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株式会社ダイシンビルド

暮らしを広げる中間領域のつくり方!

こんばんは ダイシンビルド 清水です
今朝はやっと涼し感じでした
そろそろ夏が終わる感じですね
以前ならまだ夏の気温ですが
今年は毎日が38度、39度だったので
涼しく感じます

今日は久しぶりに事務所でした
1週間の完成見学会の後で
事務処理が山ほどありますね(笑)

本日は半屋外 中間領域のおすすめです

半屋外空間という言葉を
聞きなれない方も多いかもしれません。
簡単に言えば、室内でもなく完全な屋外でもない
「中間領域」のことです

日本の住宅文化で言うと“縁側”が代表的ですね。
縁側に腰を下ろして庭を眺めたり、洗濯物を干したり、
ご近所さんと会話をしたり、
昔から人と自然をつなぐ大切な場所でした。

現代の家づくりでも、
この半屋外空間は非常に重要です。
たとえばリビングからつながるウッドデッキやテラス。

ここに深い軒をかけておくと
雨の日でも窓を開けて過ごせます。
夏の日差しを遮りながら風を取り込むことができます。
冬は低い角度からの日射が差し込み、
自然に暖かさを感じられます。
つまり、外と内の境界を曖昧にすることで暮らしに“余白”が生まれるのです。

この半屋外空間を単なる飾りではなく
“居場所”にすることです。
中途半端に計画すると、
結局使われないデッドスペースになってしまいます。

たとえば床材一つをとっても、
リビングのフローリングと同じ高さで
ウッドデッキを仕上げることで、
自然にリビングが広がったように感じます。

屋外用の素材を選びつつも、
裸足で出られるような心地よさを持たせることが大事です。

また、半屋外空間を快適に活かすためには
家の断熱性能が欠かせません。
断熱が弱いと、夏はエアコンをつけてもすぐに暑くなり、
冬は寒さが入り込んで結局締め切った暮らしになります。

断熱性能をしっかり確保するからこそ
半屋外空間を楽しめるのです。
私の自宅でもエアコン1台で快適に過ごせていますが、
これは断熱と気密をしっかりやっているからこそ
テラスやバルコニーも心地よく使えるという実感があります。

最近では、ご家族でバーベキューを楽しんだり、
お子さんがプール遊びを
する場所として半屋外空間を求める方も多いです。

一方で都会の狭小地では外部との距離感が難しいですが
目隠しの工夫や植栽を組み合わせることで、
しっかりと“外の居場所”をつくることができます。

限られた土地でも
工夫次第で豊かな暮らしが可能です。

これからの住宅は“屋内性能”と“屋外のつながり”の
両立がますます大事になると考えています

性能だけを追い求めて閉じこもった家にするのではなく、
自然と触れ合いながら心豊かに暮らせる家。

その鍵となるのが半屋外空間です。
家の中で過ごす快適さと、
外に出た時の解放感、その両方をバランスよく取り入れてこそ、
本当に長く愛される住まいになると思います

これから家づくりを考えている方は、
ぜひ「半屋外空間」を意識してみてください。
間取り図だけを見ていると分かりにくいですが、
完成見学会等を通じて体感して見ると
暮らしのイメージが一気に膨らみます。
完成後の使い方を想像しながら、
ぜひ家族の居場所として
設計に取り入れていただければ嬉しいです。

では明日も宜しくです

半屋外の施工事例です
2025豊中の家
https://daishinbuild.net/l/m/ROM5oPHJ3KQ3Lv
2025 京田辺の家
https://daishinbuild.net/l/m/LnxSj1naIe4RVD

追伸:本日も新住協関西支部 YouTube Liveは20時から開始します
https://daishinbuild.net/l/m/kzsG7iFATai562

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