家百マガジン

こんにちは。輝建設のコハラです。 ＝＝＝＝先日書いたメルマガの続きを早く読んで聞かせろというメールをいただきました。 １週間、見積もりに次ぐ見積もりでメルマガをサボっていましたのでおゆるしください。 ＝＝＝＝（先日のメールの終わり） 追次に多いのは2000万円ぐらいで全部できませんか？というご相談です。 新築はちょっと予算的にきびしくてリノベでもいいかということでどうせリノベなら古民家がいいかということで2000万円ぐらいあればフルリノベできるだろう、、、、、という感じだと思うのですが 古民家だとちょっと厳しいんです。第一の理由は、この２、30年の家に比べて、古民家、、、、大きいのが理由です。 詳しくは、また後日。 ＝＝＝＝ で、なんで2000万円もあるのにフルリノベできないのか。 まずは、古民家が建物として大きい！ 当社のモデルハウスの築270年の古民家は代々、農家さんだったのですが、建築面積が50坪ぐらいあります、 敷地面積ではありません、「建築面積」です。 ＝＝＝＝＝新築同様の性能まで上げつつ屋根や基礎なども全てやりかえると新築工事同様とは言わないまでも新築工事に近しいぐらいの金額はかかってきます。 例えば80パーセントで見た目新築というか、やり残したところがないぐらいに手を入れることができたとします。 新築で、断熱等級5、耐震性能3でいわゆる木の家系の工務店さんで新築をどシンプルに設計したとしても100万／坪ぐらいになります。 ちょっと作り込むとすぐに130－140万/坪ぐらいに。 統計的にも10年前の1.5倍ぐらいになっています。 ＝＝＝で、仮に坪80万としても 建築面積の50坪の古民家ならフルリノベなら4000万円に。 ＝＝＝新築でなかったり、まだまだ使えそうなところや性能を求めないところはそのままでいいといった感じで工事範囲や工事の量を少なくしたとしても、 仮に坪40万円ぐらいとしても工事費は2000万円ぐらいになります。 ＝＝＝＝新築で、関西一円ではだいたいみなさん30坪ぐらい、しかも総２階でもOKというかんじで新築を仰るのですが、 古民家、農家型は平屋で建築面積50坪とか結構あるわけです。 ＝＝＝＝リノベなので新築と違いに建物が実際にあるわけなので性能や使い勝手、現実に発生している問題などを無視さえすれば住めるわけですが、 そうはいかないので手元資金や借り入れたりなどで工事費を工面できる範囲内での工事を計画することになります。 ＝＝＝＝で、そのときになかなか割り切れないのが人の常。 特に昨今のSNSでの情報収集で目が肥えてしまっていてやっぱりどうしてもここまでやっておきたいと希望を言う段階では工事範囲や量が増えてしまうので、どうしても見積もり金額見ると、えっ！となりがちです。 ＝＝＝＝が、そこで立ち止まって何が長年の暮らしに必要なのか、すぐに必要でないものはなになのかなどを整理する必要があります。 ＝＝＝＝特に購入して古民家再生の場合は工事以外にも暮らしをスタートさせるのにそのほかの費用が入り用なことが多いので その古民家を買ったら、いくらで住み出せるのか、という数年先ぐらいの費用だけでなく、 そこに数十年住んだ場合にどれぐらいかかるのかと言うことをいっしょに考えてくれる工務店さんや設計事務所さんと家づくりを検討した方がいいと思います。 ＝＝＝＝例えば、とてもきれいな古民家で傷んでいるところが少ないなーと思って買った山村の古民家。 でも、自分たちの貯金は結構出して、住宅ローンも目一杯借りました。 が、老後に瓦屋根のやりかえが、、、、。1000万円近い出費になります。 部分的な補修だけで凌げるかもしれませんが、あなたの代ではなくお子さんの代かもしれませんが、必ず発生します。 うわー、お金かかるわ～。やっぱり都会に戻る！と思っても、山村の古民家はおいそれと売れるものでもありませんし、金額的にも今より下がる可能性が高いと言われています。 ＝＝＝＝となると、どれぐらいかかるのか。なにかあったときに撤退できるようなプランBも考えておく必要、あると思います。 特に農家型は母屋が大きいだけでなく、離れや蔵、土塀などのメンテが必要なものがそのほかいっぱいあったりするわけで。 ＝＝＝＝背水の陣で臨む、、、、、山村の古民家ぐら氏にならないように。本当にライフタイムコストがマックスでどれぐらいかかるのかを事前に知っておいてもらえたらなと。 使わない建物解体しますと言っても解体費用も年々高くなっています。 ＝＝＝＝山村の古民家を希望される方は田舎暮らしの実践だ気でなく、 費用面でもいろいろ検討されてということだと思います。 実際、通勤圏内の古民家は、超人気で最近ではほとんで出てきません。あっても割と強気の値段設定。 さあ、どうしろっちゅうねん！という感じですが、そこはそれ、建築屋さんに相談に行けば、あれこれとこれまでの体験からどこまでしたらいいのかだとかの相談に乗ってもらえるのでなにをどうすれびいいのか、費用面も顕になって考えを整理できるのかなと思います。 特にリノベに関してはネットを漁ってもあなたの物件の費用なんてでてこないのでそのあたりの費用をずらっと見せてもらってあとは優先順位を家族と話をして決めていくと言う感じでしか進まないと思います。 ＝＝＝＝ということで、えー、なんかやる気無くなっちゃう。。。。と言うネガな情報でしたが、 そういうところも乗り越えて当社のお客様たちの多くがご自身の夢、古民家暮らしを叶えていらっしゃいます。 ＝＝＝＝私どもでもいろいろとお手伝いしていますのでお気軽にお問い合わせください。 ということで、また次回。 ＝＝＝＝＝追この大工さんが作ったベッドの写真がインスタで98万再生いきそうです。↓↓↓https://m.terukensetsu.jp/l/m/NjrBLlYegGdVx5

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