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アティックワークス 株式会社

沈下した家

こんばんは!
アティックワークスの北川です。

本日から地盤沈下の補修工事を
行っています。

築40年で当時としては
図面など全部が揃っているお家でした。

お家の隣に擁壁がありまして、
高低差が生じています。

高低差の高い方にお家があります。
高低差がある方の外壁から
室内側に約2.5mの範囲までで
約4センチほど家が傾いています。

なので家に入ると、
窓際から2.5mくらいの範囲まで
グッと下がっているのが分かります。

冷蔵庫がありますが、傾きで
自動で扉が閉まってしまいます。

食卓もダイニングチェアに座ると
頭が傾いているのが分かります。

部分的に沈下しているこの状態を
不同沈下といいます。

この不同沈下の原因として、
高低差があり、そちらに建物が
押して行っていること、
当時、擁壁を作るときにその部分を
掘っている場所であることが
あげられます。

まぁ沈下するわな。
って感じの場所です。

ちなみにこのお家の並びの家も
沈下しているそうです。

なので、なるべくして
沈下しているのです。

高低差がある場合、
擁壁に力がかからないように
安息角というものを考えます。

しかし、ここでは考えられていません。

これにより、家が擁壁を押す力が発生します。

なので、深い基礎を作るか、
杭を打つなどしなければなりません。

でも40年前の当時は、
そんな時代ではなかったということですね。

今では、ちゃんと地盤調査しますので
地盤が悪いかどうかもわかります。

悪い場合は、地盤補強しますので、
簡単には沈下しません。

やはりここも地盤調査してみると
7mくらいまで地盤が弱い事が
わかりました。

なので、基礎の下にトンネルを掘って
新しく杭を打ちます。
↓ ↓ ↓
https://my159p.com/l/m/pKqfzXX7lPcsiy

そして、地盤補強を行い、
4センチの沈下も直す工事を
おこないます。

地盤は大切なので、
しっかり下調べして、
土地を選んでくださいね。

【今日の建築】
ポンピドゥーセンター(1977年)
レゾン・ピアノ
フランス・パリ
↓ ↓ ↓
https://my159p.com/l/m/7Gd5iY1hPcMaA1
(動画)
閉館イベント花火らしいです。

レゾン・ピアノは関空の設計をしています。
ポンピドゥーセンターは
フランスのパリにある国立近代美術館や
図書館などを含む複合文化施設です。
これから改修工事でリニューアルオープンは
2030年になるそうです。

それでは。

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