水戸工務店代表の小林弘典です。
今年もあと5日。
弊社の通常営業も今日までとなります。
明日はみんなで事務所や作業場の大掃除してお休みに入ります。
来年は1月6日からスタートです。
さて、今年最後のメルマガは補助金についてです。
令和6年度の補正予算で新築向けの補助金として、
子育てグリーン住宅支援事業が発表されています。
その中の新築向けの補助金として、
長期優良住宅にすると80万円
ZEH水準住宅にすると40万円があります。
この二つは、子育て世帯か若者世帯しか使えません。
しかし、今回の補助金で目玉になるのが、
すべての世帯で利用可能な、GX志向型住宅。
その額が大きく160万円の補助額となっています。
その分要件が若干厳しめで、
1. 断熱等性能等級6以上
2. 再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上
3. 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上
となっています。
1は断熱性能の強化、2は空調や給湯などで高効率の機器、
3は再生エネルギーなので、事実上太陽光発電、
以上の達成を求められます。
政策の発表前、この情報が出た政府関係者との会議では、
日本の住宅メーカーの主たる会社で組織されたが
住団連のメンバーが出席していました。
CMでもよく見るダイ〇ハウスは、
この要件に反対をしていたそうです。
鉄骨プレハブ住宅の限界、なんでしょうね。
そもそも真面目に断熱に取り込もうとすれば、
鉄骨だけは選べないですから。
鉄骨が悪いわけではないですよ。
大きなスパンを飛ばす倉庫などでは
大変有用ですし。
工場で造れて現場では組み立てるだけ、であれば、
工期も短くなり、手離れもいい、、、
作る側のメリットですが。
ただ、高断熱で結露やカビの無い
快適な住まいを作るには向いていない。
つまり住宅には向いていない、と私は考えています。
ダイ〇ハウスだけではなく、
他の鉄骨プレハブメーカーも同じでしょう。
住団連のメンバーが反対しているのに、
この支援事業を決めた国は、
珍しく本気だな、と思いました。
今まではハウスメーカーの言いなり。
政治献金の額も大きいですしね。
今までの慣習を違えても、温暖化対策に
取り組まなければならない段階まで来てしまった、
といってもいいかもしれません。
まだまだ燃料費、電気代は高騰していきます。
今から家づくりをする方たちは恵まれています。
省エネで快適な住まいをつくることが出来るのですから。
もちろん、当社の住まいは全ての基準を
楽々クリアーしていますのでご安心を。
2024年最後のメルマガをお読みいただき、
ありがとうございました。
また新年から よろしくお願いします。
それでは良いお年をお過ごしください!
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