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凰建設 株式会社

静かさは貴重

凰建設の森です。

本日は、移動しかしていないので、
お休みと言ってもいいかも。

鳥取での講演会は、
実務者向けの物でしたが、
お施主様の立場の方で、
ご参加いただいた人も。

テーマが「伝え方」
なので、あまり役には
立たなかったかと、、、

そしてプロの皆様、
メインの伝え方の方は
あまり質問が出ず、
ついでに話した
パッシブ換気の方に
興味津々のようで、
沢山質問を頂きました。

本州では実践者の少ない
パッシブ換気。
珍しかったのでしょうね。

という事で、今日は、
パッシブ換気のお話。

ざっくりの概要は、
ブログで紹介しています。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/JCOotkxFzMgrAM

今日のメルマガは、
その中でも「音」について
フォーカスしてみます。

今は言わずと知れた、
全館空調ブームです。

家の隅々まで暖気や冷気を
届けるために、エアコン本体は
勿論、エアパスファンや、
アローファン、ブースターファン等
様々な送風機を使います。

それに加えて屋外と空気を
やり取りする換気扇のファンがあり、
家の中では沢山の風切り音や
モーター音が鳴っています。

学校で授業をする際、
音の単元の時にやる実験があります。

「皆さん静かにしてください」
とアナウンスをします。

みんな静かになった後に、
「静かだと思う人?」
と聞きます。全員静かだと答えます。

次にプロジェクターの電源を落とし
「さっきより静かだと思う人」
と聞くと、やはり全員、
さっきよりも静かだと答えます。

教室の換気扇を止めたり、
パソコンの電源を落としたりして
ファンやモーターの音が
完全にない状態を作ります。

最後の方はわずかな音なので、
デシベル計で測っても、
誤差くらいにしかなりませんが、
それでも人間の耳は、
静かさを敏感にキャッチします。

床下熱源を、エアコンではなく、
温水パイプで行うパッシブ換気は
冬にほぼ完全な無音空間を
作ることができます。

これは、体験したことがある
人じゃないと分からない。

無音の空間で、移ろいゆく
外の景色を眺める。

無音の空間で降り積もる雪を見る。

その幻想的な様は、
言葉では言い表せない。

余計なノイズの無い環境で聴く
オーディオの音もまた格別。

家の中に常時音が発生しがちな
今の日本の家づくりにおいては、
静寂というのもまた、
贅沢な空間になります。

機会があれば、
ぜひ体験していただきたい。

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