こんにちは。
シーナリーハウスの西村です
2月、最終日。今日は完全に春でしたね。
残念ながら、今日はモデルハウス「シーナリーの家」で過ごすことができない予定だったのが残念でした(笑)。
昨日のメルマガにも書きましたが、外とつながる空間、最高です。
そこで、ぼーっと、本でも読みながら、うたた寝をする。
自分の家だからこそ、自由に気ままに気兼ねなく・・・
実体験からくる経験値をシーナリーハウスで家づくりをされる方にも伝えていかねばなりません。
さて、今日のテーマは「ものがわかるということ」についてです。
天気の良い今日のような気持ち良い日は外に出て、直接的に仕事とは関係ない本を読む。
本好きな人間からすると至福の時間です。
月末の社長業を終えた昼下がりから今日、私が手に取った本はこれ、
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https://m-sceneryhouse.jp/l/m/RGEWMFbxu2Qklh
ベストセラー作家の養老孟司先生の最新の著作です。
養老孟司さんの本は、建築を学んでいた学生時代に手に取ったのが最初で、おそらく、最初に読んだのが『唯脳論』という、医学博士で解剖学者らしい内容の本でした。
アマゾンで検索すると、私が読んだのは、この単行本でした。
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https://m-sceneryhouse.jp/l/m/QxlX9nA1bgMV6t
今の時代につながる「脳ブーム」の先駆け中の先駆けであった本であります。
養老孟司さんと言えば、なんと言っても、大・大・大ベストセラーの『バカの壁』。
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https://m-sceneryhouse.jp/l/m/Z28tdBtSn7sFm8
その後、おそらく出版社の意向でしょうが、壁ブームで『○○の壁』という本をたくさん出しています。
↑今日、読み始めた、最新作『ものがわかるということ』、読みやすくて、共感する内容ばかりで、読んでいて面白いのですが、かなり久しぶりに『バカの壁』を再読したくなりました。
少し解説しますと、
養老孟司さんの言う、「バカの壁」とは「人間というものは、結局自分の脳に入ることしか理解できない」というところで「現代人がいかに考えないままに、己の周囲に壁を作っているか」、つまりあの人たちとは話が合わないという「一元論」が「バカの壁」の元凶であると言っています。
この「一元論」、「決めつけ」の怖さ。今の家づくりの仕事をしていても、自分たちが一番注意しないといけない点であります。
一方的な情報収集ではなく、如何に客観的視点をもって情報収集をし、そこから更に、客観的視点で情報を精査し、常に学ぶ姿勢を忘れないこと。
つまりは、「バカの壁」をぶち破って学び続けることができるかどうか!?
そこにかかっていると・・・
「学問とは生きているもの、万物流転するものをいかに情報に換えるかという作業である」
その通りだと思います。
さて、話を、最新作の『ものがわかるということ』の方に戻して・・・
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