家百マガジン

こんにちは。プレゼントデザイン 川端です。 昨日のメルマガで、ご感想をいただき、私の両親が勤勉の人間に伝わったようですが、実は違います。 いや、勤勉は勤勉で間違いないのですが、実は母は投資家です。笑 投資のおかげで、家を建てたほど。(私がニュージーランドに行っている時に建てた、、、） ということで、もちろん真面目に働くのも大事ですが資産運用も大事です。銀行に預けていても、どうにもならないので。 うちの母みたいなのは主婦としてはレアケースだと思うので、NISAやiDeCoなど、リスクが大きくない運用はお勧めです。 さて、私はインスペクションの一環で、施工者とトラブルになっている方の客観的な調査に行くことがあります。 内容としては、・雨漏り・気密不足・サッシの大きな傷 などなど、さまざまなのですが、その際、依頼者に話すことがあります。 まずは、きちんとできていることは評価をした上で、優先順位をつけて交渉しましょうとお話しています。 インスペクションを業者側は重箱の隅をつつくという風に考える人が多いのですが、実際は、良いものは良い、悪いものは悪いと判断するのが、本来の業務です。 トラブルになっているときは、すべてが信用できなくなってしまう状況になっているので、まずは、ここはきちんとした施工ですよと、依頼者に伝えます。 そこを認めた上で、話し合いをすると、施工者の態度も軟化します。 よほどひどい会社でない限り、お客様に喜んでもらいたいと思って、仕事をしている人がほとんどです。 その中で、知識不足、コミュニケーション不足、過失などで、関係をこじらせることは、おそらく、その経験をしていない工務店、設計事務所、ハウスメーカーはありません。 目の前にないものをお届けする仕事ですので、最善はつくしているのに、上手くいかないこともあります。 だからこそ、前にもお伝えした「誠意」をもって、対応するのが、私たち実務者側にはとても重要です。 逆にお客様の立場としては、その「誠意」を出しやすいような関係を作ることも大切です。 これも過去に書いたことがある気がしますが、 工務店時代に竣工したお客様の家に訪問した際に、レンジフードの整流板を外すときに、奥様がキッチンパネルを傷つけたといわれ、私がやる程度でよければ、といって、車の傷消しのコンパウンダーで、その傷をぼかしました。 そうすると、・ツヤがなくなった・川端さんの家じゃないから、こんなひどいことができるんだ！ などと、厳しい言葉をいただき、色んな思いもありましたが、キッチンを外し、キッチンパネルの交換をしました。 その作業中の休憩時間も、飲み物やねぎらいの言葉もなく、、、作業がおわり、お礼もいわれず、、、 飲みものやお礼がほしいわけではないですが、やはり、感謝されれば、人は報われるのです。 そこから、私がその家にお伺いするのはなくなり、会社を辞める際にも、インターホンを押せず、手紙だけをいれて、退社の挨拶をしました。 独立してからのお客様は恵まれていますが、仲間の話では、補助金についても、感謝の言葉もないお客様もいるという話を聞きます。 そのような当たり前というようなことも、きちんと、感謝を伝えるというのは、結構大事だったりします。 私は実務者側の立場なので、変な伝わり方するかもしれませんが、関係がぎくしゃくしたときこそ、できていることに評価、感謝した上で、話し合いをすることが重要です。 関係を終えたいのであれば、話が違いますが、あなたの住まいを守ってくれる人でもあるので。 難しいかもしれませんが、敬意をもって、接してみてください。 それでは、また次回。

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