凰建設の森です。
本日、リノベーション案件の
お引き渡しでした。
HPの施工事例に載せる前の
メルマガ限定チラ見せ
改修前の画像も添えて
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/hLphg34ssYjyZN
家づくりをするために、
土地を探します。
しかし、希望の地域で
なかなかいい土地が出ない。
そんなことはよくある話。
しかし、中古住宅であれば、
物件が出ていることもあります。
そこで、中古住宅を購入して
リノベーションをする。
希望の地域に住むためには、
それも一つの正解だと思います。
基本的に家あまりの日本において
新築を立てる必要はありません。
家を建てる生業に身を置くことは
社会に対して十字架を背負う事。
私はそう考えております。
建て替えるよりも出る廃棄物は少なく
社会の資産を回復させるのがリノベ
リノベは純粋に社会のためになる
誇らしい仕事。だから今日のような
リノベ案件の引き渡しは喜びもひとしお。。
しかしリノベをするに当たっては
ハードルもそれなりにあります。
そもそもその建物がリノベに
耐えられるのか?
残念ながら日本の中古住宅は
少なからぬ数のゴミ物件がある。
ゴミ住宅なんてひどい。
そう思われますでしょうか?
みんながそう思っているから、
日本はこんなに空き家だらけに
なっているんです。
みんながそう思っていないなら
日本の中古住宅市場はもっと
活発な取引がなされているはず。
リノベがどの程度大変なのかは、
元の建物がどのくらいしっかり
作られているのかによります。
よくお見せするこのピラミッド
↓ ↓
https://ohtori1.com/l/m/snp5m0DiNgre7t
いくら豪華な内装が
施されていたとしても、
断熱がスカスカであれば、
内装は将来のゴミ。
いくらG3レベルの断熱が
施されていたとしても
構造がガタガタであれば、
断熱は将来のゴミ。
ピラミッドの下の段を
やりなおす際には、
それより上の段は
無傷では済みません。
本当は完全無欠な、
構造も断熱もデザインも
妥協しない、100年持つ
家を建ててほしい。
しかし、予算は限りがある。
誰もが好きなように家を
建てられるわけではありません。
そんな時に優先順位をどうするか。
少なくとも耐震等級3は必須。
そして構造を守る意味での
温熱等級4と防湿気密。
そこまでやってあれば、
将来のリノベに値する
家はとりあえずできます。
ポイントは防湿気密。
湿気の流入を許す作りだと
腐朽や蟻害の原因に。
せっかくしっかり作った
構造にダメージが。
いくら高断熱にしても、
防湿気密がダメだと、
将来のリノベに耐えられない
建物になってしまうことも。
仕上げはクロスと合板フロア
だけど耐震等級3で、
防湿気密ばっちりのG2の家。
そんな家なら未来の工務店さんは
喜んでリノベの相談に乗ってくれる。
構造断熱気密防湿は不明。
だけど超豪華内装の家。
それ、リノベ対象としては
申し訳ないけどゴミ物件。
私たち世代は未来の世代の礎。
将来のリノベに耐えられる
家を残してあげれば、
未来の世代は豊かになります。
自分たちの事だけを
考えた家づくりをしていけば、
未来の世代はどんどん貧しく。
社会全体でゴミ物件が
少なくなればなるほど、
後の世代は安心してリノベを
選択することができるんです。
自分の好きな内装、
自分の好きな設備、
写真写りの良い家。
もちろんやりたいのは分かる。
だけど、未来の事も
できるだけ考えていただけると
嬉しいなと思います。
続きを読むには会員登録が必要です。