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家づくりの羅針盤

2021年9月23日

こんばんは。
HAND-WORK HOUSE
田村建設の田村です。

この連休はとても良いお天気で
わが家では昨晩がお月見となりました。

飾りのススキを探したのですが
意外となかなか見つけられず
苦労してしまいました。

昔はどこにでも生えていた
気がするのですが、
これも時代の変化でしょうか。

でも、時代は変わっても
お月見の夜に家族で食べる
お団子はやっぱり美味しかったですね。

さて、今日のお話は
【家づくりの羅針盤】について。

家づくりを始めると、
あれもしたい、これもしたい、
希望がたくさん出てきますよね。

熱心に家づくりを勉強される方も増え、
とても知識のある方もいらっしゃいますが、

その一方で、
YouTubeや
インスタグラムをみていると
これがいいらしい!とか
これでなくちゃダメみたい!

なんていう情報もたくさん出てきて
何が正しいかわからなくなってしまう方も
たくさんいらっしゃいます。

そんな迷いにはまってしまう時に
頼りになるのが、

【家づくりの羅針盤】です。

家づくりの最終目標は
「家族が末永く幸せに過ごせること、
 そこにたくさんの思い出が生まれること」
だと思います。

そのためには
どんな形にしたいか、とか、
性能値をいくつにしたいか、
ではなく、
【どんな暮らしをしたいか】
【どんな家族の姿になりたいか】
を大きな軸として持っていくことが
大切です。

昨日、
設計事務所プレゼントデザインの
川端さんがメルマガで
書かれていたのですが、
【家づくりの方針を3つ決める】
という方法が
とても分かりやすくて
おススメです。

例えば、川端さんの事例では

・ビルトインガレージ
・2階リビング
・リビングに併設のデッキ

という具体的な3つの羅針盤が
あげられていました。

これはきっとお客様が
自分たちの【理想の暮らし】を
かみくだいて見つけられたもの
だと思います。

そこまでかみ砕けていなくても、
例えば、

・冬でも半袖
・庭で草花を育てたい
・家族で一緒にご飯を食べる

などでもいいと思います。

この羅針盤から、
温熱性能をしっかりすること、
外と中がつながっていくような暮らし、
食事をすることを大切にしたい
など【理想の暮らし】が、
浮かび上がってきます。

こんなヒントをもらうと、
設計者としては、
庭と家をつなぐデッキがほしいかな、
とか
庭の草花を眺められるダイニングがいいな
とか
いろんなアイデアが浮かんできます。

方向性を分かりやすく絞ることで、
コストとの調整などで
大事なものが欠け落ちてしまう
ことを防げますし、
迷った時も大事なことは何かを
再度確認しながら
進んでいくことができるんですね。

家族の道しるべとなる、
【家づくりの羅針盤】
ぜひ家族で話し合ってみて下さいね。

参考としまして、
僕もこのお休みに読んだ本なのですが、

一級建築士YouTuberの
げげさんの書かれた
「後悔しない家づくりのすべて」
をお勧めします。

ハウスメーカーや建売の家も含めた
一般的な住宅をベースに書かれているので、
高気密・高断熱ベースでは
少しずれを感じるところもありますし、
僕と考えの違う所もあるのですが、

家づくりに臨む際に必要な心構えや
お金の話について、
とても分かりやすく書かれています。

難しい数字も出てきませんし、
家づくりの入門書として
とってもいいと思います。

ご興味のある方はぜひ、
手に取ってみて下さいね。

それでは、楽しい家づくりを!

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