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クオホーム

庭は「完成させない」のが正解です

こんばんは
クオホーム本田です。

本日は午前中は
設計の最終確認打ち合わせ。

少し予算は超えましたが
オーナー様もご納得で
よかった。

その後は外構打ち合わせで
現地に立ち、お庭まわりの
植栽配置やアプローチの動線を
オーナー様と一緒に
見ていました。

夕方からは設計中の
図面チェック。

夜は工務店仲間と
zoomで情報交換。

さて本日は「庭」の話。

家づくりをされる方の多くが
外構や庭を後回しにしがちです。

建物に予算を使い切って
「庭はあとで」となる。

これはよく見る流れです。

ただ正直に言うと
庭を後回しにした結果
住み始めてからずっと
モヤモヤしているご家族は
少なくないです。

では、どんな庭が正解か。

私の見解を言います。

「最初から完成させない庭」が
長く好きでいられる庭に
なります。

どういうことか。

完成直後に
全部ピシッと整いすぎた庭は
数年後に一気に
古く見える事があります。

デザイン石材を並べて。
人工芝を敷き詰めて。
シンボルツリーを
1本だけ植える。

見た目はきれいです。

でも住みながら
手を入れる余地がない。

変化しない庭は
どこか飽きが来るんです。

私がお勧めするのは
「育てる庭」という発想です。

最初は骨格だけを作る。

地面の高さを整えて。
水はけを考えた土にして。
アプローチの動線を確保して。

そこから先は
住みながら少しずつ
足していく。

植物はとくに
その最たるものです。

最初から大きな木を
何本も植えるより
小さな苗木を
住み始めてから
自分たちで選んで植える。

毎年少しずつ育つ木を
窓から眺める暮らしは
完成写真では絶対に
写せないものです。

家族の記憶と一緒に
木が育っていく。

これは住んでみないと
分からない豊かさです。

ここで設計の話を一つ。

庭が「育てる庭」になるかは
建物の設計段階で
ほぼ決まります。

庭に向く窓の位置。
軒の深さ。
庭に出るための動線。
デッキの高さと奥行き。

ここを最初にきっちり
考えないと
庭があっても
家の中から見えない。

出るのが面倒になる。

結果、庭が
草だけ生えた場所に
なってしまいます。

これは庭の失敗ではなく
設計の失敗です。

庭と建物は
切り離して考えない事。

建物の中から
庭がどう見えるか。

季節ごとに
光がどう入るか。

雨の日でも
縁側から眺めたくなるか。

ここまで設計の段階で
想像しておく必要があります。

もう一つ大事な話。

庭の予算をどこに
使うかという問題です。

見た目の派手さより
まず地盤と水はけに
お金を使ってください。

土が悪いと植物は育たない。
水が溜まると根腐れする。

仕上げ材より
下地にお金をかける。

これは建物と全く同じ
考え方です。

小さな庭でも十分です。

1本の木。
少しの土。
植物の鉢を置ける場所。

それだけで
暮らしの豊かさは
大きく変わります。

庭は完成した瞬間が
ゴールではありません。

住みながら育てていくもの。

そういう庭を持てると
家への愛着は
時間とともに深まっていきます。

完成写真より
5年後の庭の方が
ずっと良い。

そんな家づくりを
目指してほしいです。

ご参考に。
では、では。

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この記事を書いた人

本田 準一

クオホーム(兵庫県姫路市)

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