こんにちは。
シーナリーハウスの西村です。
窓を開けての朝晩のこの涼しさが気持ちよくて、
「いいな~」と思うのは、私だけではないはずです。
ある程度の高気密高断熱の家づくりは、もう当たり前の話として、
四季のある日本に住む喜び、そんなことを考えた家づくりをしたいと常々思います。
さて、
今日のテーマは「ピンチはチャンス」についてです。
ちょっと、昨日の話に続くのですが、今週7日の金曜日に行う「シーナリーハウス新しい期の決起大会(仮称)」の私の資料を作成したり、考えたりしていて、
そういう振り返りとかをしていると、
シーナリーハウスというオリジナルブランドを始める前の正確には2016年から工務店事業自体はスタートしているのですが、
この短い間でも、まさに、いろいろあったな~とつくづく実感します。
そして思うのが、「ピンチはチャンス」
この言葉、みなさん知っている言葉だと思いますし、よく聞く言葉だと思います。
私もなんとなく、よく使っていた言葉だったのですが・・・
それが、実際に、現実に自分に降りかかって、リアルに経験すると、ちょっと、この言葉の重みを本当に感じざるを得ません。
そうなんです。
シーナリーハウスの誕生は、大きな大きなピンチがあったからなんです。
それを知っているのは、それを当事者として乗り越えたのは、私と三浦、淵澤だけ。
ですから、このピンチを乗り越えた超本人の3人は完全なる一緒に戦った戦友ですね。
そのピンチは、それが起こった当時は、もうどうしようもなく焦るし、怒りもあるし、どん底に落とされた気分、というか、本当にどん底に落とされたわけで、
もうそれはあらゆる手段を講じて乗り切るしかなくて(そうしないと倒産、まだ工務店はじめたばかりでしたが、それまでに家を建ててくださったお客さまを裏切ることになる)、その時は無我夢中でした。
株式会社おおいた家づくりコンシェルジュを立ち上げた2016年当初は、私は結構な売り上げもあげる保険屋さんも兼業しながら、家を建てる人への営業、マーケティング的なことは私が全部しておりましたが、基本、工務店業に関しましてはオーナー業的に関わっておったのですが、
このピンチが起きた2018年夏からは保険業を廃業し、株式会社おおいた家づくりコンシェルジュの代表取締役となり、工務店業に専念することになりました。
当然、最初はこのピンチを乗り切ることしか、頭に無いですから、それはもう、そんな先のことなんか冷静に考えられません。
毎日、寝れない日々が続きました・・・どんなに疲れていてもマジで寝れなかった(笑)
このピンチは頭が良く行動力のある淵澤君がある神風を吹かせてくれて、それで一旦、逃れることが出来たのですが、工務店業としての長期的な解決にはなっていませんでした。
「ピンチはチャンス」
「追い詰められた苦しい状況こそ、新たなことをスタートするのに絶好の機会」
そうなんです。
このピンチの状況だったからこそ、思い切って、新しいことをチャレンジしよう、するしかない!ということで、
大きなキッカケを得たのが、当時から私も憧れていた、全国の工務店が学ぶ家づくりをしていた、スーパー工務店の鹿児島ベガハウスさんとの出会い。
何と言ってもこれでしょうね。
この出会いが無かったならば、今のシーナリーハウスの存在はありません。
この出会いには、私の過去の経験が大きく関わっておりまして・・・(人生、どんな経験も無駄ではありません)
東京時代に地域工務店を経営コンサルティングしていた、ある小さな会社で仕事をしていたことがあるんですが、
その時の同僚がベガハウスさんの立ち上げ時にベガハウスさんをコンサルティングしていた人間で、ベガハウス創業者さんと親しく、
私はたまたまその彼とこのピンチの前に、その会社を離れてから十数年ぶりにコンタクトをとっていて、あるタイミングで、ベガハウスさんを創業者さんを紹介されたというのが流れです。
いろいろと縁があったということだと思います。
その工務店コンサルティング会社もたった1年ちょいの在籍ではあったのですが、当時の全国の優良工務店を多くコンサルティングしていた、この会社でのとても濃い時間の経験は、現在、工務店を経営する上で大きくプラスに影響していることは事実です。
当時、かなりのピンチだったからこそ、本気でこの縁を活かそうと、これを活かさなければもう未来はない!といった感じで立ち向かっていたと思います。
今思うと「火事場のバカ力」といった感じの大きな力も発揮できていたのかと思います。
「喉元過ぎれば・・・」で普段は完全に忘れているのですが、あらためて当時のピンチのことを考えると、背筋が凍りますね(笑)
ピンチに鍛えてもらい、それなりに強くなりました(笑)。
そう言えるのも、あのピンチがあったからこそのチャンスでして、シーナリーハウスの誕生という大きなチャンスが産まれたのでした。
いろいろなことを脳みそから血が出るくらい考えたことも事実です(そういうことはシーナリーハウス誕生から今でもずっと続いておりますが・・・(笑))。
そうさせてくれたのも、ピンチがあったからこそ。
ピンチがないと人間、思考停止となって何も考えないですもんね。
会社経営において思考停止状態が一番恐ろしいですので、そうじゃない状況をつくってくれたピンチに感謝です。
あの毎日寝れなかった日々を繰り返すのは、たまったもんじゃなく、もう二度と経験したくないですが(笑)、
ピンチはチャンスを運んでくれるものだと考えると、まんざらでもないかもですね。
「ピンチはチャンスと楽しむ」ことが出来れば、もうそれは最強ですが、
口で言うのは簡単ですが、なかなか・・・(笑)
ネットで調べると、「ピンチはチャンス」に関連する有名人の名言、多く出てきます。
例えば、
「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁があるときはチャンスだと思っている」(イチロー/元プロ野球選手)
それから、
「成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています」(羽生善治/プロ棋士)
有名な起業家で、
「人類史上の進歩のほとんどは、不可能を受け入れなかった人々によって達成された」(ビル・ゲイツ/マイクロソフト創業者)
「ピンチの時には身近にいる社員を総動員して、彼らを信じるんだ」(スティーブ・ジョブズ/アップル創業者)
当時の私たちも、まさに、そうでした(笑)。
ちょっと、古くて、
「人間の価値は、敗北に直面していかにふるまうかにかかっている」(アーネスト・ヘミングウェイ/作家)
と、
このような名言、格言をあげていくとキリがありません。
それだけ、みんな、ピンチを乗り越えてきているんですよね。
今日のメルマガ、もうそろそろ3,000字越えで長くなっておりますが、
少しでも勇気づけられている方が一人でもいらっしゃったなら、私のメルマガを読まれる甲斐もあったということで、発信している私も嬉しいです。
これを書いている私自身、あらためて一人で勝手に気合入っております(笑)。
では、
今日は、これで
失礼させていただきます。
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