家百マガジン

仲田です。 先週、非通知の着信が携帯に。 HPにも記載してるので、たまにそういう電話があります。 営業かな？と思って出たらリフォームの相談でした。 名前も名乗られず、いろいろと相談を受けまして・・(;^_^A まあ、悪い感じの方ではなかったんですけどね。 それはさておき。 すでにリフォーム工事の契約は完了。これから着工だけど、工事内容に不安がある、ということでのご相談でした。 遮音フローリングをクッションフロアの上から重ね貼りする施工方法について、大丈夫なのかどうか、というような内容でした。 重ね貼りはダメ！ってホームページに説明があるのですが、それを見て大丈夫かどうか不安になったようです。 わたしがお伝えしているのは遮音フローリングの上にさらに遮音フローリングを貼る、という施工内容なのでちょっと違うんですが、まあ不安になるのはわかります。 当然契約した施工会社さんにもいろいろと相談しているようですが、不安は解消されないようで・・ まあ、ここで細かい説明は省略。 現状がどうなっているか確認したり、予算があまりないことだったり、施工業者の説明内容だったり、施工方法がどうなのかや、遮音性能のことなど、いろんなやり取りをしました。 ただ正直なところ、現場を見ていない状況では私の説明や解説、見解が意味あるものになるのかどうか・・ というのも、業者が言うには二重床になっている、ということだったんですが、その確認方法が畳をめくって確認しただけらしく・・ これではもしかしたら他の部分は二重床ではないかもしれない。 また仮に二重床だったとしても、その下地構成が高い遮音性能でなければクッションフロアの上から遮音フローリングを施工しても今よりも悪化はしないかも？ ただこれは何の根拠もなく、感覚的な見解。 なので自分が依頼されたらそういう施工はしません、という話はしました。 また音性能云々の前に、そもそも遮音フローリングって直接コンクリートの上から貼るのが正しい施工方法です。 その点の方が問題ではないか・・ ただ、現況の状況によってはやれることに限りがあるからそういう方法も致し方ないのかも？ でも私はやりませんが・・(;^_^Aなどなど。 ほかにもいろいろと懸念点はあるんですけど、ひとまず、わかる範囲で、いろんなアドバイスはしました。 さて。 今回の件での、一番の問題って何か？ 頼りない業者が問題？予算がないリフォームをするからダメ？業者の知識不足？担当者の経験値が足りない？床の施工方法？もしくは提案内容に問題？ でも、そうした指摘は本質的なことではないです。 一番の問題は、この相談を、私にするということ。 私、相談をいただくのは別に何も思ってません。 というか、困っているなら、基本的に相談にはだいたいのってます。 私も聖人君子ではないので、この忙しいタイミングでのよく知らない人からの電話で、30分ほど時間とられたからちょっと困るなぁ・・・(;^_^Aというくらいの愚痴はでますが・・ まあメルマガのネタにしたからよしとしましょうか（腹黒） 本来なら、この相談の内容って工事をする会社とすべきことです。 部外者の私に相談したところで、本質的な解決はたぶんできません。 私にいくら質問しても、現状を直接見ない限り、表層的な話ししかできないからです。 業者には相談も質問もしたけれど、満足いく回答が得られなかった、ということだったんですけど、であれば、契約の前に、もっと慎重であるべきでした・・・ 契約後に疑問が出てきたかもですが、結構、こうした相談って、契約後だったり、工事の後に頂くことが多いんですね。 小工事であっても、どういう工事をするのか、契約の前に、よくよく考える。 ありきたりのアドバイスですが、そうとしか言えません・・・ ちょっと前のインスタライブで、ひどい工事された方の内容をテーマにしました。https://n-style-renovation.jp/l/m/JHOXbgg9PwWlSO 良い業者さんを見つけるのはなかなか難しいんですけど、依頼先は慎重に決めてくださいませ。 ええ、N.style建築工房だって例外ではないですね (;^_^A 100％完璧なわけではないし、相性もありますから。 でもだからこそ、信頼してご依頼してくださる方には私の持てる能力の限りよりいいリノベができるようものすごくエネルギーを投入します。 