こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。
今日は大阪で実家に泊まり、
大阪のゲストハウスの今後についてじっくり協議予定です。
これからの運営の方向性、収支のこと、
ゲストハウスの運営は現在、
全国的に厳しい状況です。
そして明日からは名古屋へ移動します。
私は「1985」という団体で理事を務めていますが、
明日はその総会、
明後日は会員の取り組みを発表し合う「1985アワード」の審査員を仰せつかっています。
今回のアワードの審査員には、
私の師匠である堀部さんもいらっしゃいます。
大学院でたくさんの学びを得たので、
久しぶりにお会いできるのをとても楽しみにしています。
こうした場に身を置くと、
毎回強く感じることがあります。
それは、「学び続ける人」と「学びを止めてしまう人」の違いです。
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今日は「実務者が学ぶことの重要性」について書きたいと思います。
実務者の中には、
学びに行くチャンスを活かす人と、活かさない人がいます。
活かさない人の代表的な言い訳は、たった一つ。
「忙しい」
この一言です。
現場がある、打ち合わせがある、書類が山積みだ――
確かに建築の仕事は忙しい。私もよくわかっています。
それでも私はいつも思ってしまうのです。
「本当に、私より忙しいのだろうか?」と。
私も現場に行き、設計をし、
会社を経営し、スタッフのことを考え、
ゲストハウスを運営し、団体の理事を務め、
そのうえで学びの場に足を運んでいます。
だからこそ、「忙しい」を理由に学びを後回しにする姿を見ると、
正直もどかしさを感じてしまうのです。
特に気になるのは、
経験を積んだベテランほど、学ぶ姿勢が薄れてしまっているケースがあることです。
若手はまだ素直に学ぼうとする。
でも、ある程度の実績を積んだ人ほど、
「もう十分わかっている」
「今さら学ぶことはない」
という空気をまとってしまうことがあります。
これは決して悪意ではなく、
長年の経験がそうさせてしまうのだと思います。
実績と経験を重ねるほど、自分のやり方に自信がつく。
それ自体は悪いことではありません。
しかし、その自信がいつの間にか「思考停止」になってしまう危険もあります。
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10年前を思い返してみてください。
今ほど誰もがスマートフォンを持ち、
仕事も生活もデジタル前提になることを、
どれだけの人が想像できていたでしょうか。
図面は紙が当たり前だった時代から、
今やクラウドで共有し、オンラインで打ち合わせをするのが普通になりました。
SNSで情報発信をしない設計者は見えなくなり、
性能基準も、法律も、技術も、どんどん更新されています。
時代は、私たちが思っている以上に速く進んでいる。
だからこそ、今学んでいない実務者は、
かつての「ガラケーに固執するおじさん」に近いのかもしれません。
便利なスマホがあるのに、
「これで十分」と言って使い続けていた人たちのように。
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一方で、最近は注意すべきこともあります。
ただ勉強会に名前だけ加盟して、
「学んでいます」とアピールしているだけの人もいると聞きます。
実際に学び、現場に還元しているのか。
それとも肩書きだけなのか。
それは見極める必要があります。
だからこそ、これから家づくりのパートナーを選ぶ方には、
ぜひこんな質問をしてほしいと思います。
「最近、どんな学びをしていますか?」
どんな本を読んでいるのか。
どんな勉強会に参加しているのか。
何に関心を持っているのか。
その答えから、その人の姿勢や価値観、人となりが見えてきます。
学び続ける人は、必ず家づくりにも誠実です。
そして私は、これからも学び続ける設計者でありたいと思っています。
それでは、また次回。
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