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株式会社 マルト

築30年の家に訪問し改めて思う事

こんばんは!
マルトの澤田です。

昨日は下の子の遠足の
付き添いに

コロナ禍ですので、通常なら
バス遠足なのですが、
各家族それぞれ車で行く、
現地集合パターンです。

ほぼ、家族旅行(笑)

車で30分ほどの農園です。

3年ぶりぐらいかなと思い
ますが、前回とはかなり
違う印象を受けました。

それは私が変わったから

庭にはまり出した私は、明らか
に見る視点が変わりました

庭なんかこれっぽっちも
見なかったし、花の名前も
さっぱりわかりませんでした
が、今回はそっちばかりに
目がいってしまいました。

ただ、イングリッシュガーデン風
なので、ちょっと参考にならない
部分も多く、少し不完全燃焼。

コロナが落ち着いたら、
出来るだけ作り込まれて
いない、和庭園を見にいけ
たら良いなーって思いました

さて、今日は増築&リフォームの
ご依頼のあった御宅に現地調査
に伺いました。

「築30年で外壁の塗り替えを
 していないので、外壁の塗り
 替えもお願いしたい」

と要望がありました。
その時に私が話したのが

「やはり、ちょっと間空けすぎ
 たかと思います。
 外装の塗り替えだけではすま
 ないかも、、、」

決して脅すつもりは無いのですが
さすがにメンテナンスをしなさ
すぎかなと思ったんで、そのように
お伝えし、とにかく現地確認させて
頂く事にしました。

訪問して見てビックリ
その心配は杞憂に終わりました。

30年前に建てたお家は天下の
住友林業さんの家。

当時はまだ地盤調査は一般化
されておりませんでした。
2000年の品確法、2009年の
瑕疵担保履行法へて、今では
ほぼ義務化(厳密には義務化では
ありません)されていますが、
30年前は弊社もまだ取り組ん
でいない時期でした

しかしながら、このご自宅は
地盤調査の上、地盤改良もされ
たそうです。

これが全てではないと思いますが、
外装や内部を見ても、明らかな
構造的なゆがみやワレなどは
見受けられませんでした

外装はモルタル下地に塗装の
吹き付け。

何カ所かヘアクラックは
ありましたが、建物の歪み
から生じる構造クラックは
見受けられませんでした。

ヘアクラック付近を打診して
みましたが、明らかな反響音
の違いもなく、恐らく問題は
おこってないのではと思われ
ます。

防水としての効果はほぼあり
ませんので、このまま放って
おいては大変な事になります
ので、もちろん吹き替えの提案
をさせて頂きますが、外部に
シーリングもありませんので、
本当に何とかギリギリの線で
もっていると言う状態でした。

こういうお家を見ると改めて
選択する素材の重要さを感じ
ます。

30年もメンテナンス無しはやはり
まずいのですが、それでも
何とかもっているんですよね

これが、屋根が瓦でなく
カラーベストだったり、
外壁もモルタル塗りでなく
サイディングであったなら
間違いなく雨漏れの問題が
おこっていたと思います。

雨漏れしたら、そこだけの
問題にとどまらず、内壁や
屋根を一部解体し、場合に
よっては下地からの手直し
も必要になり、相当な金額
の直しになってしまいます。

そういった事にならない
ようにするのですが、そう
なると15年前後で屋根・壁の
塗り替え工事が発生します。

それも100万オーバーで。

それが10年毎に続くと考える
とやっぱり最初の段階から
外装は長持ちする事を必須
条件として考える必要が
あると思います。

安くて助かるのは今だけ

長い目で家の事を考えれば
もっと、家にかかるお金は
抑えられます。

しっかり作る事の重要さが
よくわかった30年目の現場
確認でした。

ではでは

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