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凰建設 株式会社

成功するか?手の届く戦略

凰建設の森です。

本日は検査、検査、打合せ。

岐阜も少し北上すると、
まだ雪がいっぱい残ってます。

さて、本日の話題は、
業界として何度目に
なるであろうチャレンジ。

「高性能を手の届く価格で」
についてです。

高性能住宅、いいのは
分かっているけど、高い。

それは家づくりを考えている
全ての住まい手にとって、
それなりに重くのしかかる
命題になってきているかと。

高気密高断熱ができて以来、
数多くの、高性能住宅を
手の届く価格で、という
戦略の商品が発売されてきました。

高性能住宅に対する市場の
要望としては、「量産」「低価格」
が大きいかと思います。

量産を応えたのは一条工務店さん。

量産と低価格の両方を
市場の求めるバランスで、
まとめられた会社は、まだ
無いと言っても良いかも。

しかし、建築会社側としたら
そこはブルーオーシャン。

チャレンジする会社は定期的に
登場してきます。
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/6Rml8QN7q7Cj4N

この挑戦の行く末はどうなるか、
見守りたいと思いますが、
性能とコストのバランスだけで言えば
数年前のこちらの方が上
↓     ↓
https://ohtori1.com/l/m/M02asNHZl5L5ER

ですが結果は、、、
私も少し関わらせていただきましたが
力及ばず、、、

これは非常に難しい問題ではありますが、
恐らくこの路線で商品開発をしても、
日本全体はあまり豊かにはなりません。

ただでさえ家余りのこの状況において、
今から建てるのであれば、性能一点張り
の建物ではなく、性能も勿論確保した
長く住める優良なストックとしての住宅。

これが求められています。

もう10年以上も前のレポートですが、
当時からそう言われてきております。
↓      ↓
https://ohtori1.com/l/m/XyH7ylXbcxewyu

土地が高いから安普請な建物しか
建てられないんです。

という言い訳で、粗悪な建物を
作り続けてきた結果、更なる
土地価格の上昇を招き、安普請が
どんどん蔓延る悪循環。

そうやって自分の世代も、
後の世代も貧しくすることに
日本人はせっせと努めてきました。

社会を拡大する方向で考えて
良かったのは、今の60代まで。

これからの日本は如何に
縮小する社会に適合するか。

土地を買って家を建てた後に、
ご夫婦二人の実家を相続して
3軒の家の面倒を見ていくなんて、
ざらにある話です。

お互いの実家が近ければ、
まだいい方です。

熊本の奥様、秋田のご主人が
春日部で家を建てたけど、
色々あって二人の実家を
相続してしまったなんていう
事態が起きたらたいへんです。

※架空の話です

人口縮小社会において、
家や土地を沢山持っているのは
なかなかのリスクになります。

これから建てるのであれば、
実質的に100年住める
性能を持つ住宅を。

断熱さえ良くても、
耐震さえ良くても、
数十年で取り壊される家では
ますます日本は貧しくなります。

手の届く価格戦略。
行く末は見守りますが、
それで本当に日本は
良くなるのかなぁ。と
いつも思ってしまいます。

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