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株式会社 勝部建築

【寒すぎる日のコンクリート】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です(^^)
今日は新しい工事の打ち合わせ
リフォームの提案と調査
店舗の工事なので色々と検討しながら
面白い提案が出来たらと思います

さてそんな本日は
寒すぎる日のコンクリート
というお話です
冬の朝
現場の水たまりに
薄い氷が張っている

そんな厳しい寒さの日に
基礎のコンクリートは
大丈夫なのか?
家を支える大切な部分だからこそ
心配になりますよね

結論から言えば
寒すぎる日に
無理をしてコンクリートを
打つのは間違いです

コンクリートは
セメントと水が反応する
水和反応という
化学反応によって固まります

この反応によって
水酸化カルシウムが生成され
強いアルカリ性となり
内部の鉄筋を守る
不動態被膜をつくります
これが家を長持ちさせる
大切な仕組みです

しかし
日平均気温が4℃を下回るような
寒冷期に無理な施工をすると
固まる前に内部の水が凍ってしまう

水は凍ると膨張します
コンクリート内部で
水が氷に変わって膨張すると
密着しようとしている組織を
内側から壊してしまうのです

一度凍害を受けたコンクリートは
本来の強度が出ず
ひび割れや
耐久性の低下を引き起こします

島根の冬のように
底冷えする地域では
現場の気温管理が
絶対に欠かせません

気温に応じた配合の検討や
打設後に保温シートで覆う
保温養生など
適切な現場管理が求められます

もし冬の基礎工事で
不安を感じたときは
遠慮なく工務店に
聞いてみてください

「今日の施工時の気温は
何℃くらいですか」

「どのような保温養生を
予定されていますか」

こうやって確認するだけでも
現場がどれだけ丁寧な管理を
行っているかが分かりますし
安心して工事を見守ることができます

もちろん対策を徹底すれば
施工できる日もありますが
流石にこの気温では無理
という日も確実に存在します

実際
年内に土間コンクリートを打って
一年を終えるはずだった現場で
工事の中止を決断したこともあります

現場目線で言えば
日程をずらすのは簡単ではない
工期や職人の手配で
お客様にも迷惑をかけることも

しかし段取りと知識で
カバーできることは
全力で考えて行動する
それがプロとしての責任

季節に合わせて
工程を決めるなんて事は当たり前です

新築の工期は
着工から6か月
急ぐことよりも
きちんとつくることを
優先するのは言うまでもない

完成すると見えなくなる基礎を
いかに丁寧に
正しくつくっていくか

基礎のアルカリ性を守り
末永く家を支え続けるために
妥協はできません

無理な施工をせず
現場の状況と誠心誠意向き合うこと
家は季節を考えてつくる
大切な考え方です

それではまた次回(^^)

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この記事を書いた人

勝部 宏

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