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エンズホーム

気になる事があったら、すぐ呼んで。

こんにちは
エンズホームのオガタです。

今週、ありがたいことに
お引き渡しが2件ありました。

鍵をお渡しするとき、
毎回お伝えしていることが
2つあります。

ひとつは、事務的な話。
火災保険です。
鍵を受け取った瞬間から、
家を守るのはお施主さんの保険。
引き渡しの日から効いている
状態にしておいてください。
ここは、入っていないとダメです。

もうひとつは、
「木は、住んでからも動きます」
「気になったら我慢せず、
 早めに連絡してください」

さて、そこで今日の本題。
木の家は、引き渡しのあとも
動く、という話です。

木は、まわりの湿気を
吸ったり吐いたりしています。
湿気を吸えば少しふくらみ、
乾けば少し縮む。

梅雨どきと真冬では、
同じ板でも寸法がわずかに違う。
ミリ単位の話ですが、
家の中ではこれが積み重なります。

住み始めて最初の1年ほどは、
たとえばこんなことが起きがちです。

1 玄関ドアや引き戸が、
  少し閉まりにくくなる
2 床板のあいだに、
  わずかな隙間が出る
3 階段や廊下が、
  歩くとわずかに音が鳴る

初めての事だと、
「え?何?欠陥?」と思うかもしれません。
でも多くの場合、これは不良ではなく
木の性質です。

工場で乾燥させた木を使っても、
その家の暮らしの湿度に
木がなじむまでは、少し動く。
私の実感では、ひと夏とひと冬を
越すと、だいたい落ち着いてきます。

そして、ここが大事なところ。

こうした動きは、早めなら
小さな手当てで直ります。

ドアなら、枠につなぐ
丁番(ちょうばん)のねじを少し回す。
引き戸なら、下で滑らせる
戸車(とぐるま)の高さを変える等。

逆に、閉まりにくいまま
力をかけて使い続けると、
金物や枠のほうが傷んできます。
正直、我慢がいちばん損です。

もちろん、すべてが
木のせいとは限りません。
見て判断するのも、
私たちの仕事のうちです。

なので、木のことで
引き渡しの日にお伝えするのは
これだけ。
「気になったら我慢せず、
 早めに連絡してください」

小さな連絡を、
面倒がる工務店はいないと思います。
少なくとも私は、
呼ばれるとちょっと嬉しいです。
早めに対処した方が
大きなことになりにくい。

これから家づくりを考える方は、
ひとつだけ覚えておいてください。

木の家は、最初の1年位は動くもの。
そう知っておくだけで、
小さな隙間を見つけたときの
気持ちがずいぶん違います。

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