こんにちは。こんばんわ。
タカハシ工務店の高橋真悟です。
なんか今日は、ちょっと不思議な話を
させていただきたいと思います。
先日、友達の勧めもあり占い館に
行ってきました。
あまりそのようなことは信じない
私なのですが、話のネタにと思い
行ってきました。
その占い館で、私は仕事運を
占っていただきました。
仕事運はわりと良いことを
言っていただいたので、
「良いことは信じよう」と
思っていたのですが、
その後に占い師さんから
「あなたの字画や運勢的に言うと、
熊野神社に行って参拝し、
大事にすれば運気がもっと開ける」
と言われました。
「熊野神社と言っても、どこの
熊野神社ですか」
と聞くと、和歌山県の本宮のことだと
おっしゃったので、
「ああ、わかりました。時間があれば
行きます」
と軽く返事をしておきました。
本宮が無理なら京都にもたくさん
あるので、京都の熊野神社でも
良いのでは、と提案も受けましたが、
あまり信心していないので
「近くを通った時に時間があれば
寄ればいいか」くらいに思っていました。
その占い館に行ったのが
11月のことでした。
そんなことも忘れて仕事を
バタバタしていた先日のこと、
大工から「材料が足りない」という
連絡がありました。
材木屋さんに確認すると
「配送便がもうなく、年内のお届けは
難しいですが、製材所に取りに
行っていただければ材料はあります」
とのことでした。
その時ふと脳裏をよぎったのが、
その製材所の場所がなんと
“熊野”
だったのです。
あの占い師が言っていたことが
頭をよぎりました。
その製材所から熊野本宮大社までは
少しありますが、普通に行ける
距離でした。
「私は何も信じていないのに、
これは何か呼ばれているのか」
と感じ、熊野本宮大社と製材所に
行くことを決めました。
まさかこんな偶然があるとは
思いませんでした。
行く予定など全くなかったうえに、
年末の忙しい時期。
それでも私は予定を調整し、
トラックを走らせました。
初めて行く熊野本宮大社までは、
約4時間ほどかかりました。
着いて鳥居を見ると、その先に階段が
スッと伸びており、両サイドには
真っすぐ伸びた杉の木が並び、
ものすごく神妙な気持ちになりました。
参拝を済ませると、心が落ち着いた
ような気がしました。
本宮を離れ、製材所・野地木材さんで
材料を受け取り、そのことを話すと
「すごい偶然ですね」と
大変驚かれていました。
材料を受け取り、製材所を見学し、
その後モデルハウスにも案内して
いただきました。
熊野の杉や桧がたくさん使われた
モデルハウスで、とても美しい材料で
あり、とても良い香りがしていました。
そして3時間かけて京都に戻りました。
朝8時半に出発し、夜7時半に
到着しました。
次の日無事材料を届ける事が出来ました。
道中ずっと考えていたのですが、
今年1年を振り返った時に、
1日中ひとりで車の中にいることなど
なく、いろいろなことをゆっくり考える
ことができました。
今年の振り返りや、来年どのように
生きていくか、どのように進んでいこうか
ということを落ち着いて考えられました。
きっと熊野本宮の神様は
「おい高橋、ゆっくり冷静に考える
時間を持ちなさい」
という意味で、私を和歌山まで
導いてくれたのかもしれません。
その日は大変疲れましたが、
ものすごく自分を冷静に見つめられる
時間となり、なんとも言えないほど
充実した1日になりました。
占いもたまに行くのも良いものだなと
思いましたし、これからも熊野大社には
ちょこちょこお伺いしたいなと思った
1日でした。
今日はここまで。
それでは素敵なお家造りを
していきましょう。(^O^)
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