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クオホーム

地味だけどスゴイ「苔」の話

こんばんは
クオホーム本田です。

午前中は新規のご相談。
他社で図面を書いてもらった
けど何か違うんですよね。。。

っていう話から始まりました。

でも、帰る頃にはすっきりして
もらえました(笑)

今週末の見学会にも
ご来場予定です↓
https://m.quohome.com/l/m/VewKUw0Uif0BUP

さて本日は苔について
改めて調べてみました。
https://m.quohome.com/l/m/jvXix204B0YuS6

苔、実に興味深い。

最近オーナー様からも
「植栽」の話はよく話題に
出てくるのですが、その中でも
密かに注目されてるのが「苔」

苔って、地味で扱いづらそう。

そんなイメージを持ってる方が
多いですが(私もそうだった)
実は家との相性もよく、
しっかり使えば“手間を
減らしながら美観を保つ”
優秀な庭のパートナーになります。

まず、苔の最大の特徴は
日陰でも元気に育つこと。

北側のジメジメした部分や
他の植物が育ちにくい場所でも
苔ならしっかり根付いてくれる。

つまり、使いにくい場所を
「魅せる場所」に変えてくれるわけです。

あと、意外と勘違いされがちですが、
苔ってそこまで水を欲しがりません。

「常に濡れてないといけない」
と思ってる方が多いですが、
実は乾燥にもある程度耐性があります。

それに、苔って見た目にも
「経年変化」を楽しめる素材。

建物が年月と共に味わいを
増していくように、苔も
時間とともにゆっくりと広がり、
表情を変えていきます。

これはタイルや砂利にはない魅力。

高木、中木の華やかな
庭もいいですが、余白のある
空間にスッと苔があるだけで、
その場所の空気が変わります。

私は設計に関してはもちろん
庭までしっかり提案したい派なのですが、
苔はその「余白の演出」に
ぴったりな存在。

ただ、苔なら何でも
いいわけではなさそう。

種類によっては乾燥に弱く、
すぐに茶色くなってしまうものもあります。

たとえば、庭に敷くなら
「ハイゴケ」や「スナゴケ」などが
比較的育てやすい。

日当たりや風通しの具合によって
種類を使い分ける必要があるので、
設計段階からの計画が重要です。

個人的には、外構の予算が
なかなか取れないケースでも、
一部に苔を使って雰囲気をつくるのは
とても賢い方法だと思っています。

安価で、和洋問わずに合う。

そして、自然素材とも相性が良い。

建物のデザインがシンプルでも、
足元に苔があるだけで
グッと設えの印象が良くなります。

地味に見えて、実は奥が深い苔。

これは設計者としても
もっと活用していきたい
素材のひとつです。
※強制はしませんので(笑)

ご参考に。
では、では。

追伸
「苔庭」ってワードで
youtubeを検索すると
苔系youtuberが出ます。
参考になるので検索
してみてください。
面白いですよ。

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