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株式会社 菊池組

青森県内で◯棟目のパッシブハウス

いつもありがとうございます。
菊池組・キクチです。

11月はパッシブハウスジャパン東北支部勉強会やKKBという団体やその他の勉強会で出張が多くなかなか忙しい日が続いていましたが、
そんな中でも通常業務もこなしつつ、引き渡し済みの住宅をお借りし、「くらしの見学会」を初めて 開催するなど、ハードに追い込みました。

色々と研修、視察、出版などの報告もしたかったのですが

メルマガ配信が一ヶ月ほど滞ってしまい、内容共有や情報提供もできていなかったので、

ここでちょっと自分を奮い立たせ、執筆時間を15分に縛り、その時間で書ける内容で、
家づくりに役立つ情報とお知らせを3~4回にわたってなるべく短いスパンで配信しようと思います。

まずはコレ。

つい最近、仲間の工務店に浴室ヒバ張りの仕上げ方法について話す機会があり、
メルマガでも皆さんにお伝えしようと思っていた、
この撥水塗料↓

tatara撥水シリーズは、木材のはっ水・防汚のための最高級セラミック塗料です。表面に塗膜を作るウレタンやニスなどとは違い、高い浸透性をもって木の繊維奥深くまで…
kikuchigumi-mutsu.com

ご存じでしたか?

ウッドデッキや外壁などにも使えますが、そういった広い面積に使うにはかなり高額になってしまいますし、ウッドデッキや外壁に無垢の木を使う場合には、雨染みやカビ・変色などは許容して使うものだと思います。
この塗料のシリーズはどちらかというと室内のダイニングテーブルや洗面カウンター、浴室の壁や天井などに最適だと思います。

さて…

11月6日にパッシブハウスジャパンの東北支部勉強会を企画・開催しました。

青森県・八戸市の家工房・上野氏の自邸である「八戸パッシブハウス」の見学会。
中古のボロ家を数年かけて住みながらDIYでリノベした住宅です。

新築のパッシブハウス認定基準もクリアする年間暖房需要14kW/㎡を、なんとリノベーションで叩き出すという、おそらくはリノベ住宅としては最強レベルで高断熱&日射取得のパフォーマンスが高い住宅。

その八戸パッシブハウスですら、2週間前の11月中旬には初暖房をしたという事ですので、青森県では「断熱のやり過ぎ」という事はほぼないかと思います。

おそらく青森県内においては必要な暖房エネルギーが最も少ない建物だと思われる私の自宅「むつパッシブハウス」であっても、当然の事ながら毎日無暖房というのは全く無理なわけで、もっともっと断熱すれば、無暖房で済む期間は伸びていくのです。

断熱にやり過ぎはない…だけどコストパフォーマンスがよいラインというのは確実に存在している。

A社はこのあたりがコストパフォーマンスがよいと言って、

B社はこのあたりがコストパフォーマンスがよいと言っている。

各社、それぞれ自社に都合のよい事を言っている場合という事も大いにあるけど、

実際にその会社が「このスペックが自社にとって比較的安く実現できる高性能だ」というのは間違っていない場合が多いかと。

その会社にとってコスパがよいレベルというのは努力次第で高まっていく。
すなわち、努力をすれば、よりハイレベルなものが高コスパになる、という事はあります。

この住宅はリノベーションのパッシブハウス認定、
「EnerPHit」を申請する予定ですが
青森県では3棟目のパッシブハウスなのか?
2棟目なのか?

この住宅も、
弊社が青森市で設計施工させていただいた「青森パッシブハウス」も、
認定申請はまだですが、

この住宅のリノベ工事が始まったのは、
2020年12月に着工した私の自宅より先なので、
工事着手した順という意味では1棟目かもしれません。

八戸パッシブハウスでの勉強会は、
↓こんな感じでした。
↓写真を並べた共有ドキュメントが開きます
https://kikuchigumi-mutsu.com/l/m/BoRjTRywPZCiQg

遠くから、会いたかった人達もたくさん集まってくれ、楽しいイベントになりました。

写真のように飲み食いして遊んでいただけでなく、場所を移して座学講習会もしています。
座学の時間以外は勉強会中も、移動の車内の時間も含め、
ずっと懇親会のような感じでしたが、
それでも皆さんと交流するには時間が足りないものですね。

最後の2枚は、外観のビフォー&アフター。
驚きです。

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