こんにちは。輝建設のコハラです。
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大阪府家の市街地で
長屋のフルリノベーションが
はじまりました。
まずは解体から
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/OyhR0BfO4PiMa7
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さて、古民家再生を
よくしている当社ですが、
「町家」と「長屋」の違い、
みなさん、ご存知ですか?
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どちらも
古くからある木造の
細長い家
という点では同じですが
実は意味が少し違います。
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町家は
商人の住まい兼店舗として
都市部の街道沿いや
大都市の目抜通りなどに
建てられた
伝統的な民家。
京都、大阪、
奈良の旧市街に多く
表に格子戸、
奥に坪庭がある
ウナギの寝床のような間取り。
基本的に一軒で独立した家。
今、
ならまちでリノベしている
物件は、
建物は築50年で
町家ではないのですが、
敷地が間口8mに
奥行きが45mの
超、うなぎの寝床敷地です。
(豆:昔は間口の広さで
税金がかかったらしいので
うなぎの寝床敷地が
多かったらしいです
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対して、長屋。
一つの棟、
建物を複数の世帯で
壁を共有して
区切った連棟住宅。
江戸時代の都市部の
庶民住宅で
間口が狭く奥に長いものが
当時は多かったようです。
トイレや水場を共
同で使う形式も
多かったみたいです。
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つまり、
町家は独立した一軒家
長屋は複数棟が壁を
共有して並ぶ家
という違いがあります。
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見た目は似ている部分も
ありますが
用途や暮らし方において
大きな差があります。
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町家は商いの場としての顔があり
長屋は賃貸や分割利用が
前提の共同住宅的な
性格が強い住宅です。
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共通するのは
町家も長屋も
どちらも市街地に建てられ、
現存するものも市街地に
あるということです。
市街地ということで
店舗への利用や、
マンションは嫌で
古民家暮らしがいいけど、
郊外でなく街中で、、、
という方には
根強い人気が。
古民家リノベで残したい
というご相談を
よくいただきます。
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長屋、町家の工事で
一番気をつけたいのは
昔ながらのアバウトな
敷地境界などで
結構、揉めていることが多いので
外壁や屋根の修繕に際して、
足場を立てさせてもらえないなど
工事に支障をきたすことがあります。
もしも市街地の古民家、
特に町家は隣家との間で
軒が重なり合っていたり、
土塀の中心線なのか
土塀がどちらの持ち物のなのかなど
いろいろと見解分かれたいたり
することが多く、
中古物件として買うときは
必ず、筆界特定という境界線の
特定をしてもらったものでないと
買わない方がいいです。
ということで、また次回。
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追
当社の施工事例でも長屋リノベの事例があります。
もしご興味あればこちらからどうぞ。
↓↓↓
昭和9年の大阪市の長屋(1)
https://m.terukensetsu.jp/l/m/oMkbAOnebC841H
昭和9年の大阪市の長屋(2)
https://m.terukensetsu.jp/l/m/Dsr8pv9KfUgwkp
高槻市の長屋
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/89522e9VSls2oU
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町家もあります
↓↓↓
江戸時代のならまちのゲストハウス
https://m.terukensetsu.jp/l/m/xCvoPwvG6NdcR0
富田林の町家
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/clws0znju8GVTN
大阪市北浜の町家
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/IW9gyW8d4n4kt5
長屋について書いたブログも
よく読まれているようです
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/vAY9TNrgRFb6kU
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