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凰建設 株式会社

軒の意味は無いの??

凰建設の森です。

本日は上棟。
少し前まで暑かったですが、
今朝は足場ネットの紐を
結ぶ手が凍えました。

屋外作業をすると、季節が
移ろっているのを感じます。

いつもは一日中現場にいますが、
今日は途中抜けて小学校に。

来年のPTA役員さんを決める
会議が授業参観に合わせて
開催されます。

揉める事請け合いということで
会長さんは絶対居てくださいと
言われて渋々と。

この文章は役員決めの前の時間に
書いておりますので、結果は如何に?

さて、本日の話題は、質問箱から。
↓           ↓
https://ohtori1.com/l/m/kEnAisIwxZeYXA

最近話題のようですね。
このお話は正しいです。

パッシブハウスジャパンの主催する、
省エネ建築診断士の試験などでは、
ずいぶん昔から、これに関する
設問が登場しております。

弊社の施工事例などを見て
いただいても南面の庇は、
あったりなかったりします。

年間を通した日射遮蔽と
日射取得のバランスを考えると
南面につけるべきは庇ではなく、
ブラインドやスクリーンになります。

高性能で、パッシブデザインが
きちんとなされた住宅だと、
最も日射による暑さに
悩まされるのは11月になります。
悩みと言えるようなものでも
ないとは思いますが。

その時のために、南側に
外付けの日射遮蔽装置は
あったほうが良いと思います。

ただ、家づくりはいろんな要素が。
予算の関係もありますし、
可動式の日射遮蔽装置を、
マメに操作していただけるのか
という性格の問題もあります。

暑がりさんなのか寒がりなのか。

夏の快適に家を寄せるのか、
冬の快適に家を寄せるのか、

そういう微妙なカスタマイズは
あっても良いと、私は思います。

1番の問題は、その家に暮らす
あなたにとって、最も良い
設計になっているかどうか。

庇をつけて、より夏や中間期の
快適性を求めるもよし、
ブラインドにして冬の快適を
求めるもよし。

それを意図して設計できると
大したものだと思います。

また、軒の役割は日照調整だけでは
ありません。軒下にできる、
雨の当たらない空間はいろんな
シチュエーションで役に立ちます。

軒があることで、外壁に雨が
当たりにくくなります。

あまり濡れてほしくない外壁だと
やっぱり軒はあったほうがいい。

ぜひ、一年を通して、あなたに
最適な家を設計できる人に、
家づくりを託してくださいませ。

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