会員登録・ログイン パートナー企業申請
ロゴ
クオホーム

居場所のない家は、間取りが整っていても失敗

こんばんは
クオホーム本田です。

本日は見学会。
ご参加頂いたみなさま
ありがとうございました。

さて今日は
「家事導線よりも大切な空間づくり」
について。

ネットや雑誌を見ていると
「家事動線」や「収納率」
「回遊性のある間取り」など
よく目にします。

もちろんそれも大事です。

ただ、「本当に豊かに暮らす家」
というのは、そこには載っていない
「居場所の設」にあると断言します。

例えば、家族で同じ空間にいるけど、
それぞれが違うことをしている。

リビングの端に
ちょっとこもれるカウンターがある。

キッチンの横に
窓際で本を読めるベンチがある。

階段下のスペースに
子供がちょっと遊べる秘密基地がある。

どれもネットには
「標準解答」としては載っていません。

でも、こういった
「ちょっとした居場所”の積み重ね」が
「この家、落ち着くなぁ」
「この空間、好きやなぁ」っていう
感覚につながっていきます。

これって、
単なる「間取り」の話ではありません。

家事導線は確かにラクに
なりますが、それだけでは
「居心地のいい家」はつくれません。

私がこれまで関わってきた家でも
居場所を丁寧に考えた家は、
オーナーさんの満足度がやっぱり高い。

設計のプロとして断言できることです。

間取り図に表れない、
「居たいと思える空間」を
どう組み込むか?

それができるかどうかで
家の価値が変わります。

で、よく聞かれるのは
「居場所って、どうやって見つけるんですか?」
という質問。

正直、これこそ「経験と観察」です。

家を計画中の方で家族で
「階段のある家」に
住んだ事がない方のが
圧倒的に多い。

階段がある家で子育てを
した経験がある方は少ない。

経験値は圧倒的にすくない。
そこをどうカバーして
オーナー様に新しい暮らしを
提案する事、想像してもらう
事ができるのか?が設計者の
提案力や説得力だと思います。

住まい手の暮らし方、
性格、生活時間、
どんな瞬間にホッとするか?

そういった情報を引き出して
具体的な空間に落とし込む。

これはAIにもできませんし、
設計ソフトでもできないことです。

空間は線で描くものではなく、
人の気配でつくるもの。

この考え方を持っておくと、
誰かの成功事例のコピーではなく、
自分たちだけの暮らしに合った
「唯一の居場所」をつくることができます。

間取りの「正解」は一つじゃないけど、
「納得解」は必ず見つかります。

それを一緒に探してくれる
パートナー選びが重要です。

ご参考に。
では、では。

来週末も完成内覧会開催中です。
https://m.quohome.com/l/m/5SukZZUmipfpee

続きを読むには会員登録が必要です。

無料会員登録で、限定コンテンツ読み放題!