Mulberry House 桑原建設の
代表・桑原人彦です。
花粉の季節が始まっていますね。
もはや国民病ですが、発端は
数十年前に植林した木材を
適期に伐採せず、外国産の
安い材料ばかり使っている、
我々住宅業界がもたらした人災。
日本の山々の健全化に向けて
国産材利用を続けていきたいと
そのように思っています。
さて、花粉ではありませんが
最近多くなってきたな~と
感じているものがあります。
それは「紹介ビジネス」。
「●●相談所」
「●●カウンター」
「●●学校」
など様々な名称がありますが
第三者的な立場に立って
一般消費者に対して
ピッタリの住宅会社を
紹介してくれる、というアレです。
運営主体は様々ですが最近は
住宅展示場を運営していた企業や
流通業者や金融系の業者なども
参入しているようですね。
聞くところによると、
未経験でも、実店舗がなくても
年収1000万円を超えられる、
という売り文句になびいて
開業が増えているのだそうです。
そんなに儲かるの??
と思ってしまいますが、
確かに紹介ビジネスというのは
売上がほとんど粗利。
お客様を住宅会社に紹介したら
その送客でいくらかもらったり、
成約した場合には工事費の
何%かをもらうことになります。
紹介手数料自体も、工事費の
3~5%が相場らしく、
工事費5000万円だったら
150~250万円程度が
もらえることになります。
これ、小売りのように原価が
かかるものではありませんし、
確かに非常に割のよい商売です。
参入する事業者が増えるのは
市場原理として理解できますし、
住宅会社を探せないという
一般ユーザーが相談に行くのも
別に悪いことではありません。
問題は、そのお金の出どころは
どこか? ということなんですね。
多くの紹介ビジネスでは、
お客様への請求金額に、
紹介料を上乗せすることを
規約で禁止しています。
でも、実際問題として、
200万円前後の費用を、住宅会社が
自社の負担で持ち出すことは、
基本的にはあり得ません。
ほぼ確実に、お客様への請求額に
乗せていることになります。
それが、契約書上、どんな項目で
計上されているかは分かりません。
全体的に金額が割り増しに
なっているのかもしれませんし
何かしらの手数料が余計に
かかっているのかもしれません。
ですが、いずれにしても、
住宅会社が負担できるような
金額ボリュームではないのですね。
つまり、この相談、紹介ビジネスは
サービスを提供している事業者と
クライアントの住宅会社が
タッグを組んで、お客様を
騙している、詐欺まがいのもの。
そこが非常に気持ちが悪いなと
私は感じてしまいます。
このお話は以前、コラムにも書きました。
https://mulberry-house1.com/l/m/aN3pT83K1Utc2z
メディア、家づくり百貨の動画でも
このコラムを取り上げて
いただいたことがありますが、
当該メディアの参加条件にも
「家づくり相談窓口に
加盟していない事」
という一文があります。
https://mulberry-house1.com/l/m/vY9NBBxHwyPt01
それくらい、おかしなことが
まかり通っているわけですね。
誤解をして欲しくないのですが
私は紹介カウンター自体が悪いと
言っているわけではありません。
健全にビジネスをしたいなら、
ユーザーからきちんとお金を
いただくべきだと思うわけです。
信頼できる住宅会社を
十分なリサーチの下、
お客様に紹介することで、
150万円でも、250万円でも
直接いただけばよいのです。
本当に価値のある情報だと
お客様が判断すれば、当然
お客様は費用を支払うと思います。
あえてそれをしないと言う事は
自信がないのでしょう。
住宅会社を間に入れることで
お金の出どころを曖昧にして
かつその責任は相談窓口には
一切いかないわけですから、
そんなリスクを追わない商売は
成り立たせてはいけないと
個人的にはそう思います。
虫が良すぎますよね。
そして、今現在、家づくりを
検討中の方々は、ぜひもっと賢く
自分たちで動いて、自ら考えて、
情報を取捨選択していくクセを
つけてもらいたいなと思います。
私が理事を勤めている団体でも
家づくりの最低基準を策定して
普及活動をしておりますが、
信頼できる情報ソースを
見つけるのも非常に大切。
https://mulberry-house1.com/l/m/AJCOTbG6SPt26H
https://mulberry-house1.com/l/m/8MK55o5IMJCHvs
このような基準を知るだけで
選ぶべき住宅会社は自ずと
絞られてくるはずです。
ぜひ比較してみてください。
今回はこの辺で
次回をお楽しみに。
Mulberry House 桑原建設
桑原 人彦
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