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株式会社 菊池組

電気料金のヤバい話、最新版!!

こんばんは菊池組・キクチです。

緊急!的な話。

日本中の住宅を設計中の人、そしてこれから設計する人に今すぐ伝えたい話。

書き始めたら長くなってしまったのですが、絶対最後まで読んでください。
絶望的な話と思いきや、最後には光が見えます。

電気料金の値上げヤバイよーっていう話、ニュース等から耳に入っていると思いますが、自分事だと思っていない人が多いようです。

今日、東北電力の担当者から説明を受けたのをざっくりお話します。
急いで書き始めたのに1時間以上もメルマガ書いていました。

元々知っていた話も、今日はじめて聞いた話も併せて分かりやすく伝えようと思うので数字も端数などを端折って(基本四捨五入で)お伝えしますね。

他地域の人や他の電力会社の人も似たような流れになる可能性があり、参考になると思います。
それに加え、家づくりにおいて自分はこうすべきだと思う!
という見解もお話していきますので最後までお付き合いください。

ざっくりとした話ですが、今年11月までは燃料調整費の限度があり、その限度以上は東北電力が負担していました。

●深夜が安いプランの話。
12月からは「深夜が安いプラン」は上限が撤廃され、昼の料金も深夜の料金も、1kwhあたりかなりのアップになります。

12月は12.5円
1月は13.4円です。

「オール電化の一般的な使用量の場合、◯◯円の上昇が予想されます」
とか言われても、東北電力は北は青森ですが、南は新潟・福島県までです。
そして本社は温暖な仙台市にありますし、人口のウェイトもかなり南寄りです。

例えば仙台市や新潟市と比べて青森市は、暖房費が倍程度にもなるのに、一般的な家庭では◯◯円アップ、ってどこの地域の話?と思うのですが、、、

去年の12月や1月の電気使用量が

1000kWhの人は月の電気代が約12000~14000円アップ。
2000kWhの人は月の電気代が約25000~27000円アップ。
3000kWhの人は月38000円~40000円もアップします!
月額ですよ!

3000kWhも使うヤツは居ないだろうと思うかもしれせんが、高断熱とってもゴリゴリじゃない性能で、大きい家なのに全館暖房している家なら、青森県ではまあまあある使用量です。

2月の燃料調整費は発表されていませんが、単価は上がります。
ただし、2月になれば1月より使用量は減るでしょう。

3月まではこの体制で行きます。
4月以降の話、国の補助の話は下の方でしますので、最後まで読んでください。

●従量電灯の話(昼・夜も同じ電気料金の一般的家庭の電気契約)
これは、法律的な縛りで燃料調整費の上限が撤廃できないらしく、そのため、元の電力単価を上げるという申請を経産省に上げているようです。その電力単価は300kWhを超えると1kWhあたり約43円です。

これが4月分の料金から。それ以前から元々契約している人もその値段になるという事です。

●4月以降の「深夜が安いプラン」の話。
4月以降は深夜が安いプランの方も上限撤廃されたからと言って燃料調整費の爆上げで引っ張るのではなく、既に契約済の人も元の契約料金単価を上げる事になるそうです。
深夜帯料金の上げ幅を大きくし、そのぶん、昼の方の上げ幅を小さくしたようです。

例えば深夜8時間安いプランの場合、
1kWhあたり
深夜は 約30円
昼間は 約46円

前から契約している人は4月分からはこのくらいの料金になります。

深夜の単価、元は約11円だったわけですから。約3倍です。
もっと前は7円だったりしたのでその頃からすると4倍以上です。

4月以降には別なメニューが登場し、新たに契約する場合はこれまでの深夜が安いメニューは選べなくなるようですが、その内容は長くなるので割愛します。
夜と昼の価格の絶対量やバランスとしては↑に近い感じです。

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