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株式会社 夏見工務店

暮らしと美しさ

短パン半そでの楽しい暮らしを実現するぜ!
【たぶん日刊】

いつもありがとうございます、夏見です。
本日もメルマガご愛読ありがとうございます!

毎日暮らしと向き合っていると、
ふとした瞬間に「この家、いいな」と
感じる場面に出会います。
それは派手さではなく、静かに整っている感じ。
余計なものがなく、でも足りないものもない。
そういう住まいには、共通点があります。

まず、住まいの基本は“性能”です。
十分な断熱があり、
冬も夏も無理をしなくていい。
しっかりと計画された換気があり、
空気が澱まない。
空調は「効かせる」のではなく
「整える」道具として働く。
結果として、家の中で何も起こらない。
寒さに悩まない、結露に怯えない、臭いが残らない。
暮らしのトラブルが起きにくいということは、
実はとても豊かな価値です。

その土台の上で、
はじめて“素材”が生きてきます。
本物の木、土、紙、石、鉄。
触れたときの温度、光の受け方、
経年で深まる表情。
愛でることのできる素材に囲まれると、
暮らしは静かに上向いていきます。
ただし素材は、性能の不足を
埋めるものではありません。
性能が整っているからこそ、
素材は「美しさ」として成立します。

そして最後に、
暮らしを長く良く保つ鍵が
美しさだと思うのです。
美しさは贅沢ではなく、維持の力です。
美しいものは、乱暴に扱われにくい。
整ったものは、片づけられやすい。
好きだと思える場所は、手入れが続く。
結果として家は、時間とともに荒れず、
育っていきます。

日本的な美しさというのは、
華美ではありません。
陰影、余白、素材の正直さ、寸法の節度。
派手に主張しないのに、心が落ち着く。
その美しさを纏った高性能住宅は、
住まいの骨格として、とても強いのです。
性能が暮らしを守り、美しさが暮らしを育てる。
この両輪が揃ったとき、家は「ただの器」
ではなく、人生の背景になります。

住まいは、長く付き合うものです。
だからこそ、性能を徹底して、
何も起こらない日常をつくる。
その上で、本物の素材を選び、
日本的な美しさを丁寧に重ねていく。

住まいと美しさ。
それは別物ではなく、
良い暮らしを続けていくための
同じ軸なのだと思います。

では!また明日!

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