こんにちは。
輝建設のコハラです。
本日は御所市で古民家の
部分改修工事の
打ち合わせでした。
その後、
和歌山県橋本市に移動して
古民家の長屋門の
修復工事の現場に。
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/aTcf0ZByLZwkj0
いろいろと
お声がけいただいて
ありがとうございます。
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さて、昨今の
木の家業界は
和建材ブームです。
その代表格は焼杉。
和瓦。名栗。ヨシベニヤなどなど。
ということで、
今日は和建材といいますか、
和風の仕上げで
和風な家でなくても
使えそうであったり、
ちょっとしたことで
和の雰囲気を醸してくれるもの
紹介しようかなと。
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玄関土間や
犬走りなど、
モルタルやコンクリートなどえ
仕上げるところは意外と
家の周りにはけっこうあります。
どんどんコスト優先にならざるを
得ないような昨今、
金鏝(かなごて)押さえと
いわれる、
職人さんが鏝でモルタルや
コンクリートを
ピタッとフラットに
押さえる仕上げに
勢いなりがち。
ですが、ちょっとしたことで
和風な雰囲気に。
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例えば、
普通のモルタルやコンの
鏝押さえに
黒の磨き石をいれる。
昭和の料亭の
門からお店までの
前庭の道というか
アプローチにありそうな、
あれです!
下の写真は北浜も
築100年の古民家再生。
そこで前の門から、、、、
のアレをさせていただきました。
写真手前は黒の磨き石。
奥はガラスを磨いて
磨き石のような
形にしたものを
埋めています。
↓↓↓
そのほかの写真はこちら
↓↓↓
大阪市中央区伏見町の築100年 古民家再生
https://m.terukensetsu.jp/l/m/n4tiFY1V2RZ9Jk
石をどのように置くか。
めちゃセンスが問われます。
これがなかなか難しい。
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もう一つは、
磨き石を鎮めるだけでなく、
墨モルタルと言われる
松煙(しょうえん)、松を焼いた煤をいれたり
左官墨と言われる糊の入っていない
墨汁をいれたりして
モルタルを黒く染めます。
↓↓↓
https://m.terukensetsu.jp/l/m/kL4eesU1dnfVrb
もう一枚
https://m.terukensetsu.jp/l/m/cLM7fbOM01WQ2Q
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どちらも左官屋さんに
お願いするのですが。
最近はこのような和風なことを
たくさんしてきた経験豊富な
左官屋さんもどんどん引退しているので
実はなかなかおいそれと
やってもらえない技術になりつつあります。
50-60の左官屋さんは
ギリギリこの辺をなんども
経験されているのではないかなと。
ということで、
そんなにコストアップにならないで
和風に触れる土間仕上げ。
ぜひ、工務店か
左官屋さんに相談してみてください。
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追:
いろんなことが
ロストテクノロジー化
しつつありますが、
意外とこのような
ロストしそうなものこそ
若い建築従事者が
増えているような気がします。
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