ということで、本題よりも長いお話しでした・・ え～たぶんですけど、話の長い業者は信頼できるはずです（笑） ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊初の断熱材施工です！＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ようやく本題(;^_^A 初の断熱材を施工しました。シュタイコという木質繊維の断熱材。https://n-style-renovation.jp/l/m/EAWOzD0ajcimN8 性能値としてはよく使うフェノール系の断熱材やウレタン系の吹付け材よりも低い。 大きな違いは熱容量。あんまり注目されてないですけど、これが大きいと熱の伝わり方が遅く、温度変化が少ない。 で、吹き込むためには厚みが必要で今回100ｍｍ程度吹き込んでます。 なお施工上の手間のかかり方や、材料費とコストのことなどもあり、わずかなことですが、80～90ｍｍ程度くらいがちょうどいい感じになるかな？という判断をしてます。 断熱性能が低くても、これくらいの厚みだと、いつものフェノール系と比べても性能的に同等です。 加えて熱容量が大きい点でいつも以上に快適さの向上も見込めるかと。 室内の過乾燥あるいは多湿な環境をほどよい状態にしてくれることも期待していますが、このあたりは実際の暮らしの中で検証していくことになりますね。 壁厚がいつもよりも増えるので面積がちょっと減りますが・・(;^_^A ちなみにこれが断熱材。https://n-style-renovation.jp/l/m/E5iaxEiit6jasU こんな感じで吹き込んでます。https://n-style-renovation.jp/l/m/ATr7XoDDzLkmRl コストもそこそこ上がりますが、断熱材に木質繊維を使うのは環境的にも好ましいと思います。 ただ材料をドイツから輸送するわけですから輸送にかかる環境負荷を考えると、その点は課題かな？ 似たような素材でセルロースファイバーがありますが、マンションで吹き込む場合、室内に搬入できる吹き込み機器は残念ながらありません。 まあ、完璧な断熱材はないですが、今後のマンションリノベの選択肢の一つとして検討するのもいいかな、って思います。 あ、今までの断熱材がダメ、ってわけではないですからね～。 それらも引き続き使う予定です。 まあ、そもそもまだまだマンションリノベでも断熱補強工事をしないリノベが大多数な感じですからね。 そういう中でシュタイコ吹き込みはちょっと変態的要素があるかと（笑）。 なおこれを使うことにした理由はオーナーさんの希望もあったのですが、昨年、師匠の小谷さんが採用していて、その時施工状況を見て勉強してきたということが関係してます。 見学して、説明を聞いて、この断熱材をマンションで使うのはいろいろと利点と可能性があるなって感じたのでした。 技術的なこと、施工的なことっていろいろ進歩していきます。 少しずつ改良したり、新しく取り入れたりしてより良い住まいにしていくのは大事なことだと思いますね。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊編集後記＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 今日はキッチンだけのリフォーム相談でお伺い。 リフォームも、たまにですけど、させていただいてます。 求めるものの内容によっては私たちではない方がいい場合もあるんですが、 それでも信頼して相談いただく場合は、できる限りのことをいたします。 相談の電話を頂いてからずいぶんお待たせしての採寸確認をしつつ、 さらに、提案にも時間かかるという状況にもご理解いただいてまして、とてもありがたいです。 かなりタイトな条件なので、すごくよく考えないと使いやすくなりません。 でもちょっと楽しいんですよね、キッチンの使い方考えるのって。 できるだけ早く提案できるよう頑張ります～ ではではこのへんで。

何でも表向きにしておく。

週末の見学会はこんな感じでした！

設計着手まで半年、、、土地は？ローンは？どうなる？

～今日も一日、鹿児島滞在中です～

私が使ってる断熱材について

外から見えません。

つながりから向上へ

本日は愚痴です。。。

吉野ツアーブログに書きました！

洗濯機論

～今日は勉強会に参加～

ある検討会から、お声がかかりました。

家百パートナー企業様