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株式会社おおいた家づくりコンシェルジュ

~せめて100年続くブランド<その2>~

こんにちは。

シーナリーハウスの西村です。

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今年最初の完成見学会
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2/19(土)~27(日)の間、
玖珠郡九重町にて「渓谷の家」
完成見学会を開催させて頂きます。

↓↓↓是非、ご予約ください↓↓↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/C9qw0TNiRVg7TY
※今回ご見学いただく建物写真アップしております。
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今日は3連休、中日ですね。
大分県ではステイホームを呼びかけております。

モデルハウスのご見学や完成見学会は
密ではなく、外部の人との接触はありませんので
ドライブがてら、気分転換に是非、お越しください。

今日のテーマは、昨日の続きで
「せめて100年続くブランド<その2>」についてです。

私もとても共感するテーマになっております。
みなさんにも興味持っていただけますと嬉しいです。

先ず、みなさまにお詫びです。

昨日のメルマガでミナ・ペルホネン(mina perhonen)、

ミナ(mina)のaのところが文字化けしていたと思います。
申し訳ございませんでした。

本来、ミナ(mina)のaの文字は
特殊文字でして、aの上に点々が付きます。

さて、
ミナ・ペルホネン(mina perhonen)というブランド

そのデザイナーの皆川 明(みながわ あきら)さんの話です。

↓ご参考までにHP↓
https://m-sceneryhouse.jp/l/m/Fqh84ZkDbjEptt

昨日の続きで、
皆川さんが創業時にアルバイトをしていた魚市場で学んだこと。

市場に通っている職人さんから
以下のようなことを勉強したといいます。

開店直後は多少値が張ってもいいから
良い品を仕入れたい人が来る。
けど、閉店間際には残り物でも構わない
から安く仕入れたい人が来る。

刻一刻と変わる状況を見定めて、
仕入れと値付けを行うのは勉強になったと。

それから良い職人、料理人であるほど、
魚を大事に扱うらしいです。

具体的には、こんなことを言っています。

切り身だけで使っていればお魚の半分を
捨ててしまうことになりますが、
例えば、
鯛であれば頭も煮物で本当に美味しく頂けますし、
アラも汁物にできる。

素材を無駄なく使い切れば、
結果的に料理の原価は抑えられるし、
お客様はいろんな料理を楽しめて、
満足度も高まる。

優れた職人というのは、
クリエイティブもサービスをも両立させている。

この優れた職人さんの姿勢は
かなりヒントになったということです。

服だけではなくバッグなども作ろうと考えたのも、
作ってきた生地を大切に使い切ろうという
発想からだということです。

デザインを「デザイン」の世界の中だけで
考えるのではなく、
世の中の出来事からヒントを
得ることがよくあって、

逆に、世の中の事象を「デザイン」で
置き換えて考えることもしているといいます。

ここで皆川さんが大事にしているのが、

「事象に優劣をつけない」ということ。

何か起きても「これが良いことだった」とか
「悪いことだ」と判断しないと。

「うれしいこと」「悲しいこと」などと分類しない。
まずは全部をフラットに並べて置いて眺める。

う~、
これはなかなか出来ない思考ですね。
私を含めて普通の人間は、
ついつい優劣をつけてしまう・・・

続いて、
皆川さんはビジネスについても
こう言っています。

ビジネスの場面でも「失敗」すると
ついつい言い訳をしたくなるけど、
失敗をフラットに解析すれば
「次の成功」につながる。

逆に、「成功したこと」も、
成功した要因が自分たちではなく、
外側の環境が良かっただけかもしれない。
と考える。

良いこと、悪いことを判断するのではなく、
出来事を分解する。

らしいです。皆川さんは。

皆川さんのするファッションの世界での
フラットな分析は以下のように面白いです。

ファッションブランドは服や雑貨は
ほとんどが「ワンシーズン限り」ですが、
どのアイテムもすべて売り切るのが難しいため、
結局は、大幅に値引きをしたり、
最悪は廃棄することが当たり前のように行われている。

けど、よくよく考えると、
たったワンシーズンの結果だけで、
「売れたから成功」とか「売れなかったから失敗」
とまでは判断してはいけない。

売れなかった原因を検証して修正できれば、
次のシーズンには売れる可能性がある。
だったら、
最初からシーズンごと修正できるように
長い期間売れるものを作ればいいのではないか!?

というのが皆川さんの考え方です。

ということで、

「1年で10万着の服を売るのではなく、
10年かけて毎年1万枚を確実に売ろう」
ということを目指したのです。

ここがミナ・ペルホネンという
アパレルブランドの画期的なところです。

でも、よくよく考えると、
私もシンプルにそう思います。

みなさんもそう思われたのではないでしょうか?

けど、言われてみれば、
「あ~、あ~、なるほどね」と思うことも
最初にする人がすごいんですよね。

本当に、勉強になります。

と、まだまだ続くのですが、
すいません、
今日のメルマガでは書ききれなくなりました。

この続きは、明日のメルマガで!

では今日は、これで
失礼させていただきます。

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