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凰建設 株式会社

そして全ては埋もれていく

凰建設の森です。

本日は一日会議日。
社内の会議も社外の会議も。

今朝、事務所に面白いお便りが
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/ntpLOWBiD9MLF8

業界のマッチングサービスは
色々ありますが、ごめんなさい
これは存じ上げてませんでした。

会社名を見ると、知っている
会社もちらほら名前が。

調べてみたら月額の広告費で
自社HPに誘導してくれる感じ。
地図で有名なゼンリン東海さんが
手掛けられているとのことでした。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/0AnUYxDFDPzQXi

インターネットが普及していなかった
1980年代くらいまでは、
あらゆる情報はマスメディアが
発信媒体となっていました。

消費者は情報を仕入れるためには
TVや新聞、雑誌等を読んでいた。

しかし、ネットやSNSの普及に伴い
情報はマスメディアだけが扱える
専売特許から、個人でも発信が
できるものへと変わっていきました。

昔は農協さんを通してしか、売り買い
出来なかった食材なども、今は
農家さんから直接買うことが
できる時代になってきました。

商品の小売りも、問屋さんではなく
メーカーから直接買う時代へと
変わってきました。

しかし、誰もがそれをやり始めると
結局自社の情報は膨大な競合相手に
埋もれてしまうことに。

膨大な商品の情報をまとめるために、
Amazonや楽天などのECサイトが
登場することになり、結局は問屋的な
ものが再登場することに。

自社でECサイトを持っている会社は
価格.comみたいなものがまとめ役に。

結局なにを見ればよいのか?
というネットの買い物の仕方を
まとめたサイトも乱立しています。

5ちゃんねるやtwitterなどの
匿名性の高いネットサービスやSNSで
話題の情報を集めるサイトを
まとめサイトと言ったりします。

そのまとめサイトが乱立しすぎて、
まとめサイトのまとめをするサイトが
登場してきているような状態です。

つくり手と住まい手のマッチングサービスも
調べれば膨大な数になってくるはず。

そのうち、家づくりマッチングサービスを
まとめて比較するサービスなども
出てくるかと思います。

WEBサービスの終着点は、
ポータルサイト化。

結局みんな、自分がマスメディアになり
自分が情報の入り口に立つ
ことを目標にしていきます。

そうして、殆どの物が埋もれていく。

今の世の中、情報の数は膨大にある。
しかし、その情報を精査して
自分の知識にするのが難しい。

私も家づくりや住宅業界の事は、
正しくお伝えできる自信がありますが、
他の業界の事だと、情報の濁流に
翻弄されることになります。

また、危険なのが「何」が正しい
ではなく「誰」が正しいかという
考え方になってしまう事。

全てにおいて正く答えられる
という人はいません。

私もこうして文章を書いてますが
自分のいう事が全て正しいなんて
思ってはおりませんし、
間違える事は沢山あります。

ただ、限りなく正解に近づくよう
努力はしているつもりです。

どんな分野の物であれ、結局は
基礎から学習を積み上げて行かねば
正しい情報や知識を手にすることは
難しいのだと思います。

家づくりのマッチングサービスも
信頼できる物かどうかを判断する
眼が養われていないとどれを
信用してよいか分からないはず。

知識の積み上げ方は義務教育で学ぶ。
それから外れた知識の積み上げ方を
いくら頑張ったとしても、
変なバイアスが形成されるだけ。

全てが埋もれていく情報化社会。
つくり手も住まい手も、正解を
導き出すのは大変になっています。

是非、頑張っていただけたらと。

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