こんばんは!
マルトの澤田です。
今日のネタは若干昨日と被って
ます。
でも結構大事な話なんですよ。
似たような内容で申し訳ないん
ですけど、お付き合いください
先日、工務店仲間と集まった
懇親会の席で、ある経営者から、
「ウソやろ?」
と思う話を聞きました。
ホルムズ海峡の件で、最近は
あらゆる材料が値上がりして
るじゃないですか。
なので、他社との競合(相見積
もり)になった際、とにかく
最初の見積もりを安く見せて
契約を勝ち取ろうとする会社
がいるというのです。
まっ、そんなのは昔からそうと
いうか、当たり前ちゃ当たり前。
ウチはそういうやり方好きじゃ
ないのでやりませんが、
出来るだけオプションにして、
金額を安く見せる手法は、結構
やる会社多いと思います。
ウチは、そのやり方キライなので
一度全部の金額を出来るだけ希望
内容に合わせて出した後、予算に
合わせて削ります。
この工務店さんのやり方は、
最初から
「見えない部分」
の性能をギリギリまで落として
安く出してるそうです。
そう、あろうことか
「無垢の木の質」や
「断熱材の厚み」や
「耐震等級」
だというのです。
家づくりを「人間」に例えるなら、
キッチンや内装などの設備は
「服装やメイク」です。
後からなんぼでも着替えられます。
一方、構造や断熱は「骨や体幹」
そのもの。
一度建ててしまえば、そう簡単に
鍛え直すことはできません。
その、壁の中にある木や断熱材や
耐震性は完成すると見えなく
なる訳で、詳しく知らない
お施主様は、
「そんなものなんだろう」
と疑う事もなく進んでしまいます。
「○○県産です!国産です!」
=良い木だとは言ってませんね
「建築基準法の性能を満たして
ます!」
=耐震等級は1でも申請は問題
ありません
「高断熱、高気密です」
=詳しい数字の提示も無ければ
あったとしても、ゼッチレベル
の断熱性能だったり、気密測定
せずに過去の実績による気密性能
を伝えてくるそうです。
そりゃ、安くなるわけですよ
これだけ高くなると、価格を
抑えないと建ててもらえない。
見えなくなる所を削れば、
見場よいのに安価な家になる
ソバの嵩上げやないんやから(笑)
「少し断熱を薄くするだけで、
〇〇万円も安くなりますよ」
「そんな北国の仕様までしなく
ても大丈夫ですよ」
そんな甘い言葉に納得して契約
してしまえば、待っているのは
過酷な暮らしですよ。
断熱の薄い家は、夏はサウナ、
冬は凍えるような寒さになります。
ちょっと大袈裟やな(苦笑)
冷暖房をフル稼働させれば
電気代は跳ね上がり、エアコンも
酷使されて寿命が縮みます。
さらにさらに恐ろしいのは、昨日
も言った(あれ?言ったかな)壁の
内部で起きる結露です。
見えない場所でカビやダニが繁殖し、
やがて大切な柱を腐らせて、
家全体の寿命まで縮めてしまうの
です。
もちろん、地域に合わない過剰な
スペックなら見直しはOKですが
どうもそんなレベルの話では無い
ようです。
どこの工務店(もちろん弊社)も
仕事がいただきたいのは事実です。
ただ、競合対策のためだけに一律で
性能を落とすのは、あまりにもプロ
としてどうなのかと思います。
個人的には、断熱・気密より風通し
の良い家が好きなんですが、
今の時代というか、今の環境を
考えると、絶対的な性能を付けた
上で、選択肢として窓を開ける
暮らしが出来るという風に
しなければいけないと思います。
暮らし方はお客様次第ですからね
本来、予算を抑えるために見直す
のは、建具の枚数を整理したり、
設備のグレードを調整したりと
いった
「後からでも変更や交換が
できる部分」
であるべきです。
後から断熱や耐震のリフォーム
をしようとすると、新築時の数倍
のコストがかかってしまいます。
家づくりで本当に見るべき
なのは、契約書の金額だけ
ではありません。
住み始めてから10年、20年と続く
「暮らしのトータルコスト」
です。
安く建てたはずなのに、毎月の
光熱費やメンテナンス代で結局
大損してしまう。
そんな悲しい失敗を防ぐために、
最初の見積もりが妙に安いと
感じたら、ぜひ
「断熱や耐震の根拠を数字で
説明してください」
と担当者に聞いてみるのも良い
かもしれません。
ではでは
【実はインスタも割とマメに更新中~】
https://my59p.net/l/m/2ngYwsw6K2BLCr
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