会員登録・ログイン パートナー企業申請
ロゴ
株式会社プレゼントデザイン

瑕疵保険の費用は誰が払うのか?

こんにちは。
プレゼントデザイン 川端です。

今日はじめてご来所いただいた
お客様は街中でのご計画。

私がいつかは設計したいと思っていた
パッシブ鉄筋コンクリート造になるかも。

まだ、未確定ですが、
新しいことは
ワクワクしますね。

さて、明日の契約にあたり、
工務店の担当者とやりとりしていたのですが、
こんな連絡が、、、

「地鎮祭や瑕疵保険の費用、
 別で見といてもらってください。」

あーーー、
しまった。

私の確認不足です。

地鎮祭はやるかやらないかは
お客様判断なので、
工事見積に入れなくていいというのが、
私の考えですが、

瑕疵保険は見積に入れるべきというのが
私の考えです。

瑕疵保険とはそもそもなにかというところですが、
もし、工務店が倒産したり、
修繕依頼をしても対応してくれないときに、
代わりに保険会社が、
別の工務店を斡旋したり、
保険金を支払う制度です。

これは姉歯事件という
建築業界をゆるがした大問題から
派生して作られた制度です。

構造計算を偽装し、
鉄筋量を減らし、
作られたマンションの住民が、
販売した会社が倒産したため、
住宅ローンを抱えながら
耐震補強工事費を負担しなければ
ならなくなったことを受け、

住宅を販売、もしくは建てた建設会社が、
かならず入らなければならないのが、
この瑕疵保険です。

工務店で家を建てる場合、
工務店が保険金を支払う人で、
住む人には「保険付証書」が渡されます。

この工務店が入る保険という名目ですが、
家づくりに関わる費用なので、
最終的にはお客様が負担している形になります。

だからこそ、見積に入れるべきなのですが、

「瑕疵保険はお客様の代わりに
支払っている」

という意識が工務店側に強いので、
見積から外して、別途支払いを求める
という会社も結構あるようです。

でも、法律上は
「工務店が入る保険」なので、
別途にされると、
なぜかおかしなことになります。

だからこそ、
見積に入れるべきなのですが。。。

今回は社長ではなく
若手が見積したので、
私の思いを汲んでもらえてなかったようです。

残念ですが、契約前なので、
お客様にご説明します。

ちなみにその他にも保険があります。
工事保険は工事中の火災や
労働災害に対応しています。

これももちろん、工務店が支払う費用ですが、
最終的には家づくりをしている
発注者であるお客様が負担しています。

家づくりという事象が発生しなければ、
出てこない保険ですので、
当然そういう形になります。

見積はかなり細部に渡るので、
なかなか素人であるお客様にはわかりにくいですが、
瑕疵保険が見積に入っているかどうが、
契約前に事前に確認してください。

それでは、また次回。

続きを読むには会員登録が必要です。

無料会員登録で、限定コンテンツ読み放題!