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株式会社おおいた家づくりコンシェルジュ

~ジョージ国広という人~

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

昨年の10月15日にスタートしました、
シーナリーハウスの家づくりメルマガ。

偶然なのか!?必然なのか!?

面白いことに、この4月からジョインの
新人君が、満を持して弊社のHPから
求人応募してきたのが、その前日。

なんと10月14日の正午すぎのメール。
そのメールから彼の人生は変わりました・・・・

翌日の10月15日から
私の人生も変わりました。
このメルマガを通してお客さまとつながりはじめました。

彼は新しい動きの何かを察したのでしょうか。
そうであるに違いありません(笑)。

入社して2週間。

彼は、おそらく、
今後のシーナリーハウスを大きく担う
逸材であると感じているのですが、

そのスタートが昨年の10月14日に
切られていて翌日の15日から、
これまた満を持しての私のメルマガ、スタート!

単なるこじつけではありますが、
このようなことよく私には起こります。

これは何かの流れなんだと思うのです。

明らかに良い流れの。

もし、そうでないとしても、
どうせならそう思うようにしましょう!(笑)

さて、
メルマガの話に戻しまして・・・

どうせやるなら、
先ず1年間、毎日、日刊でやるぞ!

と自分に喝をいれて、

今日は、ちょうど、その折り返し地点。

スタートしてから、183日目のメルマガになります。

みなさん、果たしてこんな内容で良いのでしょうか!?(笑)

毎日、それはもう一生懸命書いてはいるのですが・・・

と言っておりながら、私は
こんなメルマガしか書けませんので、

これからも自分らしく、
あくまで自分らしく書いていこうと
思いますので、宜しくお願い致します。

どうか温かい目でご拝読くださいませ。

ということで、記念すべき!?(笑)

メルマガスタート、半年目の
今日のテーマは、
「ジョージ国広という人」についてです。

またまた、建築家の話題ですが、
建築家・ジョージ国広さんを知っていますか?
↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/NRr02XrDQbfcfo

おそらく、知らないでしょうね~

この人の名前を知っている人は、
ほとんどいないかと・・・(笑)

スゴイ人ですけど、
メジャーな人ではありませんので。

昨年度、退官されましたが、
永く国士館大学で建築デザインを
教えてこられた教授であり建築家です。

カリフォルニア大学バークレー校、
ハーバード大学大学院デザインスクール
で建築デザイン学び、

1996年まで建築家としてサンフランシスコ、
ロスアンゼルス、ニューヨークで活動、

1997年に拠点を東京に移し、
1998年から国士舘大学で教鞭をとり、

2022年に国士館大学を退官。
↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/gbhHtqsrAF6Kuf

国広さんとは国士舘大学の学部改編の
コンサルティングの仕事をした時に
ご一緒させていただきました。

この仕事は、
とある広告代理店の知人から紹介され、
私個人のみで受けた仕事であり、

当時、一人でコンサルティングする
仕事としては一番大きな仕事でした。

工学部建築学科の主任教授であった
国広さんとは将来の工学部のあり方、
建築学科のあり方について、
世田谷の一等地にある大学構内で
真剣に何度も議論させていただきました。

建築学科出身で建築とは違う世界で
仕事をしている私に、
とても興味を持っていただき、

「自分も若い時は成り行きで建築家を
していたが、自分は建築家ではない。
建築の世界と社会をつなげることを
する、建築活動家である」

と言っておられました。

現に、その時は、
建築デザインは自分では一切せずに、

「自分は国士館から建築家を育てる!」

と大学での建築家教育に燃えておられました。

そこで誕生したのが、国士館大学出身で
唯一の建築家とも言われる前田圭介さんです。
↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/mn7KDabYTKyiH9

国広研究室に行くと、いつも、
学生さんが起立して大きな声で挨拶をし、
お茶を丁寧に出してくれました。

国広さんが言うには、

「こいつらバカなんだから、せめて
礼儀ぐらいはキチンとしないと
社会で使い物にならないよ~」

と、学生に厳しく社会人教育を施していました。

また、

「建築家の世界は、完全に下剋上。
偏差値が低い大学出身者でも勝てる世界。
国士舘のアイツらは普通の企業に就職したら負け。

学歴だけで出世は難しい。だから、
俺は一本立ちできる建築家を育てるんだ。」

そう、熱く語っていました。

カリフォルニア大学バークレー校、
その後、ハーバード大学大学院という
建築を学ぶ世界ではエリート中のエリートである
国広さんが言う言葉には、とても説得力がありました。

その当時、
今のように自分が建築に関わる仕事を
するなんて思ってもなかったので
なるほど~というぐらいでしたが、

今は、恐ろしくガテンがいきます。

学部改編プロジェクトの半年間の
間だけのお付き合いだったので、
本当に短い間だったのですが、

とにかく、建築に、建築業界に
とても「パッション」のある方で
若々しくカッコ良くて明るい人で
あったことが思い出されます。

こんなこともありました。

安藤忠雄さんがアメリカで初の仕事の時、
アメリカの建築事情を知らない安藤さんの
現地コーディネーター役をしたのが
国広さんらしく、

それから安藤さんとは親交が深くなり、
ずっと懇意にされていたようです。

ちょうど、
私が世田谷詣でをしている半年の間に
国士舘大学の新設ホールが建築され、

国広さんプロデュースで、そのこけら
落しのイベントに安藤忠雄さんを呼んで
学生向けの記念講演会が開かれました。

国広さんに招待され、特別に
安藤さんの控室に入れていただき、
少し雑談をさせてもらいました。

そして、
安藤さんの本にサインをいただき
握手してもらった記憶があります。

あの世界の安藤忠雄にです(笑)。

確かそのサイン入りの本は、
弊社事務所にN2 Life Style Libraryにあるはずです。

国広さんという人が面白かったのは、
多くの一流の建築家を知ることで
自分が建築設計をすることに
向いていないことを知り、

教育者やプロデューサーに廻った
ことです。

そこに専念する人間が少なかったから。
そこをする人間が建築界に必要だと思ったから。

潔いけど、なかなか出来ないことです。

建築愛への「パッション」がそうさせたのだと思います。

建築活動家。

国広さんだからこそ、なせる業なんだと思います。

気鋭の建築家として、JIAの新人賞も
獲得している、前田圭介さんをはじめ、

そのパッションを受け継ぐ人間も
多く産まれているのだと思います。

やはり、
「パッション」は人を動かしますね。

国広さんとの出会いを思い、感謝し、
私も「パッション」を大事にしていきます。

そして、シーナリーハウスを通して、

スタッフに、
お客さまに、
多くの関わる方に、

「パッション」を伝えていければと思います。

私は「パッション」担当、
しっかりとした実務は、
シーナリーの優秀なスタッフが担当いたしますので。

熱すぎてうざい時は正直に言ってください。
程々にしますので(笑)。

ということで、
今日もかなりの長文になりました。

スタートして半年のメルマガ、
最後は、また「パッション」での
締めくくりとなりました(笑)。

今日は、これで
失礼させていただきます。

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