こんにちは。
シーエッチ建築工房の浪江です。
今日は芦屋市の平屋の家の
現地での家具のお打合せでした。
現地での家具のお打合せは実際に
幅、奥行、高さ、樹種
固定、可動、扉の有無などをご確認頂きます。
ご確認頂きましたサイズで
杉やブラックチェリー、タモ等を
少し早めに発注をさせて頂きます。
少し早めに発注しないと
納期や運送にかかる日にちが
以前よりかかってしまうからです。
先日、モデルハウスのご見学に
お越し頂きました方にご質問を頂きました。
このお風呂は「ハーフバス」「造作のお風呂」
どちらですか。
ハーフバスは浴槽部分は
工場で造られたユニットを採用し
浴槽より上は現場で壁と天井に
湿気、防水対策をし青森ヒバを張りました。
こちらがハーフバスです。
造作のお風呂
建築業界で在来のお風呂と言われる
昔ながらのお風呂です。
こちらが在来のお風呂です。
コンクリートの下地や防水層(何層も)をして
床と壁の一部に炭化コルクを張り
壁や天井に湿気防水対策をして
青森ヒバを張りました。
そして浴槽はマキのお風呂を設置しています。
結論ですがモデルハウスのお風呂は
造作のお風呂、ハーフバスになります。
ハーフバスと在来のお風呂の違いは
いろいろあります。
・水漏れのリスク:在来が高くなる
・費用:在来が高くなる
・工期:在来が長くなる
・旅行気分、露天風呂感:在来の方が高くなる
・施工性:在来の方が難易度が高くなる
・お手入れ:ほぼ同じ?在来の方が少し掛かる?
ちなみに価格について
ユニットバスと比較すると
ユニットバス < ハーフバス < 在来
の順に高くなる傾向にあります。
お風呂を造りたいとお考えの方は
費用と工期、暮らしの満足感、お手入れなど
総合的な視点でご検討頂きたいと思います。
先日、お風呂について見学会に
お越し頂いた方、現場で職人さん、社内で
話すことがありました。
最近は家にお風呂は家にあるけど
1年を通してシャワーしか使わないという
ご家庭もあるようです。
私は毎日、夏でも熱い熱い湯船に
つかり「あっ~♪」と言いたくなる人間です。
(これはお祖母ちゃんの影響です)
設計(間取り)を検討する際に
使わないユニットバスがあるのなら
シャワーユニットにして費用を抑え
余ったスペースは他の用途に使う
又は建物をコンパクトにして
予算を抑えるという考え方もありかもしれません。
実は先日、家族全員 浴槽はほとんど使わないので
シャワーユニットと同じような小さい浴槽の家を
つくらせて頂きました。
余った場所は脱衣を広く、室内干しスペースに利用
家族の暮らし方により
これも1つの方法だと思います。
物価高騰の時代ですので
必要のない物は削り(小さくし)
必要のある物を充実させて頂きたいと思います。
皆さまはどうお考えになられますか。
また下記 感想・ご質問から
お考えを教えて頂ければ嬉しいです。
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