾配天井部分は
ネオマフォーム90mmに加えて
高性能グラスウール180mmとしています。

ちなみに同時期に工事中の
三迫の家は上記高性能グラスウールが
セルロースファイバーに置き換わっています。

私がよくつかう断熱材は
以下になります。

・高性能グラスウール
・ネオマフォーム
・ミラフォームラムダ
・セルロースファイバー

選び方としては、
高性能グラスウールは一番安価なので、
天井断熱や外壁に使います。

勾配天井などで、
屋根の厚みを薄くしたいときには
薄くても性能が高いネオマフォームを
採用します。

ネオマフォームは火に強い特徴があるので、
火災リスクが高い場所、
屋根や外断熱の場合に採用します。

基礎断熱は火災リスクは少ないので、
安価で性能通い、
でも火に弱いミラフォームラムダ
といった感じです。

時々、セルロースファイバーが
高性能グラスウールより
性能が高いと勘違いしている人がいますが、

高性能グラスウールの熱伝導率は0.038W/Km
セルロースファイバーは0.040。

熱伝導率は熱の通しやすさですので、
高性能グラスウールのほうが、
セルロースファイバーよりも
5%性能が高いことになります。

では、なぜセルロースファイバーを使うのか、
それは環境性能になります。

ガラス繊維でできているグラスウールよりも
新聞紙でできているセルロースファイバーのほうが、
環境負荷が低いことになります。

工務店時代には
発泡ウレタンを使っていましたが、
今は使いません。

理由は使わなくても
気密がとれること、
火災リスクがあること、
環境負荷が高いことです。

発泡ウレタンは解体時は
木材と分離して
処分しないといけませんが、
その分離は結構手間がかかります。

高気密高断熱住宅をつくるには
発泡ウレタンは簡単なのですが、
別の工夫で気密を取ることが
難しくなくなったら、
選択肢から外れた結果になりました。

発泡ウレタンがだめとまではいいませんが、
あなたの考えにあう
断熱材を選んでください。

断熱材に関しては
動画もありますので、
こちらもよろけえれば
見てみてくださいね。

それでは、また次回。

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