凰建設の森です。
本日は雨。
そんな中でのご来場
ありがとうございます。
お昼からは建てさせて
頂いた家に空調換気の
点検の為訪問。
この猛暑の中で、
netatomoのデータが
色んなことを教えてくれる。
気になるところがあると、
聞いてみたり訪問したり。
2021年モデルのエアコンの
優劣も大体把握できました。
ご協力いただけるお施主様には
感謝しかありません。
さて、今日の話題は、
本日お越しになられた
お客様のお話です。
土地を探しているというご夫婦。
聞くと、奥様の実家の隣に
いい感じの分譲地ができる
計画とのこと。
その土地を買うかどうかを
迷っておられるとのこと。
断熱気密、メンテナンス等
後でお金がかからないような
家づくりをしたいと、
おっしゃっておられました。
家づくり、と言うと、
殆どの方が「新築」
を検討する所から入る。
勿論、夢のマイホームなので
どういうものにするかは自由。
私たち建築会社も、新築が
最も安定して利益を得られる
仕事になりますので、新築を
したいと言われている方には
新築を勧めたいものです。
しかし、新築を建てる事が、
必ずご家族の幸せにつながるか
どうかはまた別な話です。
奥様のご兄弟はみんな遠くに
住んでおられるとのことで、
奥様の実家は数十年後には
ご夫婦で管理することに。
今、土地を買って家を建てると、
実家の相続後は、実家の分と
新しく買った土地の分、両方の
固定資産税を払い続ける事に。
土地を買いたいという方には、
そのご夫婦が将来相続する
可能性のある不動産の状況を
聞くようにしております。
大昔は、家屋敷を相続することは
お金持ちの証みたいな感じでした。
しかし、今となっては、
不動産を相続するのはリスク。
自分が管理する不動産は、
少なければ少ないほどいい。
そういう時代です。
ご実家の建物はそれなりに大きい。
そして2階は全部空いている。
夫婦が新しく土地を買って
小さめな家を建てる金額と、
ご実家を2世帯住宅に
耐震断熱フルリノベをする
金額を比べると、
後者の方が安く上がりそう。
そして後者の方が、今後、
一族として払い続けるお金は
格段に少なくなります。
更に後者の方が、ご両親も含め
暖かく涼しい暮らしができる。
補助金だって、今の時代、
新築よりもリノベの方が
沢山出てきます。
この家余りの時代、新築を
建てるよりも、リノベを行い
良質ではない家を良質な物に
変えて行った方が社会の為にもなる。
国だってそういう風にしてほしい。
しかし、リノベはまだまだ少ない。
なぜか。
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