こんばんは
クオホーム本田です。
本日は午前中は
新規のご来店。
お昼からは
「はじめての家づくり講座」
基本的な家づくりの話しから
耐震、性能、設計、
お金、資産運用まで。
満員御礼のご参加
ありがとうございます。
ご参考になっていれば幸いです。
次回は6月29日(日)の
開催です。
さて今日のテーマは
「家づくりにおいて
営業マンより設計者が大切」
という話です。
多くの方が、家を考え始めた時、
まずハウスメーカーの展示場へ行き、
営業マンと話をします。
そしてその営業マンを窓口として
家づくりを進めていくケースが
とても多い。
でも、ここが落とし穴です。
営業マンは「契約を取るプロ」であり、
「家を設計するプロ」ではありません。
もちろん中には建築の知識が豊富な
営業マンもいます。
でもその知識が実務に落とし込まれて
実際に反映されることはごく稀。
家は「売ること」より「つくること」が
何倍も難しい。
だからこそ、設計者がどんな人か?
設計者があなたの家をどう考えるか?
そこにこそ注目してほしいです。
例えば営業マンは
「収納が多い間取りにしましょう」
と言います。
でも設計者は
「動線とつながった収納にしないと
使いづらくなりますよ」
と伝えてきます。
営業マンは
「家族のつながりが大事です」と言い
リビング階段を提案してきます。
でも設計者は
「断熱性能や換気の考慮がないと
冬寒くて結局扉をつけたくなりますよ」
と指摘してくれます。
見えている世界がまるで違います。
私の実感では、営業マンが主導して
設計者に丸投げの家づくりになると
かなりの確率で失敗します。
「ここに窓があったら良かった」
「日当たりがこんなに悪いとは」
そんな住んでからの後悔が
一気に押し寄せてくる。
設計者が最初から打ち合わせに入り
ライフスタイルや敷地の個性を
読み取ったうえでプランすることで、
同じ予算でも「価値のある家」に
仕上がります。
設計とは、図面を描くことではなく
暮らしを設計すること。
ですので、営業マンの話より
設計者がどれだけ関わってくれるか?
ここを家づくりの判断基準に
していただきたいです。
実際、私のところに来られた方で
「ハウスメーカーで進めていたけど
設計の人が誰かも知らなかった」
というケースは少なくありません。
そんな家づくり、
不安じゃないですか?
誰が設計してくれるのか?
その人の考え方やセンスは?
それを確かめてから契約しても
全く遅くないです。
むしろ、契約前に設計者と
しっかり話す機会をもらえないなら
その会社で家を建てるのは
やめておいた方がいい。
それくらい、家づくりにおいて
「設計者の存在」は大きな鍵です。
ご参考に。
では、では。
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