家百マガジン

こんにちは。 シーナリーハウスの西村です。 今日のテーマは、「会社の持続性について」です。 13日配信のこのメルマガは12日の夜中に書いているのですが、 今日（12日）は、4月からジョインの人材と面接を兼ねた打合せ。 お互いに懸念だった条件面の話もクリアになって完全にジョイン決定となりました。 完全内定で、既に彼を入れた組織マネジメントを考えていきます。 シーナリーハウスの未来、そこをステージとした自分の将来のために頑張ってくれることになりました。 彼からは彼の家族にとっても嬉しい始まりの報告もあり、仕事もプライベートも、良いスタートの年になると思います。 そういうこともあり、その後、夜まで今度は弊社スタッフ達全員揃ってのこれからの会社の成長と自分成長のためのミーティングをしました。 小さな会社なのでトップである私によってなされることが多いことは否めないのですが、例えば昨日のメルマガにも書いた通り、営業的な役割をしているのは私のみです。 冷静に客観的に考えてそんな会社、永続性があるでしょうか？ ないですよね(笑)。自虐的ですが本当の話です。 私がどうにかなったら、営業する人がいない。会社は売り上げが一番大事なので、とたんにそこに支障がでる・・・会社は廃業か倒産。 家づくりをする会社、元請けの会社はそんなことになっては絶対にいけません。 建てた家を、ず～と守らなければなりません。 「家を建てる」だけではダメで「家を守る」ことをタスクにしないと。 小さな会社であることなんか関係ありません。そこは元請けの仕事でご飯を食べさせてもらっている限り、家づくりをするものとしての最低限のモラルだと思います。 いくら良い家づくりをしているからと言ってそこが疎かになっていると私の大っ嫌いな言葉、「今だけ、金だけ、自分だけ」の会社、経営者になってしまいます。 どんなかたちでも個人の生き方、仕事の仕方は尊重されるとしてもそんな考えて方では生きる価値ないと思っています。（暴論ですいません・・・私の持論なだけですので） どんな仕事をしても生きていける、それなりの結果を出せると思っている私が、 人生の集大成として、先ずはこれだ！大分ではこれだ！と思って始めた自分らしい家づくりの仕事。 自分の生き方の美学としてどんなことがあってもアンチ「今だけ、金だけ、自分だけ」の思想、 これを死守しないといけないと思って、家づくりの仕事をさせていただいております。 そのために必要なこと。 それは、とにかく人材を育てることです。 私が勉強をすることも大事ですが、スタッフに勉強させることです。 良い人材を採用するだけでなく、私と一緒の空気を吸ってもらってどんどん育ってもらう。 その価値観のベースは、出来るだけ、私と同じ思想になってもらう。 そして、私がいなくてもシーナリーハウスが輝くようにみなさんから支持されて、永続的にFUNが産まれるようになってもらうこと。 このことを小さな会社だからこそ、特に力を入れております。 おそらく、家づくりの勉強以上に力を入れているのでは！？と思っております。 このメルマガの読者の方には、 既にシーナリーハウスの家に住んでいる方、当社と家づくり真っ最中の方、当社に決めて設計打合せ中の方、当社に決めて土地探し中の方、で既に弊社のスタッフと打合せをしたり、なんらかの接点をもたれたことのある方もいらっしゃるかと思いますが、 彼らも日々成長しております。 成長の度合いは人それぞれですが、少なくとも成長できる環境、成長しなければいけない環境に身をおいているはずです。 私が興した小さな会社ですが、私個人の会社ではありません。 先程話した通り、将来も家を守らなければならない「元請け」の使命としての仕事は一人でどうこうなるものではありません。 みんなの会社です。みんなで成長させ、なりよりも持続させないといけません。 持続するためにも成長が必要なのは、成長しないところに魅力はなく、新しいお客さまが来なくなり、売り上げが上がらなくなる。 それでは会社自体が存続の危機で、家を守るどころではなくなります。 