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株式会社おおいた家づくりコンシェルジュ

~湿度のお話~

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

今日のテーマは、
「湿度のお話」についてです。

かなり風が冷たい時期ですね。
大分市内、別府市内は雪こそは
積もっておりませんが、
別府の先の山々を見ると冠雪してますね。

冬らしい景色で、いい感じです。

今回は、せっかくなので
一番寒い時期だからこその
話題を述べたいと思います。

このメルマガを書いている、
普段住んでいるマンションのリビングは、
ごたぶんに漏れず、
一般的なマンションで使用される
新建材の床材です。

これが、冷たい!
直に感触を確かめるために、
ずっと裸足で過ごしておりますが、
冬はずっと足が冷たいです。

暖房は頭から暖かい風が来るのが嫌なので、
下から風がでる温風ヒーターを使用しておりますが、
リビングの気温は23℃、湿度計は25%です。

別府のモデルハウス「シーナリーの家」では、
どうかと言いますと、
乾燥しやすい薪ストーブで暖房を取って、
室温23℃だとして、湿度は38%ぐらいです。

薪ストーブを使用しない状態で42%って感じです。

床はご存知のように、杉の浮造りの無垢材なので、
裸足でも足は冷たく感じません。

今回は、ここの湿度のことを
みなさんにお伝えしたいわけでして、

この湿度の差はなんなのか!?

これが素材の差!なんですね。

シーナリーハウスが自然素材でつくる家を
おススメする、一番の理由になります。

では、
快適な室内の湿度とはどのくらいでしょうか?

人間が快適に過ごせる湿度は、
40~60%だといわれています。

湿度は体感温度とも関係が深く、
温度が同じでも湿度が高いと暖かく、
逆に乾燥していると寒く感じます。
ですから、
季節によって最適な湿度の値は多少変わります。

外気温が高くなり湿度も高い夏場は、
室温25~28℃で湿度50~60%を保つのが
良いとされています。

一方、外気温が低く室内は暖房等で
乾燥しやすい冬は、室温18~25℃で
湿度40~50%が理想的な値です。

雨が降れば湿度が高くなることは、
みなさん、ご存知だと思いますが、
天候以外にも湿度を左右する要素はあります。

一般的に湿度といった場合は「相対湿度」を指します。

気温が高くなるほど空気中に含まれる
水分(水蒸気)は増えるので、
同じ値でも空気中の水分量は異なります。
(一方、1?の空間における空気中の
水分量を示す値は「絶対湿度」と呼びます)

エアコンで部屋を暖房すると空気中の水分量は
変わらないまま空気の温度だけが上がるので、
相対湿度が下がる(乾燥する)ことになります。

同じ暖房でも石油ストーブや
ガスファンヒーターなどを使うと、
灯油やガスが燃えるときに水蒸気が
大量に出るので湿度は上昇します。

また、
植物も水蒸気を発散するので
多くの観葉植物を置いたりすると、
室内の湿度は高くなります。

薪ストーブは他の暖房機器と違って乾燥します。

何故かと言いますと、

薪ストーブを使うと、煙突から煙が出ます。
煙突からは煙ですがそれは空気が出ています。_
出た分の空気は、どこからか入ってこないと
室内の空気はなくなってしまいますので、
実際には、吸気口から空気が入ってきます。_

つまり、
薪ストーブは換気扇と同じようなものなのです。
薪ストーブを使う、つまり、薪を燃焼させると、
水と二酸化炭素が出るのですが、
それは煙突から出て行きます。_

室内に薪からの水蒸気は出てきません。
そして、換気効果で外のカラカラに
乾燥した空気がどんどん入ってきます。

したがって、
薪ストーブを使うと室内の水蒸気は減ります。
故に、乾燥する(湿度が下がる)のです。

湿度が低い(40%以下)と良くないことが起こります。
インフルエンザや新型コロナなどのウイルスは、
湿度が低い環境で活性化する特性を持っています。

さらに、
乾燥した空間で過ごしていると、のどや鼻の粘膜が乾き、
空気中の異物が体内に侵入する働きが低下し、
風邪やインフルエンザなどの病気(感染症)
にかかるリスクが高まってしまいます。

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が行った
「緊急提言」および提言に基づく政府の対策でも
寒冷地では「適度な保湿(湿度40%以上を目安)」が
重要だと記されました。

肌も乾燥するとバリア機能が低下して荒れやすくなり、
かさつきやかゆみが起こったり、
シミやシワの原因になることもあり、
また、化粧ののりも悪くなります(笑)。

乳幼児はまだ肌のバリア機能が
できあがっていないので、
赤ちゃんのいるご家庭は
特に注意が必要です。

また、
冬場は静電気が気になる方も多いはずです。

一定の湿度があれば空気中の水分を通じて
静電気が放出されますが、
乾燥した空間では逃げ道がなく、
静電気が体やものにたまることに。

何かを触ったときに電気が流れ、
痛みを感じるのも不快ですが、
たまった静電気がホコリを引き寄せてしまい、
汚れる原因にもなります。

このように湿度はいろいろな要因で上下します。
ちょうどいい湿度を保つためには、
意識的にコントロールすることが大切です。

冬の時期の湿度が低い時の防衛策は、
やっぱり加湿器を使うとかですかね。

バケツに水を入れ、
筒状に丸めた新聞紙を指しておくと、
簡易的な加湿器として使うことができます。

ちなみに、
薪ストーブを使用するモデルハウスでは
加湿器は使用しておらず、
ヤカンでお湯を沸かすしかしておりません。

それで、
40%とか40%弱とかなので良いかなと。

加湿器などの機器に頼らなくてよいのも
自然素材のおかげです。

みなさん、これは私の実体験です。
ご参考にされてください。

では、今日は
これで失礼させていただきます。

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