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凰建設 株式会社

資金計画の落とし穴

凰建設の森です。

本日は午前午後とも、資金計画。
家づくりの流れにおいて、
資金計画は最も重要です。

資金計画の成否が、
家づくり計画の成否を
分けると言っても過言では
無いと思っております。

だって、みんな予算オーバー
するでしょ?

予算オーバーには
2種類の予算オーバーがあります。

最初は、建築会社を決める前の
予算オーバーです。

次が、建築会社を決めた後の
予算オーバーです。

後者は精神的にきついです。

家づくりが嫌になる原因の
1,2を争うのが、建築会社を
決めた後の予算オーバーです。

なぜこういう事が起こるか。

今日はそんなお話を致します。

原因は至ってシンプルです。
殆どが、担当者の成績欲しさ。
もしくは経営難によるもの。

あー、最近契約が無くって、、、
あー、このままだと再来月に穴が、、、

みたいな状況は建築会社には
普通に起こります。

対応策も何も、契約を取るしかない。

そんな会社の事情だとは
つゆ知らず、その建築会社に
訪れたあなた。

建築会社側からすれば渡りに船。

何としても、あなたからの仕事が
欲しいわけですね。

そう思えば思うほど、
資金計画は弱くなります。

とにかく初期コストが少なく
見えるように、後回しにできるものは
どんどん削っていきます。

銀行さんへの保証料は、
最初に現金で用意しておくのが
トータルで一番安いのですが、
金利上乗せにすることで、
イニシャルコストを抑えられる。

新築で合わせて購入される
家具や家電はありますか?
なんて聞こうものなら、
資金計画の金額はどんどん上がる。

外構だって、要望を聞かずに
とりあえず最低限で50万円、、

そうやって資金計画を削っていくと
数百万円単位で安く見せる事が可能。

資金計画の際、客の要望なんて聞くな!

住宅営業の場ではよく聞かれる言葉です。
要望を聞かなければ、高くなることは
無いんですから。

そうやって潜在ニーズを
掘り起こさないまま資金計画を
進めれば当然安く見える。

とにかく建築会社を決める前に、
住まい手さんの口から家が高くなりそうな
言葉を出させなければ、勝ち。

高くなりそうな話は、建築会社を
決めた後にたっぷり引き出す。

そうすると、高くなったのは、
お客さんが要望を出したからですよ。

と言えるわけですね。

全部の要望を資金計画時に
聞き出しておけば、後からの
思わぬ出費というのは、
限りなく少なくできるんです。

住宅の購入に伴う、耐久消費財の
購入平均額は200万円です。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/FfQFHAPYT037yl

家具を買ったり家電を買ったり、
小物を買ったりしますよね。

建築会社からすると、
自分に払ってもらえるわけでは
ないお金になります。

しかし、
あなた視点で見れば、それも
住宅購入に伴い必要となるお金。

断熱材を入れるためのお金も、
家具を買うためのお金も、
みんなあなたの財布から出る。

つまり、建築会社からすると、
住宅購入に伴い必要となる、
各種の消費は全部、
あなたの財布の中身を取り合う
競合先という事になります。

余裕があるならいざ知らず、
ただでさえ予算がギリギリの
お客様に対して、そんな
敵に塩を送るような事をしたら
自分の会社を選んでもらえない。

だからそんな項目まで入れて
資金計画なんて普通はしない。

資金計画時の予算を見て、
ビビらない人はいないと思います。

だって、何千万円という数字が
並んでいるんですから。

恐らく今まで生活してきた中で、
見たことが無いくらいの桁。

だから、多くの方は、清水の
舞台から飛び降りるような
気持ちで資金計画後に、
建築会社を決めると思います。
申し込みをしたり契約だったり。

決めるの形態は建築会社により
様々だと思います。

しかし、資金計画の際に、
提示された金額が、そもそも、
上記のような事情で、ギリギリの
金額設定だった場合。

清水の舞台から飛び降りた崖下に
もう1段の舞台があったりします。

余裕があるのであれば、
何とか払うことも出来るでしょう。

しかし、全ての人には限界があり、
その限界の値はまちまちです。

既に1段目の舞台から飛び降りてる。

しかし、下には更に舞台があり、
これを飛び降りたら破産するのでは??

戻ってやり直すなら大損害。

みたいな状況になってしまうと、
家づくりは一気に楽しくなくなります。

それが資金計画の落とし穴。

この落とし穴が厄介なのは、
素人では何が抜けているのか、
何を抜かしているのかが気づきにくい。

資金計画のいい加減さは
なかなか測れないんですね。

だから、書籍で予習をしておいたり
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/tP8iNUY9lt4aar

他の会社の資金計画と
照らし合わせてみたり。

しておいた方がいいんですね。

住まい手の立場として理想なのは
資金計画時に貰った予算内で
家づくりがちゃんと納まりました。

ですよね。

しかし、世の中そんな事を
してくれる建築会社なんて
殆ど無いわけです。

資金計画がしっかりしてるほど、
他の会社よりも金額が
沢山に見えてしまうんだから。

恐らくうちなんて、
資金計画段階では
どこよりも高いかと。

しかし凰建設とて、完璧か
と言われると、そうでもない。

資金計画時の予算を超える
ケースだってある訳です。

資金計画時の予算を超える原因は
やはりヒアリング不足です。

それが起きるたびに、
ヒアリングシートが充実し
日々更新されてきました。

今現在、最新の状態で、
20ページ弱の枚数。
項目数は数百項目。

そこまでやっても抜けはある。

家づくりにおいて、
清水の舞台から飛び降りるのは
建築会社を決める時の
1回だけに越したことはない。

資金計画時に、自分たちの
要望は全部伝える事。

なるべく、資金計画時に、
計上してくれる費用の項目が
多い会社を選ぶ。

そして、資金計画の際の
鉛筆なめなめ感の少ない会社。

そんなところを選んでいただくと
落とし穴は回避しやすいのでは。

と思います。
どうぞお気をつけて。

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