個人個人得て不得手があるし、仕事観とか家族観とか、仕事への野心、バイタリティーとか、人それぞれですので 誰もがリーダー的仕事はできませんし、リーダー的仕事をしない人は好待遇にすることは出来ませんが、 成長して良い仕事をして、それなりの待遇もゲットして欲しいと思い、人を育てております。 新しくジョインする彼なんかは、待遇を大きく下げての入社ですので かなりの「覚悟」での入社。 「覚悟」を持った人間は強いです。 将来、5年後、10年後、私の後の社長をやっている可能性も十分あります。 私のFUNの方（どれぐらいいるのかな！？(笑)）、大丈夫ですよー。 私は社長を任せられる人が出てきても、会長職で創業者として、ず～と、ず～と、みなさまと関わっていきますので！(笑) 後、私は可能であれば（世の中が許せばですが(笑)）死ぬまでなんらかの仕事（工務店から派生したいろいろなビジネスをしたい）をしていきたいと思っておりますので。みなさん、宜しくお願いします。 30代半ばの若かりし頃、若気の至りで40代を前にアーリーリタイアメントを構想し、それを半ば実現していた頃、ゼロサムゲームのマネーゲームに奔走し、まさに、「今だけ、金だけ、自分だけ」の世界でした(笑)。 その時の、自分の心の中に感じていた虚しさ、やるせない感覚。なんとなく生きている実感のない自分。 人間は弱いもので、そのどうしようもない状況を自分の力ではどうすることも出来ず、結果的に、リーマンショックという外的要因で強制的にその状況から最悪の状態で抜け出すことになったわけですが そこを抜け出せたからこそ、大分での今がある訳でして・・・ 今の方が物理的には大変かもしれませんが、精神的には充実してやりがいもあり、とても楽しい人生を歩まさせていただいております。 大分、ありがとう！です。 そういう経験からして仕事を引退するという感覚が全くありません。 いつまでも若くイキイキとできれば社会に価値ある仕事をしていきたいものです。 と、話、脱線してますが・・・(笑) シーナリーハウスの話に戻しまして・・・ 弊社は世襲はしませんので、必ず生え抜きの社員が社長になります。 現在、私が52歳（余計なことですが25日で53になります）歳だけはとっていくので、いいオヤジです。 ですので、自分のエネルギーとバイタリティーで後10年はバリバリ社長業、大丈夫だと思っておりますが、 おじいちゃんが取り仕切る、シーナリーハウスって、ダメですよね。 一応、大分での地場工務店では、「一番知的でセンスの良い会社」を勝手に自負しておりますので(笑)。 私より一回り、二回り若いリーダーのシーナリーハウスが一番良いと思います。 何故なら、更にその下に、一回り、二回り若いリーダーを産んでいかないといけませんから。 その連鎖で自然と「持続可能性１００％」の会社になっていく。そうして、シーナリーハウスが大分の住文化の一役を担う。それが創業者としての思いです。 おそらくですが、シーナリーハウスの家づくりに魅かれてこれから、ドンドンと優秀な人材が集まってきそうな予感がします。 その人材を上手く育てていき、幸せにしていくのが当面の私の仕事。 そのためには、苦言も呈しますし、時には生活指導、もしかしたら、今ではパワハラになってしまう厳しい指導もしているかも知れません(笑) お客さまによっては、そのようなシチュエーションに偶然に遭遇されて、嫌な思いをされたこともいらっしゃるかも知れません。それはお詫びいたします。 私も人間で神様ではありませんので、「それだけ真剣、本気なんだ！」ということでご理解くださいませ。 最後にまとめて一言でいいますと、 小さな会社ですが、持続可能性については全く心配いりませんよ！ ず～とず～と建てた家をお守りします。 と言いたかっただけです(笑)。 いつもながら、稚拙な長文にお付き合いいただきありがとうございました。 では、今日はこれで失礼させていただきます。

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