家百マガジン

こんにちは。 シーナリーハウスの西村です。 本日、完成見学会、最終日でした。 本日まで大分県別府市石垣で「朝日に開く家」完成見学会をさせていただいておりました。 当日の電話でのご予約などもあり、最終日も多くの方にお越しいただきまして、感謝、感謝であります。 今回も「シーナリーハウスの家づくり」完成見学会を無事終了させていただきます。 長期間、建物をお貸しいただきました住まい手さま、どうもありがとうございました。 今回の見学会で、初めてシーナリーハウスの家づくりに触れられたお客さまには、次は、是非とも、モデルハウス「シーナリーの家」にお越しくださいませ。 夜の見学会が特におススメですので、是非！ さて、今日のテーマは、家づくりにおいてとても大事にテーマになります。 2022年5月16日に配信したテーマで「決して坪単価で判断しない」についてです。（この日以降にメルマガ登録をされた方は、はじめての内容になりますので、是非、ご拝読ください！） テーマ「決して坪単価で判断しない」について。 家づくりされる方がついつい口にする「坪単価はいくらですか？」 ご質問も良くいただきます。 これからの話は、決して私たちの都合の良い話ではなく、至極当然の客観的視点での話になります。 つまり、 良く住宅会社さんの営業がするポジショントークでは決してないです。 何故、低価格が売りのハウスメーカーさんなどが、坪単価◯◯.◯万～とか坪単価を売り文句にしているかと言いますと、 買う人が比べ易いからですよね。 買う人に対して比べ易くして、うちはどこよりも安いですからお買い得ですよって住宅会社さんは言いたい・・・ 複数の住宅会社を検討する時になんらかの基準が必要なので、坪単価で判断させる。 比べる時の一つのやり方だと思います。 けど、 これには、外してはいけないとても大事なポイントがありまして・・・ プラン、材料などの仕様、住設機器、さまざまな家の要素が、全く同じ内容の家であるならば成立する話であります。 敷地に合わせて設計した、完全注文住宅の場合は、坪単価で比べることは基本、意味がありません。 坪単価で判断して、本当に自分たちの求めるべき家づくりを失敗してしまうケースが多くみうけられます。 これは、全国の工務店仲間との会話でもよく出てくる話でして、 「なんで坪単価で比べちゃうかな～」というのが、私たちの本音です。 具体的な話をすると、 シーナリーハウスの家づくりの特徴として、例えば造作家具に力を入れます。 これは、建物と一体で家具を造り込むことで統一感、一体感が出て、内部空間は引き締まるというメリットがあり、美しくなります。 また、 最初から造作家具を設えることで立体的な収納を考えることができ、無駄なスペースを有効活用できるメリットがあります。 造作の棚や本棚、造作ソファとか、これらは家として造りますので、当然、建物本体の建築工事費用になります。 その分、建築工事費用は高くなります。坪単価に換算されることになりますね。 当たり前の話で申し訳ないですが、造作家具を造ると高くなり、造らなければ安くなります。 何も造らなければ、坪単価は安くなります。 かつて、シーナリーハウスで建築されるお客さまが、他社さんのプラン提案を受けた時に、その案が、「体育館かと思った！」と笑い話でしていただきましたが、 このような「がらんどう」の案なら造作家具などを造り込まないので当然に、建築費は安くなります。 私たちは、魅力的な家づくり、暮らしを一番に考えた家づくりを提案しますので、そのような案になることは原則としてはあり得ませんが、 どうしても金額を下げる必要性が出てきたら、そうすることも一案です。 おそらく、従来の魅力的な要素を残したままで他の減額案を考えると思いますが・・・(笑) 直接、ご相談を受け、お話する機会のある方には説明しておりますが、 シーナリーハウスで建築される方も建築予算はさまざまですので、最初にしっかりと資金計画を一緒にさせていただき、 総予算に合わせた中での、お客さまの求める、理想の家づくりを一緒に考えていきます。 決して坪単価で考えてはいきません。 あくまで、総予算で考えていきます。 坪単価はあくまで家の大きさが最大のポイントになりますので・・・ 何度も繰り返しますが、住宅会社からしたら坪単価の操作は自由自在であり、 坪単価を安く見せることはいくらでも出来るからです。 そんなことをしても、お客さまの満足する魅力的な家になることとは全く関係ないです。 私たちは、プロとしても恥ずかしい家づくりは決して出来ませんので、そんなことをする意味がありません。 シーナリーハウスのような創業浅い、年間棟数限定の小さな工務店は一棟一棟が勝負なわけでして、 一棟でも恥ずかしいことはできません。 その一棟が会社の次に未来につながると思い家づくりをしております。 あくまで、お客さまの総予算内で、 どれだけ魅力的な家にするのか！？ お客さまの数十年の暮らしを守るか！？ 無理やり小さな家にする気は毛頭ありませんが、家の広さと暮らしの満足度は決して比例はしませんので、 設計力で空間の狭さを感じさせずに出来るだけ物理的面積は小さくなるように心がけております。 このようなことをしますので、坪単価を安く見せるとは逆行して必然的に坪単価は高くなりますが・・・(笑) そう考えています。 坪単価で比べることに全く意味がないことがご理解いただけたと思います。 とにかく、住宅会社選びは、慎重に。 ハンコを押す前であれば間に合いますのでその前に是非ともご相談ください。 決してご相談の後に、シーナリーハウスを選ばなくてもいいですので(笑) 一応、私は、日本で唯一、商標登録をとっている「家づくりコンシェルジュ」ですので。 最後に、 当たり前の話で申し訳ございません。 が、 高いには高い理由があり、安いには安い理由があります。 冷静に判断して、理由をしっかりと納得することが、何事も大事です。 では、今日は、これで失礼させていただきます。

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