こんにちは。こんばんわ。
高橋工務店の高橋真悟です。
昨日はTOTOのユニットバスについて
書きましたが、
そのTOTOさんの素敵な商品
のうちの一つ
トイレについて書きたいかと思います。
まずはTOTOのトイレの歴史から
お話しします。
すべてを語るにはあまりにも長い歴史
ですが、その一端として京都府大山崎町
にある「聴竹居」をご紹介します。
聴竹居は築およそ100年の歴史を持つ
建築家・藤井厚二の自邸で、
日本最初期の環境共生住宅として
知られています。
ここに設置されている和式トイレは、
なんとTOTO製で、現在も使用可能な
状態を保っています。
この事実からも、TOTOの製品が
いかに長く使える品質と耐久性を
備えているか、そしてその歴史が
いかに古く深いものであるかを
ご理解いただけると思います。
TOTOのトイレ開発の歴史は、
日本の生活文化の進化と深く
結びついています。
戦後の住宅事情改善とともに衛生設備の
近代化が進み、TOTOは1970年代に
節水型便器を市場に投入し、業界を
リードしてきました。
その後、1980年に温水洗浄便座
「ウォシュレット」を発売し、
日本のトイレ文化を一変させます。
そして1993年、従来の常識を覆す
タンクレストイレ「ネオレストEX」が
誕生しました。
開発のきっかけは
「便器でない便器をつくれ」
という社内プロジェクトで、便器上部の
タンクをなくし、便器とウォシュレット
を一体化したローシルエットデザインを
実現。
さらに透明樹脂で作ったトラップを
用いて水流を可視化し、サイホン作用を
最大化しながら節水性能を高める
という革新的な技術が盛り込まれました。
初代ネオレストは従来13リットル
必要だった洗浄水量を8リットルに
削減し、その後も改良を重ねて現在では
大洗浄3.8リットルという
世界トップクラスの節水性能を
誇ります。
現在のネオレストシリーズは、
NX・LS・AS・RSといった多彩な
ラインナップを揃え、デザイン性と
機能性を高度に融合させています。
TOTO独自の「きれい除菌水」による
便器・ノズル・便座の自動除菌、
汚れを寄せ付けない「セフィオンテクト」
陶器、渦を巻くように洗浄する
「トルネード洗浄」、便座のつぎ目を
なくした「クリーン便座」など、
清潔性とメンテナンス性を徹底的に
追求しています。
さらに節水・省エネ性能も高く、
瞬間暖房便座や自動開閉・自動洗浄など、
使う人の快適性を最大限に高める機能が
標準装備されています。
そして最新モデルでは、ついに
健康管理機能が搭載されました。
排便時に便の色をセンサーで検知し、
スマートフォンアプリなどを通じて
健康状態の目安を知らせるシステムが
導入され、日常の中で無意識に体調変化を
把握できるようになっています。
これにより、トイレは単なる
衛生設備から、健康を見守る
生活インフラへと進化しました。
他社製品と比較した際のTOTOの
優位性は、この長年の技術蓄積と
総合力にあります。単に節水や清掃性を
競うのではなく、陶器製造の精度、
流体解析による洗浄性能の最適化、
衛生性を保つための化学的アプローチ、
そしてユーザー体験を高めるデザインと
操作性のすべてを高水準で実現している
点が際立っています。
さらに、健康管理機能のように生活の
質を向上させる新しい価値を提案し
続けていることも、TOTOがトイレ分野で
「一番」と評される理由です。
ネオレストは、清潔・快適・環境配慮
・健康という4つの価値を兼ね備え、
日本のトイレ文化が世界で一番と称される
ゆえんだと思います。
今日はここまで。
それでは素敵なお家造りを
していきましょう。(^O^)
2025.9.17(水)№296
※タカハシ、次回の家百ライブ出演は
9月23日水曜日!!
お昼12時スタート
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